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市民活動がつなげる 新しいコミュニティ [2008年08月31日(Sun)]
 私事(わたくしごと)ですが、今年の8月8日(北京五輪の開幕日)で、結婚10周年を迎えました。その間、5歳になる子を頭に、3人の子宝にも恵まれました。
 結婚以前も含めて13年間、海外勤務等の一時期を除いて、東京都大田区に在住しています。縁もゆかりもなく、親戚もいない土地ですが、こうして暮らしてこられたのも、市民活動によるコミュニティのお陰であると思っています。
 大田区、正確にいうと、蒲田に住むようになったのは、大学3年生になる前の春休みからです。大学のキャンパスが、3年生から港区の三田に移るのを機に、通うのに便利な蒲田に住むようになったわけです。
 その後、結婚や転職、子どもの誕生などを機に、住み替えてきましたが、すでに土地勘がつき、帰省に便利な羽田空港への近さも手伝って、蒲田の中で転々としてきました。

 もっとも、住まいの便利さだけで、ずっと住み続けているわけではありません。同じ土地に住み続けるうえで重要なのは、やはり人のつながりではないでしょうか。
 大学に通って、会社に勤めて、というだけでは、なかなか地域に知り合いはできないものです。子どもが生まれると、児童館や保育園などで知り合いもできますが、基本的に同世代の知り合いが中心になります。

 私の場合は、2000年に大田区長期基本計画審議会を傍聴したのがきっかけで、市民活動をやっている人たちと知り合い、地域に知り合いができました。その後も、自分自身、区の諮問機関の公募委員を務めるなどしたことで、さらに知り合いが増えていきました。
 子どもが保育園に通うようになり、同世代の親仲間も増えましたが、市民活動の場合は、得意分野も年齢層もバラエティに富んでいる点が異なります。

 私は、田舎の生まれで、遊び場といえば野山や田畑だったので、東京のように公園や児童館で遊ぶという体験がありません。いずれ子どもが通うであろう、区内の小中学校についても、何のイメージもありません。
 そういった部分を助けてくれるのが、市民活動で知り合った、自らも区内で生まれ育ったり、子育てしたりした経験をもつ先輩たちです。

 8月23日(土)は、市民社会パートナーズが入居する、協働オフィス「ぷらっとホーム大森」の夏のイベント「ぷらっとビアガーデン」でしたが、大田区の市民活動の仲間たちに、子育て相談などに乗ってもらう機会にもなっています。
 市民活動をやっている人は、学校や地域への関わりも熱心であるため、詳しい情報が得られるのもありがたいところです。

 地縁でつながる自治会のような「地域コミュニティ」に比較して、関心でつながるNPOなどを「テーマコミュニティ」と呼んだりします。
 しかし、「テーマコミュニティ」であっても、一定の地域を対象としている場合は、安心・安全に地域で暮らすための助け合いの関係となり、地域に自分の居場所ができるという意味で、「地域コミュニティ」の一つのあり方であるといえます。

 私が専門とする、地方自治体の協働政策ですが、「協働」とは、同質的な「共同体(コミュニティ)」と同義ではなく、むしろ反対に、異なる主体が協力し合うことを指します。
 市民の行動や価値観が多様になり、従来の「地域コミュニティ」が縮小したからこそ、新たな小さな「テーマコミュニティ」が生まれ、異なるコミュニティ同士が接するところで「協働」が生まれているのだと思います。

 私が任期付職員を務める千葉県四街道市の「みんなで地域づくり指針」でも、市民活動によって、地域につながることを描いています。
 地域で安心・安全な暮らしをするためには、多様な入口があることが重要です。その意味で、見知らぬ土地に移住してきた人にとっては、関心でつながる仲間と知り合うことが、まずは地域につながる第一歩となるでしょう。
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コメント
こんにちは。 初めておじゃまします。

蒲田は 私が抱いている東京のイメージとは違い、住み心地の良さそうな街ですね。
今は、隣人の顔が見えないお付き合いしかできにくいのが現状です。 地域のために活動されている姿勢は素晴しいと思います。

コミュニティがしっかり成り立っている地域では 犯罪や孤独死などもおこらないのではないでしょうか。。自分たちの暮らしの安全にも直結してきますよね。

これからも地域のため、ひいてはご家族のために、活動頑張ってください・・



Posted by: みゆーら  at 2008年10月09日(Thu) 15:44