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四街道市の地域交流センター建設 住民投票実施へ [2007年11月10日(土)]
 私が任期付職員を務める千葉県四街道市で、10月25日(木)、市政に衝撃が走りました。市民により直接請求されていた、地域交流センターの建設の賛否を問う住民投票条例が、市議会で可決されたのです。
 大きな理由の1つは、計画策定にあたっての市民参加が不十分であったというものです。4月に市民参加条例を施行したばかりの四街道市で、その意味することとは?
 地域交流センターは、四街道市がまちの顔づくりに取り組んでいる、都市核北周辺地区都市再生整備計画の一部として整備される、生涯学習の拠点施設です。地上4階、400席の小ホールや市民ギャラリー、市民アトリエ、音楽スタジオ、国際交流室などを持つ施設です。
 都市再生整備計画全体の事業費は35億円で、うち12億円を国のまちづくり交付金を受けて取り組むことになっています。地域交流センターの事業費は21億円です。

 9月、その地域交流センターについて、有権者50分の1以上の署名によって条例制定を求める、地方自治法に基づく直接請求の仕組みを使い、「四街道市における地域交流センターの建設の賛否を問う住民投票条例」の制定が請求されました。有効署名数9,142筆。四街道市の有権者数の約13%に当たる数字です。
 その条例が、10月の臨時議会にて審議され、最終的に、12対9で可決成立しました。条例により、住民投票が実施されることになります。

 市民が条例制定を求めた理由の1つは、文化センターという類似施設が、隣接地にあり、その利用率が低いというものです。
 それに対し、市は、文化センターのホールは1,000席規模の大ホールで、地域交流センターの小ホールとは用途が異なる、また、文化センターの利用率も、近隣市の類似施設と比較しても低くはないとしています。

 また、もう1つの理由は、市民参加が十分に行われず、十分に周知もされていないというものです。
 これについても、市は、4回のアンケートのほか、市民102名(延べ350名)が参加する7回のワークショップなどを行ったこと、市政だよりでも20回以上掲載したこと、また、何より市議会で、基本設計や実施設計の予算が承認されてきたことを説明しています。

 どこまでやれば市民参加が十分といえるのか、という基準は難しいものです。四街道市では、この4月から市民参加条例を施行していますが、条例に定められた手続きを行ったか、というのが1つの客観的な基準になるといえます。
 その意味で、地域交流センターの建設を話し合っていた当時に、市民参加条例が存在していて、ワークショップやアンケートを条例の定める市民参加手続として行っていたら、住民投票の実施には至らなかったかもしれません。

 今回は、住民投票条例が成立したことで、市民の代表である市議会が、市民参加は不十分であった、との判定を下したことになります。

 それにしても、(任期付職員の立場を離れて)ハタ目から見ると、有権者の50分の1(2%)は楽々クリアとはいえ、13%の署名数で直接請求された条例が成立するというのは、全国的に見てもあまり例がないのではないかと思います。
 四街道市の場合、現在の市議会(来年2月で任期満了)はほぼ半々に割れており、実は、今年の3月議会でも、地域交流センターの実施設計を含む予算が13対9で承認され、「地域交流センター建設を凍結する決議」も同数で不採択となっています。
 今回は、この数字がほぼひっくり返った格好です。

 これまで建設を認める判断を下してきた市議会が、住民投票の直接請求を受けて「待った」をかけたということは、市議会も不十分であった、と自ら認めたことを意味します。

 いずれにせよ、12月9日(日)、地域交流センターの建設の賛否を問う住民投票が行われます。
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» 反対するってどういうことなのか from 四街道一人歩き
明日地域交流センターを巡って住民投票があるのですが
これがなかなか難しい。
賛成の立場の人は理屈は通ってる... [ReadMore]
Tracked on 2007年12月08日(土) 21:26

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コメント
今回の地域交流センター建設については、仰せのとおり議会でも予算等について可決をされたものです。
では、なぜ急に住民投票の士気が高まったのか?
理由は簡単です。
今年の2月に議員達は自分の選挙があるからです。
世論に乗るような形で税金の無駄遣いを強調し、市民のほとんどに無用な意識を与えることによって、彼らは四街道市のために一生懸命考えているんだというアピールをしているだけです。
当選してしまえば、住民投票の時に市長派から翻った議員がまた何事もなかったかのように市長派になります。
四街道市議会議員の中には公務員時代に懲戒免職をされたもの(傷害事件)や同和絡みの土木業者の営業をしていて各官公庁を脅しまくっていた輩もいます。そんな汚い過去を背負った人が本当に市民の代表でいいのかと疑問がたくさんあります。
Posted by: 市民  at 2008年01月25日(金) 01:16

市民参加条例の市民案作成に関わったものの一人としてメールさせていただきます。市民案ができ市長との意見交換会の折、地域交流センター建設は、大変大きな事業でもあり、条例に基づく市民参加の手法をとる必要があるのではないかと発言しましたが、市長には全くその意思がなく残念でした。庄嶋さんがおっしゃる4回のアンケートもわかりません。交流センターに関するアンケートは国交省で定められたものだけではないでしょうか。市政だより20回掲載も、何をもって20回とおしゃるのかわかりません。全体計画が1回、アンケート結果が1回、交流センターに関して1回だったように思います。情報発信の難しさも確かにありますが、私には市民参加がアリバイにしか使われておらず、私たちがめざした市民参加ではないように感じられてなりません。
Posted by: 大谷順子  at 2007年11月28日(水) 18:56

四街道では今プロ市民の方々が
暗躍しています。
はっきりいって賛成で終わったとしてもこの傷跡は浅くはないでしょう。
四街道の自治に付け入らせる隙をなくすため今後も毅然とした行政を強く望みます。
Posted by: 四街道!  at 2007年11月28日(水) 15:23

四中、セイコーの移転後、市の中心部で、最もにぎわう地域にどのような施設ができるのか興味もあり、楽しみにしていました。市政だよりにも何回も出ていたし、地域交流センターに、期待していました。
関心のある人は、ちゃんと見ていると思います。

今回の騒動で残念なのは、交付金申請にいたるまで、この計画は議会で何度も審議され、可決し、ここまで進んできた事業なのに、なぜ、ここで住民投票??なの??
「住民投票を求める署名」運動の際も、税金の無駄遣いだとか、住民税が上がるだとか、見過ごせない語り口調で、説得されましたが、落ちついて考えれば、つじつまのあわないことも多い。
約2000万もかかると聞いている住民投票の費用も勿体無い。

一部の人達の施設のようにも言われていますが、音楽も美術もみんなが楽しめるものだと思います。本格的な音楽ホールや美術ギャラリーが身近にできて、子供たちがアコースティックの演奏の美しさを体感したり、美術作品を鑑賞できることは素晴らしいと思います。
行政として、何にお金を使うか、大事なことだと思います。安全な道路、福祉施設、も大事ですが、こうした文化芸術育成のための施設も必要なものだと思います

Posted by: たれめ  at 2007年11月20日(火) 22:58

経緯は全く分かりませんが、なにやら難しそうな事情がありそうですね。住民投票にかかるコストの数分の1で、かなりの市民との直接対話の場がつくれるのではないかと考えてしまいます。
Posted by: IMAI Kunito  at 2007年11月12日(月) 18:02