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調査報告「市民参加条例の評価・検証システム」 [2007年03月30日(金)]
 私の古巣、NPO法人東京ランポが3月27日に発行した、『季刊まちぽっと』10号の特集は「市民参加条例の評価・検証システム」です。調査報告を、私が執筆しています。
 市民参加条例は、自治体の行政活動に市民が参加するルールを定めた条例です。今回の調査では、市民参加を実施するのに精一杯で、評価・検証が十分でない実態が見えてきました。そんな現状を踏まえて、今後整備すべき評価・検証システムのあり方を提案しています。
 特集パート1は「やるだけじゃダメ!条例を検証する仕組みを持とう」です。
 首都圏(東京・埼玉・千葉・神奈川)の9市町(西東京市、狛江市、和光市、小金井市、宮代町、浦安市、白井市、吉川市、海老名市)の市民参加条例を対象に、どんな評価・検証システムがとられているかを分析しています。
 どんな流れで、どんな主体が評価・検証を行い、どんな表現による、どんな文書が作られるのかという「評価手順」の視点、また、どれだけやったか(アウトプット=活動指標)、どんな影響や変化がもたらされたか(アウトカム=成果指標)という「評価項目」の視点、この2つで分析しています。
 そのうえで、今後整備すべき評価・検証システムを提案しています。

 特集パート2は「条例の効き目は?各自治体の評価結果を見る」です。
 狛江市、和光市、宮代町の条例について、実際に、評価・検証結果をまとめた文書の内容を見ながら、審議会等の質的な面をどう評価しているか、市民参加の実施機会は増えたのか、参加する市民を増やす方策をどう打ち出しているか、条例改正に向けてどんな提案が出ているか、といった点を確認しています。

 市民参加がどんな成果を挙げているのか?これが説明できないと、市民参加への理解はなかなか広がりません。説明のためには、しっかりした評価・検証システムが必要です。
 市民参加条例をすでに制定・施行している自治体、現在策定中やこれから取り組む自治体の市民・議員・職員の皆さんには、ぜひご一読いただければと思います。

 なお、Q&A方式でまちづくりの基礎を学ぶ「これに注目!Think Pot」のコーナーの記事、「自治時代の条例 自治基本条例/市民参加条例/協働条例の違いと関係」も、原文は私が作成しましたので、合わせてご覧ください。

<正誤表>
22ページ 図2.市民参加条例の一般的な規定内容
 誤:公聴会議型
 正:広聴会議型

NPO法人東京ランポ 『季刊まちぽっと』 http://www.la-npo.org/shucho/kikan/kikan.html
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