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開業から半年の決算 ぼちぼちやっています [2007年03月20日(火)]
 先日、確定申告をしました。市民社会パートナーズを開業したのは、昨年7月1日でしたので、事業収入・所得については、ちょうど半年分の経営成績ということになります。
 個人事務所(自営業)ですので、法人のように会計情報を公開する義務はありませんが、市民社会の担い手となるファシリテーターの起業をおススメする立場から、特に同年代の皆さんに向けて、参考までにお教えします。
 2006年7〜12月で、売上は約330万円でした。私のようなコンサルタント的な仕事の場合、身ひとつで稼いでおり、出費が多いのは旅費交通費くらいで、事務所も「ぷらっとホーム大森」の月2万円の家賃ですので、経費はあまりかかりません。開業時だけにかかる経費もありますが、差引金額(企業で言う営業利益)は約250万円でした。
 売上の内訳は、通年でファシリテーターとして関わった仕事が約150万円、まとまった講師業として、(社)日本経営協会の講師が約90万円、大学の非常勤講師が約35万円、調査研究として、NPO法人東京ランポの市民参加条例研究が約25万円などで、その他は、スポット的なファシリテーター、アドバイザー、講師、執筆など、というところです。

 サラリーマンなら冬のボーナスが2ヶ月分もらえますので、半年の差引金額を8ヶ月で割ったとすると、月給(税引き前)約30万円のサラリーマンくらいの稼ぎだったことになります(さすがに退職金は計算に入れていませんが)。
 「苦労しているのね」と思われるでしょうか、それとも、「意外と稼いでいるのね」と思われますか?
 もとより大儲けするのが目的ではありませんが、地面の値段が高い東京で生活するうえで、いちおう食べていける程度の稼ぎにはなっています。(愛妻からも、合格点が出ました。)

 私の場合、前職の「NPO法人東京ランポ」時代から培ってきたスキル、顧客、評判がベースにあるため、全くゼロから起業するのと違って、幸いすぐに仕事に恵まれました。
 また、愛妻も定職についているため、起業の際には、一種の保険になりました。
 他人の軒下で本意でないことをやるのでなく、自分で思う存分やってみたい方は、ある程度のスキルを磨いたうえで、それなりのリスクヘッジをして、ぜひ起業されるとよいと思います。

 特に、参加・協働ファシリテーター、まちづくりコンサルタントなどを選ばれる方は、私の事例を参考にしていただけると幸いです。
 この分野は、規模が大きな会社だから仕事の質が高いという商売ではありません。普段着の市民の「熱意」と付き合う仕事ですので、むしろ、小さくとも、自分らしく自由な気持ちでいる方が、よい仕事ができると思います。
 どんどん参入していただいて、全国各地で市民社会を豊かにする仲間が増えてほしいと思います。
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