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2018(平成30)年5月 活動報告 [2018年06月09日(Sat)]
 2018(平成30)年5月の活動報告です。
 「地域づくり」という言葉には、ボランティアによる助け合いとビジネスによる地域活性の両方の意味合いがあります。市民活動や協働に関する施策は、主に前者の意味で「地域づくり」を取り扱ってきましたが、人口減少、少子高齢といった縮小しつつある社会においては、むしろ、前向きな目標を掲げて地域としてどう稼ぎ、助け合いに必要な財源を生み出していくかが大事になっています。
 減少する国内人口に対して、逆に急増しているのがインバウンド(外国人旅行客)です。2013年に1,000万人の大台に乗って以来、2017年には2,869万人となり、政府も2020年の4,000万人、2030年の6,000万人の目標値を掲げています。国内人口の1人当たり年間消費額124万円は、外国人旅行客が1回の訪日旅行で消費する額(15.6万円)の8人分に相当するとの観光庁の試算もあり、国内人口減のショックをインバウンド増でいかに和らげるかが地域づくりのポイントになると考えられます。
 もっとも、インバウンドを地域に引き込むには、その消費を満たす財やサービスを生産する人手が必要になります。外国語案内、WiFi、キャッシュレス決済といった観光インフラの整備はもちろんですが、地方の観光業(宿泊、飲食、物販、交通など)に携わる人材の確保や生産性の向上が求められます。約50ヵ国の海外を旅してきた経験や国内出張で様々な土地を訪れてきた経験を活かし、今後インバウンドを地域づくりに活かす仕事&活動に力を入れていきます。
『西郷どん』 in 大田区、西伊豆町、伊豆市・土肥、沼津市・戸田訪問時の写真あり
2018(平成30)年5月

8日(火)
○下田市・南伊豆町・河津町・西伊豆町広域合同政策提案研修「グループワーク研修」講師(西伊豆町福祉センターにて)

9日(水)
○大田区立大森第三中学校PTA・平成30年度前期総会出席、第1回実行委員会出席(大森第三中学校にて)
○大田区立大森第三中学校・平成30年度第1回学校徴収金検討委員会出席(大森第三中学校にて)

11日(金)
○大森地区中学校PTA連合会・平成30年度総会&歓送迎会出席(大田文化の森にて)

12日(土)
○平成30年度入新井第四小学校PTA歓送迎会主催(入新井第四小学校にて)

13日(日)
○青少年対策新井宿地区委員会・農業体験学習「田植え」ボランティア参加(南房総市いきいき体験共和国にて)

14日(月)
○大田文化の森運営協議会・平成30年度第3回運営会議出席(大田文化の森にて)

15日(火)
○青少年対策新井宿地区委員会・平成30年度総会、第1回定例会、新任委員研修会出席(新井宿特別出張所にて)

17日(木)
○川崎市多摩区PTA活動研修・成人委員会「講座の企画立案から当日の運営までを実践的に学ぶ」(多摩市民館にて)
○大田区青少年委員会・平成30年度5月定例会出席(大田区立消費者生活センターにて)

19日(土)
○第32回全日本ソフトボール小学生男子大会出場・入四ランナーズ選手激励壮行会出席(池上会館にて)

20日(日)
○入四小おやじの会バーベキュー大会参加(池上本門寺公園にて)

21日(月)
○おおた区民活動団体連絡会世話人会出席(大田区社会福祉センターにて)
○おおた区民活動団体連絡会主催・平成30年度大田区社会福祉協議会との懇談会出席(大田区社会福祉センターにて)

23日(水)
○大田区立中学校PTA連合協議会・平成30年度総会&歓送迎会出席(池上会館にて)

24日(木)
○平成30年度習志野市民カレッジステップアップ編「会議進行の技術−ファシリテーション」「発言・発表の技術−プレゼンテーション」講師(サンロード津田沼にて)

25日(金)
○平成30年度第1回大田区立入新井第四小学校地域教育連絡協議会出席(入新井第四小学校にて)

26日(土)
〇大森第三中学校PTA役員会出席(大森第三中学校にて)
○平成30年度さがみはら地域づくり大学・応用コース『地域づくりのためのファシリテーション』(プレ講座)講師(ユニコムプラザさがみはらにて)

28日(月)
○下田市・南伊豆町・河津町・西伊豆町広域合同政策提案研修キックオフ・ミーティング研修コーディネーター、「キックオフ研修 政策提案の進め方のヒント」講師(西伊豆町保健センターにて)

30日(水)
○平成30年度新井宿自治会連合会懇親会出席(大田文化の森にて)

★フェイスブックより★

5月5日(土)
『西郷どん』 in 大田区。実は、西郷隆盛にゆかりのあるスポットが区内に2ヵ所あるということで、GW中に訪れてきました。
1ヵ所目は、池上本門寺の庭園・松涛園(しょうとうえん)。普段は非公開のため、大田区在住20年以上にして、初めて訪れました。
お目当ては「西郷隆盛・勝海舟会見の碑」。江戸無血開城が決まったのは、田町の薩摩藩蔵屋敷においてですが、実は、両者が最初に会見をもったのは、東征軍が本営を置いた池上本門寺においてでした。「西郷どんが在陣した地・池上」は、もっと知られてよい歴史です。
ドラマが倒幕へと進む前に、5/4から5/8の一般公開の機会にぜひどうぞ。
2ヵ所目は、洗足池公園。上記の池上本門寺での会見に向かう途上、勝海舟が洗足池を気に入り、後に別邸・洗足軒を建てたことが縁で、勝夫妻の墓所もこの地にあります。
その勝が、西郷の死を悼んで建立したのが「西郷南洲留魂詩碑」です。沖永良部島の獄中で詠んだ漢詩を石碑にしたものですが、寺田屋騒動で仲間が同士討ちをし、自分は南の島で生き長らえていると吐露しつつも、「生死何ぞ疑わむ天の賦与なるを」という境地に達しています。
なお、大田区では、勝ゆかりの建物である鳳凰閣(旧清明文庫)を活用して、全国初となる「(仮称)勝海舟記念館」を整備中です。
『西郷どん』と大田区の意外なつながりの再発見。GW中の貴重な収穫となりました。
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5月7日(月)
GWが明けて、早速の出張。連休からのリカバリーには、やはり商売の旅が効く?
行き先は、西伊豆町。明日の仕事の前乗りです。気の早い梅雨前線の形成で、「夕陽日本一宣言」のサンセット鑑賞も、堂ヶ島の遊覧船もお預けでしたが、今年は何度か訪れる予定なので、またの機会を楽しみにしましょう。
雨の日は屋根付きの観光施設ということで、「加山雄三ミュージアム」をじっくりと見学。先月、残念にも火災で沈没してしまった光進丸ですが、西伊豆町の安良里を母港としてきた縁で、20年前にミュージアムができたそうです。
映画に音楽に絵画にマリンスポーツにと「これが本当の慶應ボーイか!」という多才ぶりに、にわか慶應男児は打ちのめされましたが、実は、光進丸とサライは知っていても、『若大将シリーズ』は一作も観たことがなかったので、近いうちに観てみようと興味がわきました。
今宵は、仁科漁港の民宿に投宿。早めのお風呂と夕飯を済ませ、ゆるりと仕事の支度です。
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5月27日(日)
9時16分に川崎から特急踊り子に乗車し、修善寺でバスに乗り換えて、12時10分頃には伊豆市の土肥(とい)へ。西伊豆町への商売の旅の途中に寄り道です。
伊豆の山に囲まれ、川が音を立てて流れ、駿河湾が広がり、トンビが空をゆったりと舞う風景だけでも癒されます♪
江戸時代には、佐渡に次ぐ産出量を誇る土肥金山で栄え、「土肥千軒」と言われるほどの街並みだったとか。
槇と楠が鳥居のように合体した木がある土肥神社、土肥温泉発祥の湯・まぶ湯が湧き出す安楽寺、90枚にも及ぶ日蓮上人一代記板絵額がある清雲寺など、由緒ある見どころをのんびり散策するのが楽しいです。
土肥を知ったのは、以前、静岡市清水区に仕事で行ったとき。フェリーで土肥に渡れるのを知りました。出航の汽笛が鳴り響く様子は、旅情を誘います。次は、富士山が見えやすい季節に、フェリーで訪れてみたいです。
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5月28日(月)
午後は、西伊豆町で、下田市・南伊豆町・河津町・西伊豆町の合同職員研修の講師のお仕事。会議室から見える山の緑が目に優しい。夜は、受講生、事務局の皆さんとの楽しい懇親会でした。
午前中に、前泊した土肥温泉から、恋人岬、宇久須港、黄金崎、安良里港、田子港、堂ヶ島、仁科港と、会場の西伊豆町役場まで、路線バスでいくつもの岬と港をめぐりながら南下しました。
ここ数日は、お昼前に、堂ヶ島の三四郎島で、干潮時に島に渡れる道が現れるトンボロ現象が起こるとあり、途中下車して見物しました。
あいにくビジネスシューズと荷物のため、島には渡りませんでしたが、静岡県の天然記念物にもなっている珍しい現象を楽しめました。
翌日、午前中に同じルートを路線バスで北上。ふと、山本コウタローの『岬めぐり』の曲とフレーズが思い浮かびました。
あの歌は、三浦半島がモデルともいわれますが、私には、伊豆半島の西海岸をめぐる路線バスの旅こそ、歌い込まれている情景にふさわしいと思えました。
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5月29日(火)
今回の西伊豆への旅の最後は、沼津市の戸田(へだ)。土肥温泉でバスを乗り換えて、切り立った海岸線をさらに30分北上したところにありました! 巾着状の湾をもつ天然の良港。しかも、今日は富士山が何とか見える︎
戸田は、下田で日露和親条約の交渉に当たっていたプチャーチンの乗るディアナ号が安政東海地震の津波で被災(後に沈没)し、その代船となるヘダ号を建造した地。
言葉も尺度単位も違う中、ロシア人の指導のもと、戸田の船大工が日本初の洋式帆船を建造した日本技術史に残る地、そして日露友好を深めた地です。
その歴史は、戸田港にフタをする御浜岬にある戸田造船郷土資料博物館で詳しく学べますが、ユニークなのは駿河湾深海生物館を併設していること。
フィリピン海プレートとユーラシアプレートの境にある駿河湾は、富士山頂との高低差6,000mにもなる海溝をもち、深海魚や世界一の水揚げを誇るタカアシガニの宝庫。
夕食が楽しみ♪と思っていたところ、夕食をやっている店がない! オフシーズンということもあるでしょうが、まさかここまでとは失敗
何とか一店だけ、地元のおばちゃんがやっている小さな中華料理店があり、名物・戸田塩を使ったラーメンにありつけました。もちろん、美味でした。
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