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小3からインターネットに触れ、中学生の時には日記サイトが半年で100万PV達成、会員500人規模のSNS型オンラインゲームを運営。高校では商学・簿記を学びながら、独学でアフィやSEOを体験。明治大学商学部に進学、勤めていたセブンイレブンでは店長を体験。「広告研究部」で研究代表を務めながら、広告会社や通販会社でインターン。
明治大学「ブログ起業論」3期を首席で卒業したのち、二十歳で起業。


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金の価格、相場を確認する
講義ノートを売るビジネス - 明治大学の事例。
テーマ:日記、その他  2008/07/29(Tue)

今日ネットしてたらこんな記事を見つけました。これに反応して、今日は明治大学内で試みられているビジネスを紹介します。


テスト前に講義ノートを売るというビジネスがおもしろい - Cheshire Life

(引用)そんな僕の大学ではテスト前になると講義ノートが非公式に販売される。事前に、ノートをコピーさせてくれる人には2万円あげるから綺麗にうつしておいてね、みたいな感じのバイトの広告が生徒に配られていて、それを販売しているようだ。これは他の大学でもあるのかはわからないけど、うちの大学では結構あたりまえのことらしく、ほぼ全ての生徒がその事実を認識している。


滋賀県のほうのお話でして、この方の主張は「講義ノートの販売は賛成」。俺も、賛成ですよ。いや、自分がノート欲しいとかそういう理由でなくって、ビジネスとしてアリだと思う。

大学卒業というステータスっていうのは、「卒業単位を取れるだけの情報力、交渉力、コミュニケーション能力」あるいは「ひとりでも何とかなった勤勉さ」を保証するものだと思っている。自分が社長なら大卒にそういう能力を期待する。どーせ仕事を始めたら、大学で学んだ「学問」は半分も役に立たないんだし。
ノートを仕入れるだけで単位が取れるならそれまでの授業なんだし、それが友達からノートを貰うか、買うかの違いである。身近に、そういうビジネス事例(ひとつのノートに2万出すという資本金のあるビジネス)があることは、学生のベンチャー魂にも少なからず火を付けるだろうと思う。それが当たり前になっててクチコミで広まっているのが羨ましいくらいだ。



で、明治大学の場合なんだけど、


明治大学には、ノートを販売するというビジネスは今のところ無い。



あったとしても、極小規模(友達同士レベル)である。


全学生をターゲットにし、試験情報を整理して提供するビジネスは、微妙にあるといえばある。履修ガイド(いわゆる裏シラバス)というカタチで毎年1〜2つの雑誌が、4月くらいに販売される。
現状としてサークル活動として(趣味として)提供されているサービスなので、その内容やビジネス性は微妙ーなところではあるが、明治大学で実施されている「試験情報を整理して提供するビジネス」を2つ紹介する。


■ Bootlegという雑誌サークルが発行する「unigate」

今年の4月に2号目の「ユニゲート」を発行。和泉校舎の文系学部の履修情報がある程度載っていて、価格は500円。3000部くらい発行されている。
他、Bootlegという名前のフリーペーパーも年3回くらい発行されていて、全部で合計1万部発行ということになっている。

「Bootleg」って検索しても特定のWEBサイトは出てこないし、そもそもBootlegは非公認サークルで会議場所にも苦労しているくらいで、知名度も高くない。ただし一番元気な非公認サークルであることは間違いない。
ちゃんと売れてるのかどうか知らんけど、ユニゲートの利益はたぶん多くて100万弱くらいなんじゃないかな。幹部で利益を分配しても1ヶ月のバイト代に満たないくらいではないだろうか。半分趣味だからこそ維持できているのではないかと予測する。早稲田とかには履修ガイドが学生の手で発刊されてて「履修ガイドがある大学こそ一流の証ではないか」という理念のもと、今日も来年度ユニゲート発行、公認サークル化に向け頑張っている。


■ 明治大学広告研究部が発行する「Mサイズ」(エムサイズ)

なんでBootlegの一員でもない俺が明治大学の雑誌ビジネスの利益なんかわかるのかというと、俺が所属する広告研究部も4月の新入生歓迎期に雑誌を発行するため。



今年の4月に5号目となる「Mサイズ」を発行(3000〜4000部)。基本的な内容はサークルガイドであり、たまに履修ガイドも特集する。履修ガイド自体の質はユニゲート以下だが、フリーペーパーである。利益は、運がよければ飲み代は出るんじゃね。ただし雑誌は広告研究部の本業でなく、趣味で毎年3〜4で作る。趣味でたまたま5号まで続いているだけで来年は無いかもしれない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


その他には、明治ちゃんねるがあるくらいで、明治大学は試験に関する情報は非常に乏しい。
ビジネスとして魅力的でないという風には決して思わない。上にあげたように3000部〜4000部の雑誌が出回るのだから、サークル活動じゃなくて利潤最大化を目指せば、ビジネスとして成り立つハズだと思うんだけど。


なぜ未だに参入する学生ベンチャーがいないのかというと、立ちはだかる文化の壁が障壁になっているからではないか。


文化というのは、明大学生がいまのところ「みんななんとかタダで情報を入手している現状」である。
ビジネスとして回るには、上に掲げた滋賀県の大学のように、お金をだして情報を買うという文化が根付くしかない。クチコミパワーでサークルの先輩からオススメされるほど、学生の生活に溶け込みブランドを築いていかなくてはならない。滋賀県の事例に対して「それが当たり前になっててクチコミで広まっているのが羨ましい」と冒頭で述べたのもこのため。



ということで、特に最初の「文化の壁」を突破することは第1の課題と言えるビジネスですね。

ノートを仕入れて売るでも、本気ビジネスとして雑誌として発刊するでもなんでもいい。誰か、最初の難関を突き破って明治大学に旋風を巻き起こしてくれるくれる学生ベンチャーはいないものか。
・・・そして俺を助けてくれれば良いと思うよ。え、お前がやれ?やっぱ本気でやろうとすると三方よしではない(裏ビジネスである)から、俺は遠慮しますわ^^




<関連>

講義ノートビジネス - uumin3の日記
講義ノートビジネスは所詮、チート行為でしょ。という主張。

ちょうどうちの学校もそろそろ試験が終わる頃でタイムリーな話題ですが、明大生のみなさん、どっすか。
ロッテ・クーリッシュ、アイスの売れる時期だからこそ広告
30度を超える日が続いていてすっかり夏、コンビニでもアイスがバカ売れする時期ですが、皆さんはアイスにお世話になってますか?
今日はクーリッシュのTVCMをご紹介いたします。

クーリッシュが発売されたのは俺が高校2年くらいのときなんで、4〜5年前になりますね。当時は大ヒットしていた記憶があります。みんなとりあえずクーリッシュをちゅーちゅー吸ってました。そんなクーリッシュも今では当時ほど売れなくなってきており、TVCMではあるコンセプトを展開することによって、独自路線を目指しております。

その独自路線とはどんな内容なのでしょうか。






お口の恋人 ロッテ|知る・楽しむ|TVCM


「この手と言ったら・・・・」
手軽にスッキリクールダウン!ロッテ・クーリッシュ



TOKIOの長瀬智也さんが演じる「オペ篇」では、アクオでも見ることが出来るロッテらしいコミカルな演出が特徴。最後にでてくるクマも正直よく意味がわかりませんが、こーいう適度な「意味わからなさ」ってのは俺、好きです。クーリッシュのCM→鮭、クマ・・と連想できるそのクリエイティブな感じが好き。


さて、このCMでは、「クーリッシュの片手で手軽に食べられる」を広告コンセプトにしております
アイスなのに味について一切述べられてなく、片手で食べられる感じを演出することに15秒全てを費やされているわけです。

そんなに伝えたいことを絞ってしまって大丈夫なのか?大丈夫なんです。
夏はアイスが一番売れる時期。「涼みたいから」という理由が大半を占め、正直味とかはコンビニで売ってるレベルであれば何でも良い(コンビニに行ってから決める)という方が多いのではないでしょうか。
夏の消費者の思っていることを見抜けば、「おいしいよ!」なんて広告で攻めるよりかは、「片手でクールダウンできるよ!」といった提案の方が効果的なのがわまります。消費者の判断基準が増え、手を伸ばしてもらえるというもの。

思い切って広告コンセプトを「片手で食べられる感じ」に絞ってしまう強気な英断は、さすがですね。



ただ、片手で食べられるという風に伝えたいことを絞ったのはとっても素敵に感じますが、いまいち今のCMでは片手度が足りない気もする。ブランドイメージを出すためにコミカルさに懲りすぎたんかな。
移動中でも片手でOK溶けても汚れない!とか、(ソフトクリームがシートにべちゃっと付く映像と共に)クーリッシュなら子供が車の中で食べても安心!とか、もっと具体的に片手で手軽に食べられるメリットを押し出す表現方法のもアリなのではないか。夏だからこそ、細かーいシチュエーションの提案ひとつで買ってもらえるんだし。




■ クリエイティブ広告論

需要が高まる時期は、消費者もいろんな判断基準でモノを買う。
アイツは本当はなにを求めているのか?ということが解ったら、他の余計な情報は与えずとも心は動く!


「歩きタバコするKYは死ね!!!」
とダイレクトに言えないのは解ってるけど、正直「あなたが変わればマナーは変わる」で悪質な喫煙者の心が動くとは思えない。JTのTVCM。






TV/CM > 広告 > マナー > SMOKERS' STYLE



もちろん「歩きタバコするやつは死ね!!!」って叫ぶだけじゃなく、何か提案したり気付いてもらうことで物事を伝えるのが広告というもの。
そういう観点から見れば、「ルーツ飲んでGO」などでも感じるJTの広告センスの良さもでてるし、しっかりまとまっている。「700度の火をもって、私は人とすれちがっている」等のあるあるネタを数点見せて気付いてもらうタイプの広告は個人的にも好き。


しかし、これで、歩きタバコをこの時勢でもまだしちゃうようなKY喫煙者の心は、動くのだろうか。動かないと思うんだよね、残念ながら。

JTのマナー広告には、「歩きタバコするお前はKYなんだよ!」という気持ちが足りないのではないか。そもそも本当に歩きタバコといった悪態を無くしたいと思って広告を打ってるのか。
まず根底にある「たばこを吸う人、吸わない人が共に良い関係であるために」というコンセプトは良いと思うんだけど、その表現方法であるマナー改善の指摘ってのが、全部、喫煙者の視点なんだよね。だからこれはダメだから、やめよーね^^って叫んでいるだけにすぎない。

歩きタバコに対する「肩がぶつかったら謝るのに、煙がぶつかっても謝らなかった」「携帯灰皿はどこでも吸っていい証じゃない」というコピーも、これ喫煙者が考えたんじゃないだろうかっていう酷さ。で、なに?みたいな。



それよりかは、歩きタバコしてる人間が周りからどんな目で見られているのか、その事実を突きつけたほうが効果的ではないか。「お前、KYだよ。気付けよ、周りのみんなお前のこと睨んでるの」くらい言っちゃって欲しい。


自分の意識でマナーに気付かせるのではなく、周りの人のホンネに気付くことによって歩きタバコが恥ずかしくなるようなアプローチのほうが日本人には合っていると思う。




タバコ吸うやつはマナーが悪い。一部の歩きタバコする人間のせいでタバコすう人がみんな悪く見られているというのも、KY喫煙者は理解するべきである。いやさ、歩きタバコする馬鹿ってのは、周りがどんだけ迷惑してるか解ってないでしょ。10メートル後ろまで煙がただよってくんの。しかもたばこ持ってる方の手を振りかざして歩いてるでしょ。臭いのも自分じゃ気付いてないんだもんね。歩きタバコしたいなら煙吐かないでください。タバコから出る煙も全部吸ってください。そっか、タバコ食べれば煙でないじゃん!よかった解決したね!

マナー広告をうつこと自体には好感が持てるので、JTにはもっと踏み込んだ提案を期待したいところ。ぬるい提案ばっかしてても、吸う人・吸わない人の関係はよくなりませんよ。


■ 今日のクリエイティブ広告論


(1)本音を叫ぶだけじゃ伝わらないし心は動かない。→何か提案したり気付いてもらおう!

(2)本音を伝えるためにいろいろな提案をしても、視点がずれていると伝わらない!




<関連>
たばこの煙払った学生を殴った男が殴られた事件について。 - Drôle de sujet
そんな事しないよフツー、が脆くも崩れるとき - 素通りできなかった時のために
タバコは人間の正常な判断力を失わせる - インターネットください

WILLCOM03のオシャレ広告、あれはおっさん向け
こんにちは、ケータイオタクの廣瀬勝也です。今日は、消費者のインサイトを見抜いたのか見抜いていないのかよく解らないけど、結果的に大きな成功を収めている広告事例です。

WILLCOMの最新スマートフォンWILLCOM03(ウィルコム ゼロスリー)のTVCMをご紹介いたします。スマートフォンとは、「ウィンドウズケータイ」とかとか呼ばれる、パソコンみたいにいろんなコトが出来るケータイのこと。WILLCOMは2005年末からシリーズ商品を投入してきて、これは4代目となる新商品です。
いままではビジネスマンやおっさん向けの商品だったのですが、市場拡大のために今回、端末デザインから広告展開までターゲットを一気に「女性」にシフトしてきました。

TVCMをご覧下さい。







WILLCOM|TVCM・広告ご紹介
(WILLCOM 03 「スライド」編をご覧下さい。)



Play Smart

・・と、だけ述べられたさっぱりしたTVCM。スマートフォンの多機能性や大きな液晶、WindowsMobile搭載といった商品特徴は全く述べられておりません。広告コンセプトは「大きさ・能力のスマートさと、オシャレデザイン」のみに絞られていますね。

実は僕、前からスマートフォンシリーズが好きでWILLCOM03持ってる(発売日に買った)んです。俺みたいなアーリーアダプターは自分で機能を調べ、細かい仕様まで確認して買う人が多いと思うので、正直このCMを見て「こんなシンプルなCMじゃあ、WILLCOM03の良さは伝わんねえぜえ!」と思っていことでしょう。

・・ところが、あのCMはどうやら女の子にはウケが良いらしい。ホントに買っちゃうかどうかは別だけど、WILLCOM03のオシャレなデザインにとりあえず興味を持つみたい。




確かにデザインはかなり洗練されました。従来機種なんてひどいもんで、ビジネスマンやおっさん向けのデカい端末ばっかりだったんです。







右の2つはiPhoneより大きいくらい。そして左2つになってやっと若者も持てるくらい大きさもスマートになってきましたが、「ゴルフボール」とか「髭剃り」とか呼ばれる始末。
(左から2番目はゴルフボール凹み加工がある。一番左はシェーバーみたいなウェーブがある)


・・・・・・・・







そしてやっとWILLCOM03になって、大きさもコンパクトになり(ソフトバンクのフルフェイス2やW61SAと同じくらい)、デザインも洗練されて、女性向けに市場を拡大する準備ができたというものです。


しかし。


ヨドバシカメラとか行くとわかりますが、今も売り場はおっさんばっかり。俺も初日(6月28日)に買いに行ったときはおっさんばっかりで帰ろうかと思ったくらいでした。女性に売れてるような雰囲気は微塵も感じない。
恐らく以前までのスマートフォン端末から機種変更で買うユーザーが多いのではないでしょうか。固定ファンを生むタイプの商品なので、以前までの端末デザインに疑問を持っていたユーザーが、即座にこの新商品を手にしたくなった。





つまり、女性向けだとアピールすることで、
「女性に見られても恥ずかしくない端末」
とアーリーアダプターの固定ファンは判断した。






ということでしょう。結果的におっさんや固定ファン(俺)に好評で、発売日に朝7時に表参道で先行販売とかやられたら1400人くらい並んでたかもしれません。

これは結果的に偶然そうなったのか、最初からそういうつもりだったのか・・・は、解りません。最初からそういうつもりだったとすれば、「スマートフォンのなんでも出来る感じと多機能性は好き、だけどこの大きなケータイ他人に見られたらちょっと恥ずかしい」という消費者のうちに秘めた思い(=インサイト)を見抜いていたということになり、シャープとWILLCOMに拍手ですよ。



■ 今日のクリエイティブ広告論


「女性向け」と宣伝することで、男性にウケる商品がある!




<追記:WILLCOM03ブログ紹介&スマートフォンでこんなことができちゃんだぜ>
いっちゅうスタヂヲ.NET
WILLCOM03でニコニコ動画を見ることが出来る。
W-ZERO3 ツールMEMO
いろいろなツールを紹介している。WindowsMobileの魅力が知れますよ。記事ではoperaブラウザを解説。



テレビが無くなる時、よりクリエイティブな社会になる
テーマ:日記、その他  2008/07/22(Tue)

「池田信夫 blog」に次のような言及がありました。


・今ほぼ100%あるテレビの世帯普及率は(購買力の高い若年層を中心に)20%ぐらい下がる可能性が高い。
・これは「アナログTVからデジタルTVへの移行」ではなく、放送というビジネスの終わりの始まりなのだ。
・これは若者にとってはグッド・ニュースである。彼らを搾取してきたテレビ局のボトルネック独占が崩れれば、多様なインフラに多くのクリエイターが参入し、下請けではなくstartupとしてビジネスを起せるようになろう。


若者はもう「泥のように」働かない - 池田信夫 blogより一部抜粋)


テレビが無くなる!という話です。2011年のデジタルTV移行にこんな考え方があったとは。テレビの普及率がデジタル移行で20%ほど下がるとは、また大胆な推測ではありますが、あながち間違いでも無いかもしれません。というのも、文中では「テレビはマイナーなメディアの一つにすぎない」とも述べられており、これがなかなか周りの大学フレンズに当てはまるわけです。さすがは大学教授の池田さん、仕入れてる情報もフレッシュですね。


つまりはTVCMという広告ビジネスモデルも崩壊することでもあり、広告に携わる学生としては注目せざるを得ないわけです。
テレビCMは広告の王様です。マスコミュニケーションの主役として長年君臨してきましたし、なんだかんだ言ってそれは今でも変わりません。
最近のTVCM事例でいえば、ポニョは相当話題になりました。mixiでもしょっちゅう「ポニョ」の話題は見かけます。大量広告オンエアが世間に与える力は、まだまだ衰えていない。


ところが、地デジ移行をきっかけに、池田さんが言及している「若年層を中心にテレビ世帯普及率は20%下がる」ということが実現してしまうと、どうなるだろうか。


テレビが無くなる時、よりクリエイティブな社会になる。と、思うんだよね。テレビの普及率が下がるときに考えられるクリエイティブな変化を書いてみる。



(1)まずTVに代わるメディアを作ろうとみんな頑張る!


例えば、ニコニコ動画のようなWEBサイトが増える。インターネットやモバイルのWEBサービスはより視聴率があがり、競争激化し、もっともっとクリエイティブなサービスがどんどん増えていくと思います。そしてテレビから徐々に広告収入を奪っていくと思うんですよね。



(2)パブリシティーの重要性はますます上がる!


みんなニュースはどうやって知るのかというと、テレビじゃなくてネットになる。またケータイで配信されるニュースを頼りにする人もでてくるんじゃないかな。
そうなると、面白いことやって記事になっちゃえ!というパブリシティー戦略はますます重要になっていき、世の中は面白くてクリエイティブなキャンペーンやニュースだらけになるのではないか。この前のiPhone×ソフトバンク朝ニュースジャックなんて目じゃないくらい、目が覚めるような、目が飛び出るようなクリエイティブな話題だらけになるんじゃないかな。


(3)話題作りのために過激な世の中になる!


ポニョのCMを流しまくってればよかった現在と比べ、テレビの崩壊はマスコミュニケーションを難しくさせるでしょう。そうなると話題作りはどうやったら良い?ネットでのバイラル広告(クチコミ広告)が主流になってくるのではないかな。
バイラル広告ってのは、話題を作るために過激な演出をする映像広告であるパターンが多く、クチコミとして他人に知らせたくなるような映像とともにコミュニケーションしていく広告手法。例えば、リンク先に海外事例があります。

参考→日刊・世界の広告クリエイティブ: バイラルCMD海外事例3

ネットでの話題作りのために、こーんな過激でクリエイティブな広告が増えたら、そりゃあ楽しいじゃないっすか。広告業界のひとたちにとっちゃバイラルとかはブログや掲示板での反響として広告効果がわかり易いので大変かもしれないですけど、そういう切磋琢磨もまた、次のクリエイティブを生む秘訣ですもんね。




テレビが無くなる時、よりクリエイティブな社会になる。
実際にはテレビは完全には無くならなし、テレビも新しいビジネスモデルを探したり番組を面白くしたりと頑張ることでしょう。
テレビっ子の俺は別に地デジ買って見るから別に関係ないし、テレビとネットとパブリシティーでの競争激化でよりクリエイティブな社会が待ってると思うとちょっとワクワクですね。大きな産業が崩れてイノベーションが起こるってのは、そういうコトなのね。物騒な話なのになんか楽しくなってきちゃいました。ちゃんちゃん。



<追記>

池田さんの記事に対して、「ボトルネックを破壊してイノベーションを生み出し、雇用を創造すること」に関して学生向けキャリアデザインのお仕事をされている方の視点での記事も大変面白かったです。
みんなの知 マーケティング イノベーション | これからの若者の働く価値観とは


「童貞×お姉さん」は最強のさわやか演出になる。SEVENTEENモデル波瑠(はる)さん主演ラッキーサイダーCM
こんにちは、廣瀬勝也です。今日は、ラッキーサイダーという新発売の炭酸飲料のTVCMをご紹介いたします。
みなさんもうラッキーサイダー飲みました???この前ラッキーサイダー買って飲んでみたら結構好みだったんで、リピーターです。(三矢サイダーを甘く飲みやすくした感じかな)TVCMも夏の爽快感が良い感じにでていますので、ご覧ください。





TVCM ラッキーサイダー サントリー


夢とか持たなきゃ。ラッキーサイダー新発売。

縁日、イルカ、風鈴車…。いかにも夏!!!って感じのCM。
主演女優は波瑠(はる)さん。SEVENEENモデルだったらしいです。

こう、さわやかさの中に甘酸っぱさを少し混ぜて飲料のイメージを伝える手法、実は去年のある商品のCMでも使われていたんですよ。思い出せますか、これ。





YouTube - カルピス 「少年の夏・海の家」篇 長澤まさみ 30秒


カルピスのCMっす。
謎のお姉さん・長澤まさみと少年の恋物語で話題になったので覚えている方は多いんじゃないでしょうか。これもまた夏!という感じが伝わってくるさわやかなCM。そして、思わせぶりな謎お姉さんと少年の恋ストーリーから甘酸っぱさも表現されていて、ラッキーサイダーと似た良さがあるのがわかります。

カルピスとラッキーサイダーのCMに何の共通点があるのでしょうか。

とってもシンプルなCM手法です。それは、







「童貞×お姉さん」は最強のさわやか演出になる。






声を大にしてもう一度、








「童貞×お姉さん」は最強のさわやか演出になる。





童貞ボーイがお姉さんに片思いするというストーリーは、夏のCMにぴったりなんすよ。さわやかさと甘酸っぱさを簡単に演出できてしまう。
男がキレイな女性に魅了されるという構図は誰もがわかる自然原理で、それが童貞ならなおさら。そして、お姉さんはなぜか優しくて、思わせぶりなところが、重要なポイントです。お姉さんに片思いしてしまう童貞ボーイとのストーリーを夏の風景と展開するだけで、あっという間にさわやかで甘酸っぱいCMの出来上がり。


男の子を童貞っぽくするだけで、叶いそうに無い、だけど一途な年上お姉さんへの片思いに見えてしまうものです。似たパターンとして、新垣 結衣(処女)が部活のセンパイに憧れるという設定でさわやかを演出してる三矢サイダー(2007年)のCMとかもありますが、俺が好きなのはやっぱ断トツで「童貞×お姉さん」かな。俺が年上好きってだけで、ここは完全に好みが分かれそうですが…そうなってくると、最強のさわやか演出、と言い切っている根拠が俺の好みということになってきますが…まあいいや。。。


いずれにせよ、毎年、なんだかんだでこーいうパターンのCMって出てる気がするんすよね。やっぱ定番テクニックなんでしょうか。



■ 今日のクリエイティブ広告論


「童貞×お姉さん」は最強のさわやか演出になる!!


<歴代童貞のお前らへ〜>
童貞マークを教えてください。 - 人力検索はてな
「JUST DO I 」がお気に入り。表現力の高さに関心しました。


「小栗旬がフルチェン」良いアイデアだけど、ひとつ、気になって仕方がない
こんにちは、廣瀬勝也です。
本日は、auの夏モデルケータイで外装も内装も「フルチェン」できるソニーエリクソン製ケータイ「re」のプロモーション事例をご紹介いたします。
デザイン全部変えられちゃうんだぜ!っていう新しいサービスを、斬新なアイデアで表現しております。

その斬新なアイデアとは、小栗旬が特殊メイクで次々にフルチェンしていくというもの。
TVCMでも公開されている上、この前までTOKYO WALKER系の全国7雑誌でも展開されていたので、有名なのではないでしょうか。
では、TVCMのほう、ご覧下さい。








フルチェンケータイ re × 小栗旬 | ソニー・エリクソン

公式サイトでもTVCMが見られますが、マイクロソフトの不気味なソフトのインストールが必要なので、YouTubeでどうぞ。
このTVCMでは、「フルチェン」という新しいサービスを伝えるために、小栗旬自身がフルチェンしてしまうという表現方法を用いており、こうした「言い換え」は、効果的にものごとを伝える広告技術として秀逸。
コンセプトを違うなにかで表現しなおす広告としては、以前にも米焼酎「しろ」のTVCMを紹介しましたね。
単純に話題性もあり、なかなか面白いTVCMだと思います。





・・・

ただ、ただね・・・。ひとつ気になるんですよね。


この小栗旬のフルチェン、次々にいろんな怪物、キャラクター、女性、黒人・・と変わっていく映像技術、特殊メイクも凄いし、なによりアイデアが優れている、とは思うのですが・・・。ひとつ異様に俺の心に突っかかるんですよね。

映像の前半、これなんすけど、










えっと、








くりいむ有田に似てませんか。







  





俺の気のせいならそれでいいんですが・・・。




似てませんか。。。似てると思うんですよ。。。TVCMが流れるたび、
小栗旬がくりいむ有田にフルチェンしてどーする。そんなツッコミをひとりで入れているうちに、いつも他のフルチェンをまともに見れずに終わってしまうんです。自信満々の白いくりいむ有田が、こっちを見てて、ドキドキしてしまう。


まあ、いいや・・・俺の気のせいということで・・・。

とりあえず単純に、ソニーエリクソン製のau夏モデル「re」を、小栗旬のフルチェンによって効果的に訴求点を伝えるアイデアは、見習いたいところっすね、ということで、今日はさようなら。



■ 今日のクリエイティブ広告論


コンセプトを違うものでそのまま面白く表現しなおせば、効果的に伝わる!


<この広告を扱う他ブログさん>
ソニー・エリクソン 「フルチェンケータイ re×小栗旬」 : 広告会議
虎鉄の独り言 フルチェンケータイ『ソニーエリクソン』小栗旬もフルチェン

つつむって、やさしさ。旭化成・サランラップの胸キュン・キャッチコピー
こんにちは、廣瀬勝也です。
今日は俺が最近胸キュンしたキャッチコピーを紹介します。サランラップの新しいTVCM、以前まではサランラップの機能面を押し出して「切りやすさ」を訴求していましたが、新バージョンでは広告コンセプトを変更。どんなことを伝えているのでしょうか。







旭化成ホームプロダクツ株式会社 | 知る・楽しむ | CMギャラリー
(夜食篇、食卓にて篇の2つで、この記事が対象にしてるTVCMをご覧頂けます。)




つつむって、やさしさ。

サランラップ最大手のクレハが今回訴求するは、サランラップを包むこととは優しさであるという「気付き」。

サランラップを使うシチュエーションって、どんなんだろう?
サランラップを使うと、どうなるのだろう?
そしてその結果、誰がどうなる?


そういう会議の果てにある気付き言い直すだけで、人との共感をぐっと縮められる。

仕事で夜遅く帰ってきても、あったかい家族が待っている。僕らも食品をサランラップで当たり前のようにつつんでいるけど、それは優しさで満ちている行為なんだ。うっはぁ〜、暖かいTVCMだなぁ。
最近見たTVCMの中で胸キュン度が高かったのでご紹介しちゃいました。


まぁ僕はサランラップなんてセブンイレブンとかドンキにその時売ってるやつ買うから、TVCMは関係ないっちゃ関係ないんだけどね!でも素直にコピーは素晴らしいので学ぶべき好例として覚えておこっと。

やっぱこだわる人はラップの切れ方とかこだわるのかな〜。そこらへんは正直よくわかんないや。


■ 今日のクリエイティブ広告論

「よく考えれば当たり前のこと」を言うコピーは、共感を生む!
当たり前の現象に気付いて、それを言い直して提案する広告は、消費者との距離を縮める。


時代はもうiPhoneじゃなくて「ポニョ」
ポーニョポニョポニョ魚の子〜♪
崖のぅえにぃ やあてきた♪






映画「崖の上のポニョ」公式サイト



ジブリの最新作、『崖の上のポニョ』。今度の土曜日に公開される新作映画です。
TVCMでご覧になった方も多いはず。

呪いのように頭に入り込むポニョ主題歌がとっても印象的で、日テレによる大量CMオンエアもあり、ここ数日間であっという間に知名度があがった作品。
宮崎アニメの新作ということで注目度も高く、CGを使わずに全て手書きという独特の世界観、かわいらしいキャラクター。そして何より特徴的な主題歌がプロモーションの軸となっていて、いま世の中はポニョが中心に回っているといっても過言でないほど、人々の心野中に入り込んでいます。

と、言うのも、

みんなこっそり歌ってるでしょ。ポニョの歌。

あなたも歌ったでしょ。正直に言いなさい。
そしてあなたのお父さんもイカついお兄さんも、お風呂で、トイレで、こっそり歌ってます、ポニョになりきってます、間違いない。



そういう意味で、もしかするとポニョ、iPhoneより浸透度高いんじゃね。

時代はすでに、iPhoneではなくポニョだ。


一時的にビッグウェーブを巻き起こしたソフトバンク×iPhoneも、メディアを巻き込んだ騒動は鎮静化し、あとはiPhone所持者のコミュニティーが継続してどこかでこっそり静かに盛り上がってくれることでしょう。

iPhoneはアップルの世界的な新製品であることとソフトバンクの宣伝力・PR力によって、日本国内のニュースをほぼ全てジャックし、話題の中心となりました。
しかし、作られた話題(参照:表参道7時販売にみる3つの戦略)というのは、心を動かすホンモノの広告のまえには立ち向かえないもの。また、発売前と発売後の製品自体の評判の差も、iPhoneのクチコミが沈静化している原因でしょうか。(修理代63500円などネガティブな話題が多いですよね)
その隙を突くようなタイミングで広告展開がスターとしたポニョは、みんなが口ずさんでしまう歌を流すことによって、人々の心の中に確実にポニョが入り込んだと言えるでしょう。

「人々の心に入り込んだ」
これは、話題の中心になったりiPhoneみたいにメディアを巻き込んだりするタイプの盛り上がり方ではなく、例えばひとりで家にいるときにCMが流れたらふと歌ってしまう、というタイプの「浸透」である。
確実にポニョはひとりひとりの心の中に入り込んでいる。心を蝕んでいる。ポニョはまるで寄生虫みたいだ。


ホンモノの広告というのは、それを広告だと意識させずに人々の心に入り込むことができる。寄生虫ポニョのCMは、圧倒的なパワーを持つあの不思議な主題歌によって人々の心に入り込み、気付いたら俺も口ずさんでいた。ホンモノの広告とやらに認定したいと思う。

ちなみにポニョ、うちの大学でも少し話題になっています。どう話題になってるかというと、例えばおなかの丸い小野田くんが「おにょ」と呼ばれている。ゆるーい感じではあるが、確実にポニョは世の中を支配しつつある。
これからしばらく日テレを油断して付けてるとポニョのTVCMが流れると思うといい加減ちょっと辛いが、ここまで覚えてしまう主題歌によるポニョTVCMの事例からは、CMソングがいかに世の中を支配するのかというのを学んでおきたいところ。


■ 今日のクリエイティブ広告論

作られた話題(iPhone)は、心を動かすホンモノの広告のまえには立ち向かえない。

CMソングで人々の心に入り込めれば、世の中を支配できる!!!ポニョのCMは、映像と音楽というクリエイティブで世の中を支配した好例。


<ポニョとiPhoneの追加情報>
近所のローソンが“崖ポニョ”ジャック! - ('u')ヨーコの1:1.618。
おはよう日本:宮崎駿「崖の上のポニョ」 - ある40代女性の生活

iPhone 3GでSkype出来ました♪ [IM+ for Skype] » Boob's iPhone WeblogiPhone使用者のブログ。最先端の話題・技術情報等
ていうかiPhoneはMacユーザー以外(特に携帯オンリー派)が買うメリットがあまり考えられない - 土曜の夜、牛と吼える。青瓢箪。
↑時代はもうiPhoneと言いつつも俺もケータイ大好きっ子なのでこの記事面白かったっす。自分でカスタマイズすることが出来ない人じゃなきゃ買う意味がないというのは、WILLCOM03(俺の機種)とも似てますね。




なぜ新幹線には広告がないのか?
テーマ:日記、その他  2008/07/15(Tue)

それは、

(1)JR東日本企画のやる気がゼロだから。
(2)JR東日本の社員はみんな電車が大好きであり、新幹線は神聖な場すぎて広告など設置したくない。







こんにちわ、廣瀬勝也です。
今日は、マスメディアンの小野さんに誘われ、JR東日本企画(JR東日本専門の広告会社)のセミナーに行ってきました。

JEKI - 株式会社ジェイアール東日本企画


JR東日本企画『人事担当者と語る!少人数の座談会』にうちのサークルの後輩も連れていきました。
他大学の広告研究会の方々もいて、見知らぬ土地でセミナーを受けるような緊張感はあまり無くリラックスしながら参加できました。






(表参道のビル。宣伝会議の上のフロア。写真は座談会あったとこ)

内容としては、「JR東日本企画」という広告会社の業務説明。その後、質問会。
質問会では交通広告について興味深いことがたくさん聞けたので、ちょっとここで特に印象深かった2つをピックアップしてご紹介したいと思います。


Q、なぜ新幹線には広告がないのか?


(1)JR東日本企画のやる気がゼロだから。
(2)JR東日本の社員はみんな電車が大好きであり、新幹線は神聖な場すぎて広告など設置したくない。


やる気がゼロというのは語弊を招くかも知れないっすけど、親会社の体質的にお堅いおじいちゃんが多く「現状維持、げんじょういじ」という意識が高いらしいです。また殿様商売を今までやってきたので、数字に対する執着心も低く、新しい売り上げが見込めそうでも放置しているという体質らしいです。
今は若手を中心に、そういうの変えなきゃ!という思いは強まっているらしいですけどね。

ただそれでも、新幹線はJR社員にとって聖域すぎて手アカをつけられないというのが深刻。JR東日本企画は、JR東日本にお伺いを立ててこういうコトできませんか・・?と相談してからプロジェクトを進めなければいけないため、いくらバイタリティを上げても親会社の体質もあり不可能である。とのことでした。



Q、天井広告、床広告、鏡をつかった広告などいろんなアイデアがあるのに対し、なかなか実施されないのは何故か?


いずれも、安全輸送上の問題でダメ。

いろんなところに広告を設置しちゃうと、混む駅などでは事故が発生する可能性が高くなる。また、同じ理由で、JR東日本の駅には鏡自体を全く設置しない。
これはいずれもJR東日本がとっている規制であり、天井広告などは他路線では実現されている。東京メトロなんかでは鏡が設置されているし、交通広告に限らなければ鏡広告は実現されている案。


とのことでした。
質問会ではかなりぶっちゃけた質問と回答が多く、貴重な体験になりました。
交通広告もTVCMとは違った面白さがあり、交通広告のクリエイティブっていうのも、これからこのブログでも多く取り上げていきたいですね。(でも俺あんま電車のらないしなぁ)

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