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【開催報告】ランチMTG with Y 2017年6月 [2017年06月30日(Fri)]

この4月から開始した、ランチMTG with Yの報告をまとめました。今回は6月分です。
いろんな団体や活動を紹介しているので、ぜひご覧ください。
ランチにご一緒いただいたみなさま、ありがとうございました!

★ランチMTG with Yとは?
CANPAN/非営利組織評価センターの山田と、NPO・ソーシャルセクター関係者のみなさんが、日本財団ビルの食堂でランチを食べながらゆるやかに情報交換する場です。
※NPO・ソーシャルセクター関係者とは、広い意味で捉えていますので、興味がある方はどなたでも!
★予定表→
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Ouvhdk_wWrzhJR4Lw9gjxYv3f0gatXuFsJbbIKI4PMs/edit?usp=sharing

23 6/2 金 お茶の時間
ALEKSI NEUVOEN、Julia Jousilahti(demos helsinki)
Jenna Lahdemaki(Sitr)
深澤 元博
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6月最初の #ランチMTGwithY は、海外からのお客様でした(ただし、ランチではなく、お茶をしました)。
フィンランドから、demos helsinkiのALEKSI NEUVOENさんとJulia Jousilahtiさん、SitrのJenna Lahdemakiさんにお越しいただきました。
今回は、以前イベントでお会いした深澤元博さんがご紹介いただき、アテンドもしていただき、かつ、英語ができない山田のために通訳もしていただきました。本当に深澤さんに感謝です。
フィンランドは、今年建国100周年だそうです。
その記念の年に、フィンランド国内だけではなく、広く世界とつながりを拡げていくために、NextEraというテーマで、いくつかの国でworkshopをし、そのうちの一つとして日本にもいらっしゃたそうです。
こちらが、そのworkshopの情報です。
https://www.sitra.fi/…/next-era-tokyo-new-vision-societal-…/
このワークショップは、Sitra(フィンランド国立研究開発基金)とdemos helsinkiというシンクタンクが一緒に取り組んでいるプロジェクトです。
Sitra(フィンランド国立研究開発基金)は、50年前に、フィンランド50周年記念に、政府が国民にどんなギフトを与えられるかという事を考えて設立されたファンドだそうです。
この設立も、すごく面白いですよね。
設立から50年ということで、つまり建国100周年というわけです。
https://www.sitra.fi/en/themes/about-sitra/#about-us
demos helsinkiは、設立10年ほどのシンクタンクだそうです。政府を巻き込んでBasic Incomeなどの社会実験を複数手がけているそうです。
Sitraも、demos helsinkiも様々な分野で活動をされているそうで、一緒にプロジェクトを行うことも多々あるそうです。
http://www.demoshelsinki.fi/en/
このシンクタンクは、社会の変化にどう対応していくかを考えるために作られたのこと。
面白いなと思ったのは、組織や団体にフォーカスするのではなく、人にフォーカスして、考えているということです。人々の能力や才能を未来に向けてどのように発揮していくことができるのか、そのためのコラボレーションやコクリエーションを進めているそうです。社会の変化に対応するために、自らが変化していくためのフレームワークを、企業や団体、あるいは国を超えて作り上げていこうとしているそうです。
「人にフォーカスする」ということは、ランチMTGwithYの中でも度々出てくるキーワードですね。やっぱり、人の魅力です。
Sitra(フィンランド国立研究開発基金)は、人の幸せ、well beingを追い求めているそうです。
持続的な幸福(sustainable well being)を実現するために、資源をスマートに使う、社会的イノベーションを起こす、新しい働き方を進めるということをテーマに活動しているそうです。
今回は日本の状況を学び、いろんな方と情報交換するためにいらっしゃったそうです。
山田からは、沖縄で実施されている地域円卓会議のことや、小規模多機能自治などの地域の状況などを紹介しました。
また、日本のNPOの状況なども共有しました。特に、以前は企業のノウハウをNPOが学ぶという状況から、企業がNPOに学ぶという流れが出ていることをお話ししました。
企業が生活者の状況を知るためには、当事者性を持っているNPOから学ぶ機会が多くなっていること、社会構造が変化している中で企業がリアルな生活に追いつくことができずにいる中で、当事者性を持っているNPOが代弁者となって企業に伝えている状況を紹介しました。
demos helsinkiの取り組みについて、一つ詳しいことを教えていただきましたが、これが面白かったです。
約550万人の人口のフィンランドで、demos helsinkiは46の団体に声を掛けて、今、一番大きい問題は何か聞いて得られた答えが「若者の健康や幸福」。
これをテーマに取り組みや解決手法のアイデアを募って、寄せられた300のアイデアの中から、18個のアイデアに絞って、それらに対して資金援助を行っているそうです。
かなりダイナミックな手法ですね。
あと、CANPANの取り組みもご紹介しましたが、その中で、いろんなセクターが交わる場を開催していること、日本ではNPOを専業にしている人と、パラレルキャリアの人などが交錯しているような状況を説明しました。
その中で、フィンランドでも、団体の枠を外して、人と人がパーソナルにつながる動きが進めているとのことで、CANAPNの取り組みとの親和性も感じることができました。
その後は、せっかくなので、日本財団パラリンピックサポートセンターを見学してもらいました。
一緒にボッチャも体験してもらいました。
https://www.parasapo.tokyo/
さらに、その後、偶然にマドレボニータの
吉岡 マコ (Maco Yoshioka)さんとの打合せがあったので、日本を代表する社会起業家として、紹介させていただきました。
日本とフィンランドの産後事情など、情報交換出来たようです。
ALEKSI NEUVOENさん、Julia Jousilahtiさん、Jenna Lahdemakiさん、わざわざお越しいただき、ありがとうございました!
そして、アテンドから通訳まで、すっかりお世話になりました
深澤 元博 (Motohiro Fukasawa)さん、ありがとうございました!本当に充実した時間になりました。
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24 6/9 金 12:30〜13:30
高田 昭彦
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24回目の #ランチMTGwithY は、6/9(金)に企業に勤めながら災害ボランティアの活動をされている高田さんにお越しいただきました。
東日本大震災や熊本震災のお話をお聞きしたりしました。
また、最近の企業のCSR活動の状況などもお聞きすることができ、とても勉強になりました。
高田さん、ありがとうございました!
また、いろいろ情報交換させてください。
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25 6/9 金 19:00〜21:00
村井 庸平(ファンドレイザー)
三井 恒雄(物品寄付型ファンドレイジングプログラム『お宝エイド』
小林 高行(株式会社スモールツリー)
河内山 信一(株式会社シン・ファンドレイジングパートナーズ)
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25回目の #ランチMTGwithY は、夜の部として、6月9日(金)に開催しました。
山田も含めて5人、お店の個室でじっくり情報交換しました。
今回は、企業に勤めながら認定ファンドレイザーの資格を取得した村井 庸平さんから、先月参加されたアメリカのファンドレイジング大会の様子をお聞きしました。
http://jfra.jp/cfr/cfr_list/15365
同じく、その大会に参加された、物品寄付型ファンドレイジングプログラム『お宝エイド』の三井 恒雄さんもご参加いただいて、大会のお話をお聞きすることができました。
そして、せっかくの貴重な機会なので、小林 高行さん(株式会社スモールツリー)、河内山信一さん(株式会社シン・ファンドレイジングパートナーズ)もご参加いただいて、山田と一緒に話を聞きました。
企業に勤めながら、一からファンドレイジングの勉強をして、認定ファンドレイザーの資格を取得し、ファンドレイジング日本にも度々参加され、最近は登壇もされている村井さんから見る、アメリカのファンドレイジング大会のお話しはとても参考になりました。
アメリカと日本の状況の違いを踏まえての、アメリカのファンドレイジングのトレンドの違いはとても勉強になりました。
お話しを聞いていて、スーパー要約すると、次の2点になるのかと思いました。
・テクノロジーの活用
・ファンドレイジングに特化したサービス
また、日本の大会(約1400名)には現場のNPOのみなさんも多数参加されていますが、アメリカの大会(約4000名)は主にコンサルのような方が多いそうです。
大会の内容はもちろんのこと、どのようにして参加するのか、参加するための準備なども詳しく教えていただいたので、アメリカのファンドレイジング大会も少し身近に感じることができました。
来年は4月にニューオーリンズで開催されるそうです。
物品寄付の「お宝エイド」を運営している三井さんからは、アメリカの物品寄付の状況などを教えていただきました。
昨年の大会には物品寄付のサービスの紹介ブースもあったそうですが、今年はなかったそうです。トレンドがあるようです。
http://otakara-aids.com/program/
小林さん、河内山さんからは、最近のファンドレイジング支援・NPO支援の取り組みについて、教えていただきました。
などほどな〜のお話しで、こちらも参考になりました。
こういう形式の情報交換もいいですね。
村井 庸平 (Yohei Murai) 三井 恒雄 (恒雄三井) 小林 高行 (Takayuki Kobayashi) 河内山 信一 (信一河内山)のみなさん、どうもありがとうございました。
あっ、村井さんを講師にお招きして、7月下旬か8月上旬にセミナーをしますよ。
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26 6/12 月 11:30〜12:30
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本日は、26回目の #ランチMTGwithYでした。
但し、2回目の山田一人でした。
前回と同じく内省しながら、一人ランチを食べました。。。
なんだかいつもより塩味がきついなと思っていたら、いつの間にか涙があふれ出して、ランチのメインディッシュのソースと涙のハーモニーとなっていました。
おそらく、「もう山田にそんなさびしい思いをさせないぞ」と思った方がたくさんいらっしゃると思います。
そんな方は、ぜひ、6月22日のランチMTGの特別バージョンにお越しください。
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ランチMTGwithYの特別バージョン
『ヤマダMTG』
山田と何かミーティングしたい方を絶賛大募集します!!
面白い企画やアイデアを持ってきていただくのでもよし。
山田に事業のことやソーシャルセクターのことでも何でも相談するのでもよし。
純粋に、山田と話をしたいというのでもよし。
とりあえず、以下の時間割でミーティング相手を大募集します!
ランチの枠を除いて、まだまだ予定が空いています。
08:00〜09:00
09:00〜10:00
10:45〜11:30
13:00〜14:00
14:00〜15:00
15:00〜16:00
16:00〜17:00
17:00〜18:00
ぜひ、ご都合のよい時間をfacebookメッセージでおしらせください!
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27 6/16 金 12:30〜13:30
藤めぐみ(レインボーフォスターケア)
中村久哉(Asuka Academy)
やまもとひでき
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27回目の #ランチMTGwithY は、6月16日(金)に開催しました。
藤 めぐみさん(レインボーフォスターケア)、中村 久哉さん(Asuka Academy)、やまもとひできさん(団体設立準備中)に、CANPANインターンの白倉さんで、ランチでした。

お越しいただいた三人の方からそれぞれの活動を教えていただき、とても勉強になる1時間でした。

藤さんが代表をしている一般社団レインボーフォスターケア(https://rainbowfostercare.jimdo.com/)は、「LGBT」×「社会的養護」をテーマに活動をされています。
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LGBT(性的マイノリティ)が里親や養親として子どもを養育するための法制度等の課題の解決と、里親家庭や児童養護施設で暮らすLGBTの児童たちが直面する問題の解決を通じて、多様な大人と多様な子どもと多様な家族が生きやすい社会をめざします。
------

最近は、「児童養護施設における性的マイノリティ(LGBT)児童の対応に関する調査」報告書を発行されたそうです。
お話しをお伺いして、いわゆる社会課題と言われるものには複数の要素が関わっていて、単一の視点だけでは見つけられないものがあるのだなと思いました。
とても示唆に富んだお話をお伺いすることができました。
みなさんも、調査報告書やWebサイトをご覧ください。

中村さんが関わっているNPO法人Asuka Academy
http://www.asuka-academy.com/)は、世界最高の大学講義を日本語で無料で学ぶことができるように、MITをはじめとした海外トップレベル大学の講義や学習コンテンツを、日本語つきで無料で配信しています。無料会員登録だけで、どなたでもすべてのコンテンツを無料でご利用いただけます。

いやー、これは本当にすごいです。
英語でしゃべっているMITの授業を、日本語と英語の字幕付きのネット動画として見ることができます。
主に理系のものが中心だそうですが、そのコンテンツはすごいの一言。
中学生向けの理科の授業(アメリカでは理論より、実験中心)もあります。こういう方法で学びを深めることができる時代なんですね。

そして、日本語の字幕はボランティアの方が作成されているそうです。オンラインで共同で作業をしているとのこと。
これも面白い仕組みですね。
翻訳ボランティアの中には、高校生が学校単位で参加されているそうです。帰国子女の生徒が中心だそうですが、ある意味、高校生のプロボノ活動ですね。

ぜひ、みなさんも、まずはサイトで動画を見てみてください。
http://www.asuka-academy.com/


そして、国内外でIT関連のお仕事をされているやまもとさんからは、事業構想などをお聞きしました。
お話しをお聞きすると、今は、様々な法人格があるので、どういった組織形態で事業を行うのがいいのか、悩まれているとのこと。
確かに、今は、NPO法人や一般法人もあれば、以前に比べて、ソーシャルなことでも企業形態で事業をしやすい環境がありますので、いろいろ悩ましいところです。

藤 めぐみ (Fuji Megumi)さん、 中村 久哉 (Hisaya Nakamura)さん、 やまもと ひでき (Hideki Yama)さん、貴重なお話し、ありがとうございました。
インターンの白倉真帆さんと一緒に、いろいろ勉強させていただきました。
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28〜34 6/22 木 08:00〜18:00(計7回)
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6月22日は、#ランチMTGwithY の特別版として、ヤマダMTGを開催しました。

これは、山田の誕生日を記念して開催したものです。
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組織上、寄付を受け付けているわけではないので、こんなものを誕生日プレゼントとして、みなさんからいただきたいと思います。
・面白い企画
・ワクワクするアイデア
・ドキドキするようなコンセプト
・エッジの効いたキャッチコピー
・ジーンとくるようなエピソード
・なるほどの実践例
・ほっこりな物語

『ヤマダMTG』
山田と何かミーティングしたい方を絶賛大募集します!!
面白い企画やアイデアを持ってきていただくのでもよし。
山田に事業のことやソーシャルセクターのことでも何でも相談するのでもよし。
純粋に、山田と話をしたいというのでもよし。
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08:00〜09:00
豊田有希さん(田んぼできずなづくり)
松澤 寿典さん(プロボノ)
中野 啓一さん(日本都市青年会議)

朝は3人の方にお越しいただきました
最初に松澤さんから新しい取り組みについて、ご紹介いただきました。これがすごいプロジェクトです。正式に発表されることが待ち遠しいです。

次は、豊田さんから最近の活動の状況を教えていただきました。団体やプロジェクトの発展や時間の経過によって、状況が変化していくことの面白さと難しさをみんなで共有しました。なるほどでした。

中野さんからは、いわゆる老舗の団体がどのように展開していくかのお話しをお伺いしました。

3つの団体・活動のお話しを聞いて、勉強になりました。
いろいろ情報を蓄積できました。

09:00〜10:00
飯澤 幸世さん(日本財団)

2回目のMTGは、半分同僚の飯澤さんとマンツーマンでMTGです。広報についてはじっくり話をすることができました。
個々のNPOではなく、その分野のことを一般の人にどう知ってもらえればいいのかをディスカッション。
かなり深い話し合いができました。
・過去のNPOセクター(というよりNPOが出来る前の時代)の周知啓発について、学び直す
・本当に誰に伝えたいのか?何を伝えたいのか?を考える
これは本当に深いテーマです。
興味がある方はぜひご一報ください。


11:30〜12:30
友田 景さん(株式会社ビズデザイン大阪)
森 三成子さん(アーティスト)

ランチは、東京から大阪に拠点を移した友田さんと、札幌から東京に来た森さんと一緒でした。
事業評価とアート。
一見つながりのないものがつながりがあったり、なるほどの1時間でした。
NPOの事業評価も、アートも、実は人の変化に着目する。
こういう共通点を発見することが何かのヒントになりますね。


14:00〜15:00
片山駿さん(芸術家の村)

片山さんからは新しい取り組みについておしえていただきました。なかなか面白い取り組みだなと思いました。
やっぱり、NPOセクター以外のものをうまく取り込むことが大事だなと思いました。ぜひ、いい形で実現していただきたいですね。
山田がご協力できることがあればなんなりと!


15:00〜16:00
光原ゆきさん(NPO法人女子カラダ元気塾)

光原さんが代表をしている団体について、いろいろおしえていただきました。
つい最近名刺交換をしただければほとんど活動のことを知らなかったので、とても勉強になりました。
団体の立ち上げから、団体や活動の見直し、そこからの展開など、本当に勉強になります。一つ一つの団体のストーリーが面白い。こういう情報を共有できるといいのですが。

その場で、日本財団の担当者も紹介することができ、よかったです。また、その後の展開をぜひ教えていただきたいですね。


16:00〜17:00
中野秀敏さん(NPO法人e-Education)

中野さんとは、いろんなディスカッションが出来ました。
団体のことというより、お互いの人生や組織マネジメントに関するお話しでした。
なかなかこういう話をする機会がないので、面白い。40代NPOの集まりがあるといいなという結論に二人で至りました。
中野さんの話から、NPOセクターが持っているコミュニティ感は企業向けに提供できるノウハウですね。


17:00〜18:00
原田 謙介さん、小川智康さん(YouthCreate)

最後は、YouthCreateの原田さん、小川さんとMTG。
YouthCreateの活動について、いろいろ教えていただきました。18歳選挙の次の展開について、一緒にブレストをすることができました。
山田からもいろいろアイデアを提供できたと思います。
でも、活動について教えていただくとそれぞれのNPOの可能性を強く感じます。特に、専門性を持っているNPOはそのノウハウを活用すれば、いろんなセクターや団体・組織と協働できることがあります。これはすごい財産です!
その財産をどう活用して、社会に貢献していくのか、社会を作っていくのか、非常に刺激的なディスカッションになりますね。

豊田 有希 (Toyoda Yuki) 松澤 寿典 (Hisanori Matsuzawa) 中野 啓一 (啓一中野) 飯澤 幸世 (Sachiyo Iizawa) 友田 景 (Kei Tomoda) 森 三成子 (Minako Mori) 片山 峻 (Takashi Katayama) Mitsuhara Yuki Hidetoshi Nakano 原田 謙介 (Kensuke Harada) 小川 智康 (Ogawa Tomoyasu) のみなさん、本当にありがとうございました!
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35 6/30 金 11:45〜12:45
植原 正太郎さん(グリーンズ)
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6月最後の #ランチMTGwithY は、35回・74人目ということで、NPO法人グリーンズの植原さんが来てくれました。
http://greenz.jp/

最近のグリーンズの活動について、いろいろ教えていただきました。メディアを超えて活動体としてのグリーンズは、やはり面白いですね。
特に、植原さんがグリーンズに入って立ち上げた、サポーター制度「greenz people」について詳しく教えていただきました。メディアをサポートする仕組みから、どう展開していくのか、非常に刺激的でした。

いろいろ意見交換出来て、楽しかったです。
やっぱり、NPOの可能性を感じた一時間でした。

植原 正太郎 (Shotaro Uehara)さん、ありがとうございました。
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今月も本当に多くのみなさまにご参加いただきました。
4月からの通算で、35回で74名の方にお会いしています。

CANPAN 山田泰久
NPO関係者が読むべきCANPANブログおススメ記事2017/6/23-6/29 [2017年06月30日(Fri)]

2017年6月23日から2017年6月29日までのCANPANブログの中から、NPOの組織マネジメントに参考になるような記事をご紹介いたします。

参考ブログ.jpg


ブログ「NPO会計・リクツとコツ〜目指せ、NPO会計キュレーター」

メモの有無と、助成金申請書リファイン力の相関関係について[2017年6月23日(Fri)]
https://blog.canpan.info/sally_nakao/archive/2786
・相談時にメモをひたすら取っている人は、申請書の改良度合いがすこぶる良い!!
・メモを取るというのはただ単に記録を残すだけでなく、自分の頭の中の痕跡を残すということにつながるんだ。
・上司にやる気をアピールするのではなく、自分がやるべきことを理解するために、メモをとるのだ。
★メモをとるだけで、一気に作業の効率がよくなることありますよね。申請書作成など、難しい課題についてはなおさらメモが力を発揮するのかもしれません。


ブログ「傍楽(はたらく)〜未来を創る仕事をしよう〜」

シニア社会学会大会シンポジウム「分断社会を越えて」にパネリストとして登壇させていただきました! [2017年06月28日(Wed)]
https://blog.canpan.info/hataraku/archive/159
・「逃げられる場所」「助けを求められる場所」がある、ということに幸せを感じている人が少ないのではないか。
・自分だけの力ではできないけれど望むものがあるとき、「人に頼る前に諦める」人が日本には多いのではないか。
・全員にライフサイクルに必要な支援を「サービス」というかたちで提供するという視点。
★「人様に迷惑をかけたくないが過剰すぎる日本」という言葉がずしりと来ました。普段からの積極的なコミュニケーションがこの状況を改善するための第一歩でしょうか。


ブログ「林田全弘ブログ」

メルマガのポリシー [2017年06月27日(Tue)]
https://blog.canpan.info/rindazenko/archive/231
・「NPOのためのデザイン」のメルマガを発行しています。
・たかがメルマガ、されどメルマガ。いろいろこだわりを持っています。
・ちょっとずつ購読してくださる数が増えていて、嬉しいです。
★林田さんのメルマガにはこちらの記事から登録いただけます!


ブログ「NPO法人おかえりブログ」

“「ふるさと」プロジェクト!” のご報告。 [2017年06月27日(Tue)]
https://blog.canpan.info/okaeri/archive/1876
・社会的養護の下で暮らしている子どもたちと、交流会を重ねながらつながりを作る。
・社会的養護の下を巣立った後も自立し、安心して暮らせるよう、子どもたちの「ふるさと」(心の拠り所)をつくろうというプロジェクトです。
・こうしたつながり作りをしながら、小さい頃から「おかえりがある」と身近な存在になるといいなと思います。
★大自然の中で、野菜堀りを楽しむ子どもたちの様子が紹介されています♪たくさんの方々とつながる機会、大切ですね。
Posted by 白倉 at 13:10 | 参考ブログ | この記事のURL | コメント(0)
【開催報告】NPO活動におけるアウトプット、アウトカムを考える勉強会(日本財団CANPAN・NPOフォーラム) [2017年06月29日(Thu)]

今度のCANPANセミナーは、「アウトプット」「アウトカム」に関する勉強会&ワークショップでした。8名で、2時間、アウトプット、アウトカムについて、ディスカッションしました。

outputhiking.png


CANPAN山田が、SNSで「アウトプット」と「アウトカム」について、次のようなことをつぶやいたところ、いくつかの示唆に富んだコメントをいただきました。

==================
アウトプットとアウトカム。
結果と成果。
なかなか、この違いがわかりません。
わからないとうか、感覚的にはわかっているつもりですが、うまく言語化できていないと。
アウトカム。
社会的課題の当事者にとってのアウトカム
課題を持続的に解決していくための仕組みに関するアウトカム
課題そのものが解消されることによるアウトカム
という3つの階層から成り立っているようです。
==================

多くの反響をいただきましたので、NPOの事業・活動における、アウトプットとアウトカムについて、興味・関心のある方に集まっていただき、勉強会兼ワークショップとして開催したものです。


日本財団CANPAN・NPOフォーラム
NPO活動におけるアウトプット、アウトカムを考える勉強会


日 時:2017年6月29日(木)19:00〜20:45(受付:18:45)
場 所:日本財団ビル 2階第1・2会議室
参加者:8名
主 催:日本財団CANPANプロジェクト

<スケジュール>
19:00 オープニング
・趣旨説明
・自己紹介タイム

19:15 話題提供
・参加者の中から2,3名の方に、その場で話題提供していただきます

みなさんのディスカッションの中から、山田が気になったキーワードをメモ書きしています。
ロジカルモデル
アウトカムスタディ
ストーリーか評価か
価値を言語化する
短期・中期・長期の階段状のアウトカム
フィーチャー・プルーフィング
未来志向からの逆算
どこに向かっているのか
過去形のアウトプット、現在進行形のアウトカム


19:45 ワークショップ
テーマ「NPO活動におけるアウトプット、アウトカムを考える」
 個人ワーク:アイデア出し
 グループワーク:共有&ディスカッション




20:30 全体共有


※参加者のみなさんの感想

20:45 終了


こちらは、ご参考までに、CANPAN山田がこの勉強会に関して、Facebookで発信したことやそのコメントなどを抜粋してまとめたものです。

【山田の投稿 その1】
最近はまっている、アウトプット、アウトカムについて。
活動のアウトプットは、誰かのインプット。
誰かのアウトプットは、活動のアウトカム。
アーティストの作品はアウトプットだろうか、あるいはアウトカムだろうか?
計画時に想定されるアウトカムと、実際の事業後のアウトカムは同じレイヤーのものか?

アウトプットとアウトカム。
結果と成果。
なかなか、この違いがわかりません。
わからないとうか、感覚的にはわかっているつもりですが、うまく言語化できていないと。
アウトカム。
社会的課題の当事者にとってのアウトカム
課題を持続的に解決していくための仕組みに関するアウトカム
課題そのものが解消されることによるアウトカム
という3つの階層から成り立っているようです。
課題設定やアウトプットから、アウトカムを導き出す千本ノックのようなワークショップを開催したいです、です。

◎投稿に関するコメント(適宜抜粋)
------
コミュニティ心理学のプログラムにおけるロジックモデルでは、アウトプットは定量的なもの、短期的アウトカムはまず、個人の行動変容だとしていますよね。
そのさきに長期的アウトカム、ゴールとしての社会的インパクトかありますね。

助成事業の場合は、パイロットプロジェクトとしての側面、あるいは団体支援の側面が付加されるので、ゴールとしての社会的インパクトにそういって視点を盛り込むのが良いのかなと思いました。


------
まさしく前回のSROI研修でやった部分ですね。
そこができなければ、価値の可視化ができないですから。

なんとなく、山田の中ですっきりしていなかったことがわかりました。助成金でやっている事業の場合、本来のその団体の活動としての事業と助成事業が実は入れ子構造になっているので、アウトカムも入れ子構造のようになっているんだなと。


------
output(出力)に対してinput(入力)があり、outcome(成果)に対してincome(収入)がありますね。 また、outputは将来のinputへつながりますし、成果に対して収入があり、収入は次の成果のためにある。

なるほど、outputで完結するのではなく、将来へとつながっていく流れというのは参考になります。一言で簡単に説明するのではななく、その効果を広く考えていきたいですね。


------
僕は、アウトプットとアウトカムは、ごちゃごちゃになってても、いいと思う。出来たことは何かな?と、この先につながるものは何かな?と、問い分けるといいと思う。出来たこと、分かった(見えた)こと、で違えてもいいと思う。定義よりも、問い掛けることばを考えるといいと思う。

海外の考え方を導入しようとするとうまく掴みきれない部分がありました。このコメントのように、区分をせずに問いを立てて考えていくということも大事ですね。
でも、助成金申請書の項目であると、悩ましいところですね。また今度じっくりお話させてください。

アウトプットに対応する問いは限られていますが、アウトカムに対応する問いはバリエーションがたくさんあります。具体の例に即して考えるといいですね。

助成プロジェクトであれば、なぜそのプロジェクトをやりたいのかが最も重要で、アウトカムは、そのなぜに対して、プロジェクトを行うことで何が起こるのか、を「取り敢えず」書いて貰えば良いと思う。仮に、応募段階でアウトカム設定が不十分だったとしても、僕は問題にはしません。「なぜ」が最も重要だし、プロジェクトから何が期待できるかを読み取ることが重要だと思っています。「助成」の場合、選考の段階では、助成する価値があるか無いかの判断の際、アウトカムが書けているかどうかは、あまり関係がないと感じています。助成後の評価では、最初の「なぜ」に対して、答えが何だったのか(意味あることは何だったのか、価値あることは何だったのか)を読み取ることが重要だと思っています。そもそも、助成とは何か、POとは何か、に通じる話しなので、また今度話しましょう。

助成する側には、助成することによって生み出したい状況や価値があり、その期待にプロジェクトが応えられるかを選考というプロセスで評価します。その評価結果をもとに、助成金を活用する人たちと、彼等の主体性を損なわないよう、擦り合わせを行い、おおよその合意点を見出せれば、助成がはじまります。つまり、両者のプロジェクトに対する期待の擦り合わせ、コミュニケーションが重要になります。このプロセス(応答)を欠いた状態で、書類審査だけで、記載されたアウトカムが適切か否かを評価することは出来ません。助成する側の期待は当然ある訳ですから、書類だけに拘っていても意味がありません。期待の擦り合わせが重要だと思います。伊藤隆さんのご指摘のとおり、言葉の定義づけは重要ですが、ディスコミュニケーションを避けるための工夫も求められます。助成という活動の意味と、全体の大きな流れをつかんでいないと、些末な技術論に陥り、それこそ、成果が得られないことになります。技術論を軽視している訳ではありません。技術や理論を学ぶことは当然のことで、その技術を実践のなかでいかに活かし、その経験をもとに理論をより精緻にしていくことは当然のことです。助成する側の技術・技能はまだまだ未熟なのだと思います。旧来から変わらないところ、新しいものばかり飛びつくところ。その間がいません。着実に技術を積み上げているところは少数派です。市民セクターの発展を考えると大問題なのですが、この認識はあまり共有されていません。

自分の投稿からのコメントを拝見して思ったことは、計画時のアウトカム・アウトプットと、事業終了後のアウトカム・アウトプットというものが同じものとして捉えるのが難しい、別のものと捉えることが大事かなと思いました。また、アウトプット・アウトカムをわけて考えたほうがよいのかは別の議論として、それぞれの価値は誰にとっての価値(NPOだけではなく、受益者も含めて)なのかを意識することが理解を深めるヒントのような気がしています。

「助成」の場合、助成する側のアウトカム(助成プログラムのアウトカム)、プロジェクトを実施する側のアウトカム(助成プロジェクトのアウトカム)の2種類があります。評価も同様です。「助成」の場合のアウトカム議論は、立ち位置を明確にしないと混乱すると思います。


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このループが個別での回転でなく、他者を経由して回遊することで、さらにインパクトが拡大するのかと。金は天下の回りものですね。

「ループ」という考え方、大事ですね!参考になります。発信することでいろんな方から助言をいただけて、楽しいです。


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インプット:自団体が燃えるために必要なもの
アウトプット:自団体が発した熱
アウトカム:参加者ひとりひとりの体温がどれくらい上がったか
インパクト:コミュニティに起こった熱化学変化
と言語化しつつ、感覚的に捉えています炎
この捉え方だと、ストーリーに変換しやすいです(^^)
ストーリーなき数字はただの記号。

朝投稿して、みなさんのコメントを読んで少し同じようなことを考えていました。アウトプットは団体のもの、アウトカムは団体を離れて独り歩きするもの。この考え方は大事ですね。

アウトプットは水面に投げ込まれた石で、アウトカムは広がる波紋ですかね。
で、色なん場所に石が投げ込まれて行くと、今度は波紋同士が重なり合って、社会の潮流となる、みたいな。

資金獲得的には、
アウトプット:事業収入(参加費)
アウトカム:寄付
インパクト:助成または公共事業
という捉え方もあるかも(^^)


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個人的なアプローチとしては、アウトプットはインプットからロジカルに導き出され、アウトカムはビジョンからやってくる感じ。このギャップを、どのくらい(より多くの人に理解できる形で)言語的に整合させることができるか。右脳と左脳の衝突事故、みたいな感覚(笑)。という個人的なことは置いておいても、関係者間での共通理解がされないまま、「アウトカム」の言葉だけが先行している印象。

ビジョンから来るアウトカムという捉え方はなるほどです。いろんな捉え方が出来ますね。参考になります。あと、言葉が先行しているという印象、確かにです。


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漢字熟語が中国語とは意味が違うように、カタカナ言葉が、日本語として、助成関連用語としては助成関係者が決めていくのがよいと思われます。大方の辞典での採用を目指し、誰かが責任持って取りまとめ、厳密に定義することが寛容と思います。
英語としての原義あるいは現在での類語を踏まえていくことも大事かと思います。下記はそれぞれについて online etymology 、online thesaurus から転記したものです。ともに未だ未だ異説があるものの、両者はお互いに類義語として解釈されていないことが重要かと思います。
アウトカムに比べアウトプットの現在の用法に繋がる原義は50年ほど後に普及し、いわゆる工業生産の時代の産物(まさに産物)であることは踏まえるべきかと思います。
また、そういった意味でアウトプットは大方において「意図された」目に見えるモノであること、アウトカムは大方において「意図されない」目に見えないコトを含めたような単語であることに配慮すべきかと思います。

outcome (n.)
1788, "that which results from something," originally Scottish, from out + come (v.). Popularized in English by Carlyle (c. 1830s). Used in Middle English in sense of "act or fact of coming out" (c. 1200). Old English had utancumen (n.) "stranger, foreigner."

Definition: consequence, effect
Synonyms: aftereffect, aftermath, blowoff, causatum, chain reaction, conclusion, end, end result, event, fallout, issue, payback, payoff, reaction, result, score, sequel, upshot

output (n.)
1839, from out + put (v.). Till c. 1880, a technical term in the iron and coal trade [OED]. The verb is attested from mid-14c., originally "to expel;" meaning "to produce" is from 1858.

Definition: something produced
Synonyms: achievement, amount, crop, gain, harvest, making, manufacture, manufacturing, producing, product, production, productivity, profit, take, turnout, yield
Antonyms: input

語源からの考え方の整理、大事ですね。非営利セクター以外での使い方なども改めて確認しないと思いました。定義づけにも、ゆくゆくはチャレンジしたいところです。
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【山田の投稿 その2】
NPOの事業と評価と価値に関する考察(メモ)
【計画時】
社会:課題設定ーーーー→目標設定Aー→将来目標設定B
                ↑      ↑ 
人: 課題設定ーーーー→目標設定Aー→将来目標設定B
          ↑
活動:事業設定→目標設定@
⇒事業を通じて、価値提供・価値創出(=価値として表現する)
⇒社会は、地域・属性軸
⇒階層と、時間軸(今、事業終了後、3年後)のマトリックス
【事業実施】
活動→結果@→変化A→成果A→見込まれる成果B
ーーーー
・課題設定(=受益者の状況分析)があっての事業評価
・評価基準をどうするか
・価値と変化を言語化し、定義する
・どんな価値を提供するか→どれだけの価値を提供できたのか
・価値の質を計る(当初設定した目標に対してどれくらいのレベルの質になったのか、その物差し)
・価値の質と量が成果
ーーー
マルチバリュー
直接的受益者、間接的受益者、支援者、家族、地域住民、地域、自治体、公的機関、企業、学校
ーーーー
・成果を評価する事業評価
・手法の有効性を評価する事業評価
・プロセスを評価する事業評価
・基準の水準を評価する組織評価
ーーー
評価の意味
振り返り、改善、アピール、説明責任、コミュニケーション、キャパシティビルディング、基盤強化、ファンドレイジング、手法の有効性、課題設定の正しさ
ーーー
・なぜ今評価なのか?
・NPOの評価の歴史
・NPO自身にとっての評価の意味
・ステークホルダーから見た評価の意味
・評価関連の団体一覧
・評価関連のセミナー講師一覧(セミナー実績)

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以上です。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

今週の助成金情報(2017年6月27日) [2017年06月27日(Tue)]

2017年6月21日から2017年6月27日のCANPAN助成制度データベース更新した助成金情報です。

【CANPAN助成制度データベース】
http://fields.canpan.info/grant/

今週は計5個の助成プログラムを掲載しています。
掲載した助成プログラムには、教育・文化・医療・環境・地域など他分野掲載していますので、ぜひご活用ください。
続きを読む・・・
Posted by 藤川 幸子 at 17:32 | 助成金情報 | この記事のURL | コメント(0)
NPOが押さえておきたい省庁情報(2017/06/19-23) [2017年06月26日(Mon)]

社会的価値を出していくNPO・公益活動を行っていくために、国の動きをしっかり押さえておくことが重要です。しかしながら、現在、社会課題が複雑化し、もともと関係する省庁以外でも実はその課題に関する取り組みを行っているケースが増えてきています。

そこで、省庁のWebサイトの更新情報からNPO・公益活動に関係する情報を1週間分まとめて抜き出しました。ぜひ、これからの活動にご活用ください。


メモ用.jpg


NPOが押さえておきたい省庁情報(2017/06/19-23)

各省庁の情報は以下の「続きを読む・・・」をご覧ください。
続きを読む・・・
Posted by 藤川 幸子 at 10:19 | 省庁情報 | この記事のURL | コメント(0)
【モニター募集のご案内】NPOを対象とした助成プログラムの助成決定事業一覧(通称:ホワイトリスト)の活用 [2017年06月25日(Sun)]

以下のページにて、ホワイトリストを公開しています。
ぜひ、ご確認ください。
【ご案内】NPOを対象とした助成プログラムの助成決定事業一覧(通称:ホワイトリスト)の公開
https://blog.canpan.info/cpforum/archive/1048



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この度は、たくさんの方にご応募いただき、ありがとうございました。
7月31日をもってモニター募集の応募を締め切りました。

この後は、ご応募いただいたみなさまに8月下旬にアンケート調査を実施していただき、10月2日(月)午後に日本財団ビルで調査報告会を開催します。
ぜひ、今からご予定を空けておいてください。

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この度、日本財団CANPANプロジェクト、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]が共同して、NPOを対象とした助成プログラムの助成決定事業一覧(通称:ホワイトリスト)のパイロット版を作成しました。

これは、NPOを対象とし、全国規模で申請募集を行っている主要な助成プログラムのうち、助成を決定した事業の一覧をWebサイトで公開している助成プログラムをピックアップし、その助成決定事業を助成プログラム横断で一つのデータにまとめたものです。

この助成決定事業一覧(通称:ホワイトリスト)をダウンロードしていただき、その利活用について、実際に試していただいたり、あるいはアイデアを考えていただくモニターを募集します。

対象助成プログラムの選定や、事業一覧の項目・形式は、パイロット版として作成したものです。本データを利活用していただき、対象助成プログラムや一覧の項目などについて、モニターのみなさまから、ご意見をいただきながら、適宜改訂を行っていきます。
今回はパイロットプロジェクトとして、2016年度の事業実績を対象としています。今後、モニターのみなさまからの反響やご意見をもとに、対象となる助成プログラムの拡大、継続的な助成決定事業一覧の作成などを検討していく予定です。

ぜひ、より多くのみなさまに、パイロットプロジェクトにご協力いただければ幸いです。
モニター募集について、お申し込みをお待ちしております。


NPOを対象とした助成プログラムの助成決定事業一覧
(通称:ホワイトリスト)の利活用モニター募集


<助成決定事業一覧(通称:ホワイトリスト)の概要>

・各助成機関のWebサイトで公開されている情報をもとに作成しています。

・助成事業の対象年度は、2016年度(2016年4月〜2017年3月に事業が開始されるもの※)です。※募集時に助成機関が表記している年度と違っているケースがあります。

・今回はパイロットプロジェクトとして、事務局にて対象となる助成プログラムを選定しています(今後、モニターアンケートをもとに対象助成プログラムを拡大予定)。

・一覧に掲載している事業は、29機関、合計2820事業となります。なお、この事業数は一覧に掲載されている事業数で、NPOを対象とした助成事業の年間総計ではありません。

【ご参考:一覧に掲載している助成機関(29機関)】
JKA/環境再生保全機構(地球環境基金)/日本郵便(年賀寄附金)/清水基金/セブン-イレブン記念財団/国土緑化推進機構/トヨタ財団/日本万国博覧会記念機構 万博基金/丸紅基金/イオン環境財団/三井物産/三菱財団/地球産業文化研究所/ヤマト福祉財団/日本たばこ産業/キリン福祉財団/全日本社会貢献団体機構/サントリー世界愛鳥基金/福武財団/KDDI財団/大和証券福祉財団/モバイル・コミュニケーション・ファンド/Panasonic(NPOサポートファンド)/JR西日本あんしん社会財団/みずほ福祉助成財団/ジャパン・プラットフォーム/エネルギア文化・スポーツ財団/トヨタ自動車/日本財団
(順不同)


<データ利活用モニター募集のご案内>

募集期間:2017年6月26日(月)〜7月31日(月)

モニターとしてお願いしたいこと:
 1)モニターにご応募いただいた方全員に、データを提供いたします。
   特に、応募者の属性等の条件は設定していません。
 2)実際にデータを見ていただき、利活用してください。
 3)8月下旬にWebアンケートを実施しますので、必ずご回答ください。
 4)アンケートでは、以下のことを中心にお伺いします。
   ・実際のデータの利用方法
   ・データの利用方法のアイデア
   ・対象とする助成プログラムの追加
   ・データ項目やフォーマットの改善

データ利用の注意点:
 ◆本データの利用は、データ提供された個人・組織の内部のみでの活用としてください。
 ◆オリジナルのデータや、加工したものを外部に公開することは禁止します。
 ◆本データを活用しての調査・分析を外部に公開するることは禁止します。但し、CANPAN及びIIHOEとの共同プロジェクトとして実施することは可能ですので、まずはご相談ください。
 ◆本データの内容を活用する際には必ず各助成機関に掲載されている情報と照合の上、ご利用ください。
 ◆本データを利用して生じた損害等については、CANPAN及びIIHOEでは一切の責任を負いかねますので、あらかじめご承知おきの上、モニターにご応募ください。


<応募方法>
7月31日に応募を締め切りました。

お申し込み後、助成決定事業一覧(通称:ホワイトリスト)をダウンロードできるURLを自動返信メールでお送りいたします。
入力されたメールアドレスが間違っていますと、自動返信メールが届きませんので、ご注意ください。

なお、入力フォーム並びにデータダウンロードについては、Googleドライブを使用しています。所属組織のセキュリティ等の関係で、上手く作動しないことがございます。その場合は、別のネット環境でお試しください。当方で、別の手段等はご用意いたしませんので、あらかじめご了承ください。

※個人情報の取扱に関して
個人情報保護法に定義されます個人情報に該当する情報については、本調査研究関連業務で実施する事業で使用させて頂きます。 当該個人情報の第三者(業務委託先を除く)への提供または開示はいたしません。
ただし、お客様の同意がある場合および、法令に基づき要請された場合については、当該個人情報を提供できるものといたします。


<その他>
本プロジェクトに賛同し、ご協力いただけるNPO支援組織を別途募集します。
ご興味のある方は、下記の問合せ先までご一報ください。

8月下旬のアンケート実施後、10月2日(月)午後に日本財団ビルで調査報告会を開催予定です。
詳細が決まり次第、別途ご案内いたします。



【お問合せ先】
日本財団CANPANプロジェクト 藤川・山田
E-mail:canpanforum@canpan.jp
※お問合せはメールでお願いします。
【開催案内】ファンドレイジングの基本とオンライン決済活用のススメ 〜寄付集めのこと、オンライン決済の活用のこと〜(日本財団CANPAN・NPOフォーラム特別版)2017年7月28日(金)午後・東京 [2017年06月23日(Fri)]

今回のセミナーは、認定ファンドレイザーで営業コンサルタントであり、数多くのセミナー講師を務め、様々なNPOのファンドレイジング支援を実践されてきた宮本聡さんを講師にお迎えして開催いたします。

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以前、CANPANのセミナーの中で「どんなに優れたファンドレイジングプランが描けても、最終的に実行できなければ意味がありません。」と強くおっしゃられていた言葉が印象的でしたが、宮本さんの講演は実践的な内容で、みなさんのファンドレイジングを後押ししてくれるものです。
特に今回は「オンライン決済の活用」をテーマの中心にしたもので、宮本さんの講演としてもとても貴重な機会だと思います。

宮本さんによる講演の後は、CANPAN決済サービスの説明会を行います。前半の講演をお聞きいただいた上で、活用ポイントをお伝えします。これからオンライン決済の導入を考えているみなさまにぜひ、ご参加いただきたい内容となっています。

日本財団CANPAN・NPOフォーラム特別版
ファンドレイジングの基本とオンライン決済活用のススメ
〜寄付集めのこと、オンライン決済の活用のこと〜


日 時:2017年7月28日(金)13:00〜15:30(開場:12:45)
場 所:日本財団ビル会議室
対 象:これからオンライン決済の導入を考えているNPO団体関係者
    ※個人の方やすでにオンライン決済を導入している場合など、
     お断りさせていただくことがございますので、
     あらかじめご了承ください。
参加費:1,000円(事前決済・キャンセル不可)
定 員:10名
主 催:日本財団CANPANプロジェクト

★★★お申込みはこちらから★★★
http://canpan20170728.peatix.com
※お申し込み後、Peatixからメールが届きますので、必ず確認してください。
※事前決済のキャンセルは受け付けておりませんのであらかじめご了承ください。


<スケジュール>
13:00 オープニング
    
13:05 基調講演「ファンドレイジングの基本とオンライン決済活用のススメ」
    講師:宮本聡さん

<講座概要>
NPOの活動を継続するために必要なファンドレイジング。そのファンドレイジングの基本的な考え方と、今NPOがオンライン決済活用に取り組む必要性について、事例やトレンド、外部ツールなどの紹介と合わせて具体的に解説します。
  
14:35 質疑応答

15:00 CANPAN決済サービスのご紹介
    ・CANPAN決済サービスの活用例
    ・機能説明
    ・お申し込みから寄付集めまでの流れ

15:30 終了  


<講師プロフィール>
宮本聡さん

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営業コンサルタント/株式会社シティインデックス 海外不動産事業マネージングディレクター/有限会社サン・ユナイティッド 営業担当執行役員/認定特定非営利活動法人ACE 理事/公益財団法人ふじのくに未来財団 理事

1972年静岡県(西伊豆)生まれ。鉄道会社、地域金融機関、不動産仲介会社、外資系金融経済情報会社、中間支援NPO、マンションディベロッパー、クラウドファンディング運営会社など、様々な業種での勤務経験を持つフリーランスの営業コンサルタント/ファンドレイジングアドバイザー。数々の商材を自ら販売してきた実績を元に、主に中小企業やNPO/NGOの経営や営業の支援を行う。

<情報保障について>
参加申し込み後、手話通訳、要約筆記、点字資料、車イス席など必要な配慮を下記の問い合わせ先メールアドレスまで別途お知らせください。

<参加申し込み>
http://canpan20170728.peatix.com
・お申し込み後、Peatixからメールが届きますので、必ず確認してください。
・参加費用はクレジットカード払いのみの前払いとなっています。
・事前参加申込は7月28日(金)10時に締め切ります。
・定員になった場合には、その時点で申込締め切りとなります。
・当日現金での受付は対応しておりませんので、あらかじめご了承ください。
・キャンセルは受け付けておりませんので、あらかじめご了承ください。
・領収書はPeatixのサイトから印刷するものとなります。
※クレジットカード決済等で難しい方は以下のメールアドレスよりお問い合わせください。

<個人情報の取扱に関して>
個人情報保護法に定義されます個人情報に該当する情報については、セミナー開催関連業務で実施する事業で使用させて頂きます。 当該個人情報の第三者(業務委託先を除く)への提供または開示はいたしません。
ただし、お客様の同意がある場合および、法令に基づき要請された場合については、当該個人情報を提供できるものといたします。

【チケットのお申し込みに関するお問い合わせ】
Peatixコールセンター
0120-777-581
10:00 ~ 18:00 | 年末年始、GWを除く

【お問合せ先】
日本財団CANPANプロジェクト 藤川・山田
E-mail:canpanforum@canpan.jp
※お問合せはメールでお願いします。
Posted by 藤川 幸子 at 16:29 | NPO支援 | この記事のURL | コメント(0)
NPO関係者が読むべきCANPANブログおススメ記事2017/6/16-6/22 [2017年06月23日(Fri)]

2017年6月16日から2017年6月22日までのCANPANブログの中から、NPOの組織マネジメントに参考になるような記事をご紹介いたします。

参考ブログ.jpg


ブログ「川北秀人on人・組織・地球」

丹波市で行政職員研修+地域づくり大学、富里市&浜松市で小規模多機能自治勉強会、新潟でみらいずworks総会でした! [2017年06月19日(Mon)]
https://blog.canpan.info/dede/archive/1209
・12日(月)には丹波市と(特)giftにお招きいただき、同市の行政職員研修と「TAMBA地域づくり大学」で。
・14日(水)には富里市のお招きで行政職員と地域住民の方々を対象に。
・それぞれの地域における小規模多機能自治の必要性や意義、進め方のポイントなどをお話しさせていただきました。
★各地域によって、異なる小規模多機能自治の形。要注目です!


ブログ「NPO会計・リクツとコツ〜目指せ、NPO会計キュレーター」

「問い」がみえれば一気に進む:相談コーナーの風景から・・・[2017年6月20日(Tue)]
https://blog.canpan.info/sally_nakao/archive/2782
・あいちモリコロ基金相談コーナー。
・「それって、こういうことですか?」って聞いて確認することで、お互い理解できるように深めているつもり。
・やり取りの中で、「問い(解決すべき社会課題)」がびしっときまると、後は早い。
★最初に解決したい課題は何かを明確にすること。どんなことにおいても非常に重要な取り組み方だと思います!



ブログ「林田全弘ブログ」

「デザイン上達のために、何をしたらいいですか?」という質問の返し方 [2017年06月20日(Tue)]
https://blog.canpan.info/rindazenko/archive/228
・「デザイン上達のために、何をしたらいいですか?」最近、よく聞かれる質問です。
・「いま持っているスキルはなんですか?」「そのスキルはどうやって磨きましたか?」という質問で返すようにしています。
・人に合った上達方法があると思うんですよね。
★自分が持っているスキルを基盤に、自分にあった上達方法で学ぶ。大切な考え方ですね!


ブログ「NPO法人おかえりブログ」

奈良県委託事業の定例会議! [2017年06月20日(Tue)]
https://blog.canpan.info/okaeri/archive/1871
・奈良県こども家庭課の方が見えました。
・事業を受託して運営している「自立サポートセンター with」の進捗状況の確認。
・里親家庭や児童養護施設等で暮らす子どもたちが安心して巣立っていけるように。そして、巣立った人たちが自立し、安心して暮らせるように。
★子ども達の巣立ちのために、様々な方とのつながりを大切にし、共に考えていらっしゃるんですね。


ブログ「志的ブログ by NPOのための弁護士ネットワーク」

志的勉強会レポート(6/20第24回)[2017年6月21日(Wed)]
https://blog.canpan.info/npolawnet/archive/50
・昨日の志的勉強会のレポートです!題して「NPOのための職場のメンタルヘルス問題〜スタッフのこころの不調にどう対応するか〜」でした。
・ケーススタディをもとに、グループディスカッションを行いました。トラブルに遭遇したことのない方の場合、一度こういったケースに触れて考えて、道筋を眺めてみることは大変有意義なことだろうと思います
・メンタルヘルスに対する十分な治療が可能な就業規則になっているかという指摘もありました。
★職員のメンタルヘルス問題はNPOにとっても重要な課題ですよね!ぜひレポートをご覧になってみてはいかがでしょうか?
Posted by 白倉 at 13:33 | 参考ブログ | この記事のURL | コメント(0)
【開催案内】発信とファンドレイジングを学ぶ「NPO大学第2期」受講生募集開始!2017年7月31日・8月1日 東京 [2017年06月23日(Fri)]

日本財団CANPANプロジェクトとオルタナSは7月31日・8月1日の2日間連続で、NPO大学第2期を開きます。ゲストには若手NPO代表を招き、彼/彼女らの話を聞いて、チームを組んで1本の特集記事にまとめることを目指します。対象は大学生・若手社会人です。ご応募お待ちしております。(オルタナS編集部)

NPO大学は、発信技術とファンドレイジング(資金調達)のスキルを学べる、高校生・大学生・若手社会人(30歳以下)を対象にした講座です。昨年に開校して、今回が2回目となります。

今年は受講生は4人1組でチームを組み、ゲストの若手NPO代表の話をもとに、1本の記事(2000〜2500文字)にまとめます。社会問題が起きる原因やその背景、解決策について取材していきます。

*昨年度のNPO大学の参加者の記事一覧はこちら
http://alternas.jp/work/ethical_work/66469

【NPO大学第2期(夏)】

とき:2017年7月31日(月)10時〜18時(懇親会あり)・8月1日(火)10時〜17時  
ところ:日本財団ビル会議室(東京・港)
参加費:無料 *7月31日と8月1日、報告会(9月28日(木)17時〜20時@日本財団)に参加できることが条件です
定員:24人
申込はこちら(http://alternas.jp/about/contact)の窓口から、
題名を「NPO大学第2期(夏)参加」として、
氏名・所属(大学名・会社名)を明記してお申し込みください。

◆スケジュール
・7月31日(月)
10:00〜10:10・・講座の概要説明
10:10〜10:30・・参加者自己紹介
10:30〜10:45・・休憩
10:45〜12:00・・記事執筆講座
12:00〜13:00・・お昼休憩
13:00〜14:15・・「NPOの広報」講座
14:15〜14:30・・休憩
14:30〜16:00・・NPO大学第一回(講義45分:ワークショップ45分)
16:00〜16:10・・事務連絡
16:10〜18:00・・懇親会

・8月1日(火)
10:00〜10:10・・講座の概要説明
10:10〜11:40・・NPO大学第二回(講義45分:ワークショップ45分)
11:40〜13:00・・休憩及びお昼休憩
13:00〜14:30・・NPO大学第三回(講義45分:ワークショップ45分)
14:30〜14:45・・休憩
14:45〜16:15・・NPO大学第四回(講義45分:ワークショップ45分)
16:15〜16:30・・休憩
16:30〜16:45・・事務連絡

◆ゲスト一覧 *NPO大学第2期では合計4人のゲストが登壇します。残り2人のゲストが決まりましたら、こちらで紹介いたします

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◆テーマ:「なぜ若者の投票率は上がらないのか」
講師:原田謙介(NPO法人YouthCreate代表理事)
1986年岡山生まれ。愛媛県愛光高校、東京大学法学部卒。大学3年時に、20代の投票率向上を目指し「学生団体ivote」を設立。卒業後の2012年4月インターネット選挙運動解禁を目指し「OneVoiceCampaign」を立ち上げる。2012年11月YouthCreateを設立し、「若者と政治をつなぐ」をコンセプトに活動。地方議員と若者の交流会「VotersBar」の全国展開、中学高校での主権者教育授業の実施、行政・企業とのコラボ企画、選挙時の投票率向上に向けた企画等を実施。全国で若者の政治参画に関する講演研修も行う。岡山大学非常勤講師も務める。国内・海外問わずサッカーが大好き。拠点のある中野区での活動も行っている。


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◆テーマ:「防災意識を高めるためには」
講師:田中美咲(一般社団法人防災ガール代表理事)
1988年生まれ。立命館大学産業社会学部卒業後、サイバーエージェントに入社。東日本大震災をきっかけとして情報による復興支援を行う公益社団法人に転職。2013年8月に「防災があたりまえの世の中にする」ことをビジョンに「防災ガール」を設立。津波防災の新しい合図であるオレンジフラッグを全国に広める「#beORANGE」を日本財団と共催にて立ち上げ。東京防災女性版の検討委員。2015年3月に同団体を一般社団法人化。2017年7月より滋賀県長浜市と連携し「生き抜く知恵」をアーカイブする事業を展開。

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◆テーマ:「障害児教育」
講師:石田由香理(特定非営利活動法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン)
1989年生まれ。大学生時代にフィリピン・スタディーツアーをきっかけにフリー・ザ ・チルドレン・ジャパンと出会い、現地パートナー団体スタッフの「この国ではまだまだ障害者は何もできない存在だと思われている。教育者として、僕は全盲の君が日本でどのように教育を受けてきたのかにとても興味がある」という言葉をきっかけに、現地の障害児教育事情に興味を持つようになる。イギリスの大学院にて教育開発の修 士号取得後、フィリピン駐在のNGO職員として勤務。現在はフィリピン障害者支援事業と国内における共生社会推進プログラムを担当。

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◆テーマ:「eラーニングで、途上国に教育改革」
講師:三輪開人(特定非営利活動法人e-Education代表理事)
1986年生まれ。早稲田大学在学中に税所篤快と共にNPO、e-Educationの前身を設立。バングラデシュの貧しい高校生に映像教育を提供し、大学受験を支援した。1年目から合格者を輩出し「途上国版ドラゴン桜」と呼ばれる。大学卒業後はJICA(国際協力機構)で東南アジア・大洋州の教育案件を担当しながら、NGOの海外事業総括を担当。2013年10月にJICAを退職してe-Educationの活動に専念。14年7月に同団体の代表理事へ就任。これまでに途上国14カ国15,000名の中高生に映像授業を届けてきた。2016年、アメリカの経済誌「Forbes」が選ぶアジアを牽引する若手リーダー「Forbes 30 under 30 in Asia」に選出される。

◆企画者

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山田泰久(特定非営利活動法人CANPANセンター代表理事) 
1996年日本財団に入会。2014年4月、日本財団からNPO法人CANPANセンターに転籍出向。日本財団とCANPANセンターが合同で実施する、市民、NPO、企業などの活動を支援し、連携を促進するソーシャルプロジェクト「日本財団CANPANプロジェクト」の企画責任者。主に、NPO×情報発信、オンライン寄付、助成金、IT・Webなどの文脈でセミナー開催、セミナー講師などを行っている。

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池田 真隆:
オルタナS編集長、1989年東京都生まれ。立教大学文学部文芸思想学科卒業。大学3年から「オルタナS」に特派員・インターンとして参画する。その後、副編集長に就任し現在に至る。オルタナSの編集及び執筆、管理全般を担当。企業やNPOなどとの共同企画などを担当している。

★詳細・最新情報はこちらから
http://alternas.jp/work/challengers/70542
Posted by 藤川 幸子 at 10:11 | NPO支援 | この記事のURL | コメント(0)
【開催報告】Women Leading Social Change in Japan 日本女性による社会変革を支援「JWLIボストン研修」〜10年の歩みとこれから〜(フィッシュ・ファミリー財団&日本財団CANPAN・NPOフォーラム)2017年6月19日(月)夜・東京 [2017年06月20日(Tue)]

今回のCANPANセミナーは、アメリカ・ボストンにあるフィッシュ・ファミリー財団と共催で開催致しました。

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フィッシュ・ファミリー財団は、Japanese Women’s Leadership Initiative (JWLI)という、日本人女性向けの社会変革リーダー研修プログラムを主催しています。NPO・ソーシャルセクターの中でも、同研修プログラムに参加し、現在、それぞれの団体で活躍されている女性リーダーの方も数多くいらっしゃることと思います。

今回は、フィッシュ・ファミリー財団の共同創設者のフィッシュ・東光・厚子さんをお迎えして開催しました。フィッシュ・東光・厚子さんは、1999年に家族財団を設立し、子どもの貧困、移民支援、女性のエンパワメントなどの社会貢献活動を展開しているフィランソロピストで、2012年にアメリカホワイトハウスから、Champion of Changeを受賞されました。ご自身のライフワークとして、日本女性をエンバワーし、社会変革を推進するリーダーを排出することに情熱を持っていらっしゃいます。ご講演の中で、「傍観者ではなく、行動をとる勇気を持ってほしい」という力強いメッセージを頂きました。またアメリカ人、日本人と人間性の違いもありますが、「失敗しても次がある」と自分たちの力を信じで、女性の手で協力して社会を変えていってほしいとおっしゃっていました。公開用の資料もぜひご覧ください。

フィッシュ・東光・厚子さんに、ファミリー財団設立の思いや、日本女性が社会変革をリードすることへの期待、アメリカのフィランソロピーなどについて、講演していただきました。フォーラム後半の研修卒業生によるトークセッションでは、研修によって得た学びや出会い、その後に切り拓かれた新たな人生の展開について語っていただきました。特に、NPOで活躍している日本女性に、同財団のJWLI研修やこれまでの取り組みで実現されてきことを知っていただき、ご自身が目指す社会変革をどのように実現できるかを考えていただける機会として、企画しました。


フィッシュ・ファミリー財団&日本財団CANPAN・NPOフォーラム
Women Leading Social Change in Japan
日本女性による社会変革を支援「JWLIボストン研修」
〜10年の歩みとこれから〜


日 時:2017年6月19日(月)19:00〜21:00(開場18:30)
場 所:日本財団ビル2階大会議室
対 象:NPOや行政、企業等で社会変革に取り組んでいる方
    その他、社会変革に興味関心のある方ならどなたでも
参加者:95名
主 催:フィッシュ・ファミリー財団、日本財団CANPANプロジェクト
協 力:米日カウンシル−ジャパン

<スケジュール>
18:30 開場&ネットワーキング

19:00 オープニング
・趣旨説明
・本日のスケジュール
・自己紹介タイム

19:10 特別講演
テーマ:日本女性による社会変革を支援「JWLIボストン研修」を通じて
〜女性のリーダーシップ、非営利セクターでの女性の活躍、JWLIで提供していること、日本女性に期待することなど〜
講演者:フィッシュ・東光・厚子さん(フィッシュ・ファミリー財団 共同創設者)

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フィッシュ・厚子さんからフォーラムにご参加くださった皆様へ
メッセージをいただきましたので、ご紹介させていただきます。

++++
フォーラムにご参加くださった皆様

フィッシュ・ファミリー財団のフィッシュ・厚子です。先日はフォーラムにご参加くださり本当にありがとうございました。この場をお借りしまして、今回の素晴らしい機会をご提供くださったCANPAN山田様へ心から御礼申し上げます。

当日はたくさんの皆様とお目にかかることができ、大変嬉しく存じました。アメリカでフィランソロピーの神髄に出会い、新たな生きる喜びを得た私の人生から、少しでも社会に役立つことを提供したく、これからもJWLIプログラムをはじめとする女性のエンパワメントや移民支援、メンタルヘルスなどの分野で活動をしてまいります。

近い将来、また皆様とお会いできる機会を楽しみにしております。今後JWLIプログラムからのメールマガジンをご希望なさいます方は、ぜひこちらからご登録をお願いいたします。

JWLIメールマガジン登録:http://linkedin.us11.list-manage.com/subscribe?u=e9f9d2780f19846b42cfcd7be&id=9e574c1bec

JWLI (Japanese Women's Leadership Initiatve)
Website: http://jwli.org/
Facebook: https://www.facebook.com/jwliboston/?fref=ts
 

心を込めて
フィッシュ・厚子
+++

★★★公開用資料★★★
 

19:50 質疑応答

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20:00 JWLI研修卒業生によるトークセッション
トークセッションでお話しされていたことをピックアップして記載致します。

◎宮沢由佳さん(参議院議員)【2011年度参加】

・今回の研修については、マイノリティを味わった期間だった
・テクニックを学びにいくつもりだったが、アメリカはNPOが多く、競争がすごかった
・寄付を集める際、1件1件ちゃんと説明をしてまわって寄付を集めていたことに驚いた
・震災後、厚子さんが行っていたチャリティバレエを日本でも宮沢さんが実施し、
「モデルがあると良いなと思った」とおっしゃっていました。
 そして、”自信を持つことの大切さ”を感じたと強くおっしゃっていました。

★次の一手は?
 女性の議員を増やしたい。

◎永井裕美子さん(ユナイテッドウェイ ・ワールドワイド インベスターリレーションズディレクター(日本))【2014年度参加】

・NPOのミッションの明確にする重要性を感じ、それは日々の活動とリンクしていた
 またミッションで組織をリードしていることを感じた
・「ガバナンスのコミットメントがすごかった」。
 忙しい理事もアドバイスだけでなく一緒になって働いていた
 ”させてもらっている”というスタンスで活動なさっているとのことです。
・NPOの行うプログラムの質の高さが非常に高いレベルのプログラムで驚いた
・「良いことに使うだけでなく、より高い成果を出すことに寄付を使うことが大切」という思考だった

★次の一手は?
 今回の研修で学んだこと、良いものの共通点を翻訳して伝えていきたい。

◎小澤いぶきさん(児童精神科医・精神科専門医、NPO法人PIECES代表理事)【2016年度参加】

・ビジョン・ミッションが1人1人に浸透して活動している行動しようにきちんと移されていました。
・アウトプットの先に期待しているか?
 アウトプット・インパクトをどうするかまで日々の活動におとしこまれていました。
・自分たちは何ができて、できないところをどこと協働するとよいか?という視点を持っている
・自分たちがどう変えられるかという文化がある。
・リーダーシップのフレームにある
 (人へのアプローチも込めて)「100の脳をもらいなさい」と言われた

★次の一手は?
 ・インクルートされるコミュニティが必要
 ・子どものウェル・ビーイング指標で高い指標を持って行動する

◎ファシリテーターの津田さんより
想いをカタチにするために、ぜひこの研修へ参加してほしいというメッセージがありました。

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20:30 ワークショップ「わたしが考える社会変革」
個人ワーク:二つのテーマについて考え、ワークシートを作成
      「あなたが気にかけている社会課題とは?」
      「その課題についてどのように変革していくか?」
グループワーク:3,4人のグループなって共有

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★★★ワークシート★★★


20:50 ネットワーキング

21:00 終了

<講演者プロフィール>
フィッシュ・東光・厚子さん
フィッシュ・ファミリー財団 共同創設者

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日米異文化コンサルタント職を退職後の近年は、フィッシュ財団の理事として従事。同財団を、夫のラリー・フィッシュ氏と共に1999年に設立。低所得就労世帯(特に移民、もしくは母子家庭)を支援する社会福祉団体の援助を目的としている。また、異文化交流に取り組むプログラムや団体の援助も行っている。
2011年3月に起きた東日本大震災以降は,いち早く「東北緊急援助基金ボストン(Japanese Disaster Relief Fund Boston)」を立上げ,被災者支援活動に尽力した。同基金は、緊急援助を中心とし2年間という活動目標を掲げ、総額にして約100万ドル(約1億円)に及ぶ助成金を、東北で活動する19支援団体に送り、2013年3月にその活動を終了した。
2006年には、日本における女性の社会貢献を目的としたリーダーシップ育成研修プログラム、Japanese Women’s Leadership Initiative (JWLI) を設立。2010年には、東京と福岡の2都市において初開催されたフォーラムの企画・運営を監修。フォーラムプログラムの立上げの成功を機に、JWLIは、研修プログラムとフォーラムプログラムの二本柱へと発展。JWLIの設立背景には、 長期にわたりアメリカのNPO/NGOで働いた本人の経験を生かし、日本の女性がビジョンを持ち、NPO/NGOのリーダーとして地域社会を変えていく原動力となってもらいたいという想いがある。
JWLIに加え、 Asian Task Force Against Domestic Violence (ATASK)に10年以上にわたり理事を務める。ボストンを中心に活動する同団体は、アジア系のDV被害者とその子供へシェルターや支援を提供する。ATASKの理事長として在職中には、暫定事務局長を兼任した経歴もある。
また、2012年9月には、これからの功績、また日本とアメリカ合衆国との間の相互理解の促進への貢献により,日本外務省より外務大臣表彰が授与される。翌年2013年には、これらの功績、特に女性のエンパワーメントへの貢献が認められ、ホワイトハウスよりChampion of Change賞を受賞する。
世界の公衆衛生問題にも尽力し、同問題に取り組むボストンのManagement Sciences for Health (MSH)では、コーディネーターとして発展途上国、日本、そして同団体の架け橋となり貢献。この経験をもとに、東京に拠点を置き、発展途上国の公衆衛生問題への取り組みの強化を目的としたHealth and Development Service (HANDS)の立ち上げに携わり、当初から理事も勤める。その他にも、ボストン財団、シモンズ・カレッジ、ジャパン・ソサエティー・ニューヨーク、ボストン美術館、米日カウンセルなど、文化・教育・コミュニティーと様々な分野の団体の理事も幅広く務める。
マイケル・デュカキス元マサチューセッツ州知事のもとでは、日米間の長期的な観光と貿易についての政策作成とその実施を7年にわたり行う。また、 ウィリアム・ウェルド元州知事のもとでは、10年にわたりアジア系アメリカ人委員会の委員を勤め、その功績が認められ1997年にはNew American Appreciation Awardを受賞。2006年にはデヴァル・パトリック現州知事により同委員会へ再任命される。2003年には、 National Conference for Community and Justiceから贈られるHumanitarian Awardを受賞。また、2008年には、社会正義とその擁護における功績が高く評価され、Massachusetts Association of Women LawyersからWomen of Justice Awardの第一号受賞者の一人として抜擢される。その他、Massachusetts Lawyers WeeklyやWomen’s Bar Association of Massachusetts等の団体からの受賞歴も多数。
東京の青山学院大学にて、経済学学士号を取得、大学院にて国際関係論を学ぶ。ハーバード大学ケネディースクール(行政大学院)では国際情勢、同大学ビジネススクール(経営大学院)では社会貢献的起業を学ぶ。3人の子供を持ち、現在はマサチューセッツ州チェスナットヒルで、夫のラリー氏と暮す。

<JWLI について>
JWLI (日本女性リーダー育成支援事業)は、日本女性のリーダーシップ育成・支援を目的に、2006年に設立されました。この研修は、「日本社会に良い社会変革をもたらす活動を実践する女性リーダーの育成」を目的にした、日本女性を対象とするフェローシッププログラムです。米国マサチューセッツ州ボストン市のフィッシュ・ファミリー財団と、シモンズカレッジ経営大学院ジェンダー研究所かの運営のもと、日本から派遣された女性フェロー研修生たちが、米国ボストンに4週間滞在しながら学ぶ、唯一無二のプログラムです。
http://jwli.org/japanese/

★★★気づきの共有シート★★★


講演いただいたフィッシュ・東光・厚子さん、ご登壇頂いたみなさま、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
Posted by 藤川 幸子 at 15:15 | NPO支援 | この記事のURL | コメント(0)
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