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【開催報告】】2019年の活動主体のデータベースを考える勉強会 第1回7月19日(水)午後「資金援助のプロである助成機関目線から考える」 [2017年08月12日(Sat)]

今度のCANPANセミナーでは、団体情報のデータベースのあり方について考える勉強会を5回連続シリーズで開催しています。7月19日(水)にその第1弾を開催しました。

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2年後の日本、公益活動を行う主体はどうなっているのでしょうか?
広義の意味でのNPOはもちろん、企業や、学校・病院などの組織、町内会などの地域運営組織、あるいはコラボレーション組織、プロジェクトチーム、個人など、多様な主体が、意識・無意識的に公益活動のプレイヤーとして関わっていると思います。確実に、より多くの種別、より多くの主体が活動を行っていることでしょう。多種多彩な活動主体が活躍している社会が生まれていることは、心強いことです。

その一方で、危惧されることは、
どのような主体があるのか?
どのような活動を行っているのか?
どの主体を応援すればよいのか、参加すればいいのか?
などなど、選ぶ側の困難も予想されます。
(今でも、そういう声をよく耳にしますが・・・。)

そこで、2019年の活動主体を効果的、効率的に探せるデータベースがあったとしたら、どのようなデータベースが良いのかを考える勉強会を開始しました。

日本財団CANPAN・NPOフォーラム
2019年の活動主体のデータベースを考える勉強会
〜効果的に団体を見つける方法、選ぶ決め手はあるのか!?〜


第1回 7月19日(水)13:00〜15:00
資金援助のプロである助成機関目線から考える
───────────────────────────
支援のプロである助成機関スタッフは団体の何を見るのか?
公の情報として知りたいこと、内部情報として知りたいこと
助成プログラムとして活用したい、活用できるデータベースとは!?

第1回の勉強会の様子を、一緒に企画しているTOKYObetaの江口さんにまとめていただきましたので、こちらにも転載します。

https://medium.com/tokyobeta-journal/canpan-social-database-ws1-report-75a3cb431951

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CANPANとともに企画している、2019年の活動主体のデータベースを考える勉強会。全5回の勉強会を踏まえながら、公益活動を支えるためのデータベースのあり方を議論していきます。

第一回目のテーマは「資金援助のプロである助成機関目線から考える」。公益活動をさまざまな形で支援する助成機関。企業が母体のものや、私金をもとに設立された財団など、さまざまな機関が助成を行っています。助成を行うということは、支援先と深く長く付き合いながら、支援先の団体が活躍・成長するための伴走者として取り組まなければいけません。そのためにも、助成プログラム時には具体的な団体の情報を知るためのさまざまな選考や調査を行っています。
そんな支援のプロの視点から、日頃の助成プログラムとして活用できるようなデータベースのあり方とはなにか、複数の財団関係者や支援団体の方々ととともに議論しました。

CANPANのこれまでとこれから

まず最初に、今回の勉強会の趣旨説明をCANPANセンター代表理事の山田泰久さんよりお話いただきました。
「NPOだけでなく、公益活動を行う企業や、コレクティブインパクトを軸に複数の団体が連携したプロジェクトが立ち上がるなど、多様な活動が生まれる時代になってきました。そうした時代にどのようなデータベースがあるべきか、みなさんと一緒に考えていきたいと思います」(山田さん)
続いて「CANPANデータベースこれまでの10年気づきと限界と可能性」と題し、CANPAN設立からこれまでの振り返りやサービスの成長、時代とともにCANPANがどんな歩みを経てきたか、CANPANの吉野さんよりプレゼンいただきました。



団体の組織情報の開示や助成金申請書の団体情報を参考にした入力項目により、CANPANへの情報入力を助成金申請の要件とする助成プログラムも増えてきました。情報開示レベルや認証マークの設置など、資金提供者が知りたい情報をもとに信頼の可視化につながるような機能をCANPANはこれまで実装してきました。また、助成プログラムなどの助成制度のデータベースも構築するなど、さまざまな情報が集約されています。
しかし、現状の課題もあります。非営利団体というセクター内でしか利用されていないこと、助成金申請の時期へのアクセスの集中など、本来取り組みたかった情報開示に必要な機能はすべて整っているとはいえないこと、また、活動の多様化とSNSなどのメディア環境の変化、オープンデータなどに代表されるデータ活用のためにCANPANに集まったデータをどのように利活用していくか、そのためにどのような情報収集や発信をしていくべきかを考えていかなければなりません。今回の勉強会にもまさにつながるテーマです。


団体選考と助成プログラムの作り方:トヨタ財団加藤さん

吉野さんのプレゼン後は、参加者からの情報提供として、助成機関の一つであるトヨタ財団国内助成グループ プログラムオフィサーの加藤剛さんより、トヨタ財団が行っている助成プログラムの紹介や、助成する際に気をつけていることなど、どのような選考プロセスを行っているか、などをお話いただきました。


トヨタ財団の特長としては、実際の具体的な事業やプロジェクトに対して助成する「そだてる助成」だけでなく、具体的な事業やプロジェクトを立ち上げるための準備やニーズ調査を行うための「しらべる助成」があることが特長です。社会課題に対する気づきをもとに行動する個人や団体が、実際に具体的な事業に取り組むために必要な要素を洗い出すためのもので、課題の調査や課題分析を行うことで、事業への形にしやすいためのステップを設けているのです。
選考では、事業の妥当性や実現可能性、継続性、波及効果、運動性・変革性などを選考基準に掲げ、提出いただく企画書には目標やKPI、評価を行うためのロジックモデルの作成などを盛り込んでいるとのこと。他にも、支援先に対する定期的なフィードバックや支援体制をもとに、プロジェクトのインパクトを高めるさまざまな取り組みをご紹介いただきました。


助成機関のプロから考える、データベースに必要な要素とは?
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加藤さんのお話を踏まえた上で、後半では参加者がグループを作り、アイデアを出していきます。それぞれの立場を踏まえながら、アイデアを出していきます。
ディスカッションでは、
・自分たちの立場で、どの内容・項目を診てるか
・いまは見れないけど、本当はこういう情報も見たい(理事の構成など)
・ NPOをもっと知ってもらうためにはどんな情報があるとよいか
・信頼度を高めるためにNPOはどんな情報を開示すべきか
・ NPO以外に、どういう団体の情報を知りたいか
といった視点をもとに、3グループにわかれて個人ワーク、グループワークをしていただきました。(グループワークででてきたアイデアシートは以下のスライド参照)



グループでは、団体内で働く人たちの在職期間などの履歴のようなものや、SNSなどのスタッフの声、地域や自治体の評価など、体外的な評価の見える化などの意見がでてきました。以下、箇条書きですが出された主な意見です。
<Aグループ>
団体の関連情報、団体の代表の過去の活動の可視化
過去のトラブル、離職率
メンバーの履歴書
設立の経緯、Vision、Missionの変遷、沿革
<Bグループ>
団体の基礎情報(法人、スタッフ、過去の助成プログラム)
地域からの評価
ステークホルダーとの関係性
内部の人達の関係性
スタッフの声
<Cグループ>
法人の活動内容、組織の規模感
助成申請、関係組織の図式
団体がどんな成果をしているか
活動のインパクトの可能性、事業評価、事業成果
スタッフの専門性
どんな人達がいるのか、組織の評判 、人を視点にした可視化
これらの意見をもとに、後半では「事業」と「人」の2グループに分け、より具体的なアイデアや意見を出し合いました。(グループワークででてきたアイデアシートは以下のスライド参照)



「事業」の視点では、ビジョン、ミッションだけでなく、ロジックモデルの整理やセオリーオブチェンジといった、インパクトや変革につながるための指標の見える化や、団体と事業の帝国データバンクのようなある種の通信簿や、経年によってどのような事業の変化、団体が変化していったのかを、定性的な視点からわかるようなものを求めていることがわかりました。
「人」の視点では、代表者やステークホルダーの履歴、他で関わっている(もしくは別で代表や理事などを務めている)団体情報や、内部で働くスタッフの過去の履歴や専門性、受益者やボランティアで関わってもらった方々との関係性など、ステークホルダー全体とのエンゲージメントに関する意見が集まりました。

参加者からは、「改めてデータベースについて考える機会になったと同時に、普段の選考などの考えの整理ができた」といった声も集まりました。データベースを考えることは、社会課題が解決したり豊かな社会制度が生まれるためのアイデアであり、それは広く見れば支援する側から見れば普段の考えの整理、NPOなどの現場にいる人たちにとっては、体外的な信頼を獲得するためのポイントの整理にもつながってくるはずです。
回を重ねるごとに、さまざまな視点でのアイデアが出てくることを期待し、集まった意見をきちんと有効活用するための次なる展開を考えていきたいと思います。

<開催案内>
日本財団CANPAN・NPOフォーラム
2019年の活動主体のデータベースを考える勉強会
〜効果的に団体を見つける方法、選ぶ決め手はあるのか!?〜
8月22日(火)14〜16時、29日(火)10〜12時
http://blog.canpan.info/cpforum/archive/947
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