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【開催報告】CANPAN・NPO連続セミナーVol.04「ミッション、理念、TRAPRO(トラプロ)」 [2013年06月17日(Mon)]

6月11日の夜、9名の参加者でセミナーを開催することが出来ました。

講師の般社団法人リディラバ代表理事の安部さんと、NPOカタリバ理事/オトナカフェ代表の長谷川さんの熱く、鋭いお話と、参加者によるグループワークで濃密な3時間となりました。

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日本財団CANPAN・NPO連続セミナー
「ミッション、理念、TRAPRO(トラプロ)」
〜実践から聞く!ミッション・理念の設定からITツール「TRAPRO」を活用して伝えるまで〜


思いをもって立ち上げた活動や団体、どうやって継続していけばいいのだろうか。
いろいろな人が関わってくれた活動、どうやって人をマネジメントしていけばいいのか。
自分たちが取り組んでいる活動をどう伝えていけばいいのか。

今回のセミナーでは、継続した社会的活動をもっと生み出していけるような機会をつくろう!と取り組んでいる、一般社団法人リディラバ代表理事の安部さんと、NPOカタリバ理事/オトナカフェ代表の長谷川さんをお招きして、活動を継続していくために、ミッションや理念を中心に据えた活動展開についてお話しをお聞きしました。

近年、社会起業や学生団体のブームから多くの社会的事業や活動が生まれてきています。一方でこういった流れは多くの人々のボランタリーな協力によるところも多く、NPOや学生団体は常に「どうやって人をマネジメントしていくべきか」という悩みに直面しています。

セミナーではリディラバやオトナカフェが継続性を持って成長してきた実践の中から、特に「ミッション」や「理念」の設定についてお話しをいただくとともに、社会のイシューを伝えて仲間を集めていくITツール「TRAPO」(http://www.trapro.jp/)の活用方法もご紹介いただきました。
TRAPROというwebメディアのエントリー事例から、上手な理念の伝え方などを検討した上で、参加者自身の活動を実際に言語化してもらうワークショップも実施しました。
「TRAPOR」は、第3回NPO×IT EXPOでもご紹介したITツールで、一般社団法人リディラバが開発・運営しているITサービスです。

参加者のみなさんにとっては、あらためてNPO活動と組織を見直すきっかけとして、今の活動と組織を加速させる機会となったようです。

日 時:2013年6月11日(火)18:30〜21:30(開場18:15)
会 場:日本財団ビル2階会議室
参加者:NPOや社会的企業、学生団体などで、広報・人事・外部発信を担当している方(団体のHP更新者、ブログ更新者、メルマガ作成、集客担当をしている人)を中心にセミナー内容に興味がある人
参加者:9名
主 催:日本財団CANPANプロジェクト
協 力:一般社団法人リディラバ

【プログラム概要】
(1)オープニング

(2)安部さん&長谷川さんから聞く!
・TRAPROの設立背景
・理念を共有できていないメンバーをクビにするという事:リディラバの立ち上げと理念の言語化
・ミッション経営の事例:非営利組織、民間一部上場企業の事例を通して

(3)ワークショップ
会員登録や簡易的なグループ登録を必須とした上での組織文化の言語化とその共有についてワークショップ形式で実施します。
・TRAPROを実際に書き込みながらの運用の方針まで決定させ、参加者相互にブラッシュアップさせる。
・TRAPROでの問題提起からイベント集客、リクルーティングと決済等の一連お機能を実感した上で、いかに支援者を囲い込んでいくかを学ぶ。

【TRAPRO】
サイト: http://www.trapro.jp/
TRAPROは個人やNPO等が誰でも問題(イシュー)を提起・投稿できるプラットフォームです。特にNPOや学生団体・社団法人等には記事による問題提起だけでなく、問題意識に基づいてイベント、仲間集めなどを一括して行う事が出来ます。また、それを基に支援者を囲い込み、メルマガの配信等も可能となることで、イベントが一過性で終わらずに、次の企画や参加者集めやスタッフ集めなどにも活用することができます。世界中の社会問題とそれに関係するNPOが集まる場所、それがTRAPROです。

【講師紹介】
安部敏樹さん
1987年7月生まれ、京都府長岡京市出身
東京大学大学院博士課程1年 総合文化研究科広域科学専攻(専門は複雑系)
みんなが社会問題をツアーにして発信・共有するプラットフォーム『リディラバ』を2009年に設立。学生や若手社会人を中心にツアー会員が約1,300 名、これまで50以上の社会問題のツアーや都立中学の修学旅行などを実施している。また今年度より東京大学にて1・2年生向けに社会起業を教える。特技はマグロを素手で取ること。2012年 の主な受賞履歴として、学生起業家選手権優勝、ビジコン奈良ベンチャー部門トップ賞、起業家甲子園優勝などがある。
誰もが社会問題に触れやすく、また発信しやすい環境の整備を目指す。

長谷川勇紀さん
株式会社セルム マーケティング部 マネージャー
NPO法人NPOカタリバ 理事
任意団体オトナカフェ 代表
1984年2月、新潟生まれ。新潟南高校を経て、2002年、東京学芸大学入学。在学中、ずっと遠くの空を見てみたいと思い、日本を脱出。世界21カ国の半学半遊の旅。途中、デンマークのInternational People's collegeにて多国籍100人と国際共同生活。帰国後、2006年より、NPOカタリバのキャストとして活動。
2007年、大学卒業後、株式会社セルムに入社。大手企業向けの人材開発コンサルタントとして企業内人材育成に従事。
2010年、NPOカタリバの理事に就任。
2011年、若者に対して、一歩先をいく社会人がその経験や価値観を伝えるオトナカフェを立ち上げ。現在に至る

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セミナーの様子は参加者の國本知里さん(早稲田大学M2)が感想を寄せてくれたので、こちらでもぜひどうぞ。

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「ミッション、理念、TRAPRO」での気付き
早稲田大学M2 國本知里
 
2013年6月11日に開催された「TRAPRO」セミナーが開催され、以下の気付き・学びを共有する。

◎「ボクとなにかをしたい」人には辞めてもらう。
『理念がどうとかではない。「ボクと何かをしたいから」と言って集まってくる人が多かった。
そこで、理念を共有できていない仲間をクビにした』と安倍さんは言う。
多くのNPOでは担い手不足がひとつの問題となる中、あえて「本当に必要な人だけ、一緒に理念を目指せる人だけ」でやること。多くのメンバーとの関係性に悩まされることもなく、本質的な問題に本気の仲間とやっていくにはひとつの手段だと思った。

◎理念が出来ると、外からも中からも勝手に走り出す。
NPO等の場合、ボランティアや有志のスタッフが多い。見返りは社会がよくなること、自分の問題だと思っている事を解決に向かっていくことであると思った。人が魅力的なのもNPOが継続していくひとつの武器だが、理念が最も人を引きつける武器になる。

◎日本はハイコンテクスト文化。空気で物事が伝わる国である。
多くの企業理念クイズが出された。グローバル化が進むこれからだからこそ、外国人でも分かるきちんとした理念が大事である。かっこいい言葉だからって伝わるわけではない。

紹介された企業の中には、モノを創り出す以上に、コト(創り出したい世の中)に焦点を当てていることが多かった。同じ業界であれど、理念によって経営スタイルが変わる。
自分たちの組織の理念やビジョン、ミッションは何?って今すぐ言えますか、企業・NPO等で働かれている皆さん。
組織マネジメントにとって、言葉はなくてはならないもの。

◎「自分は何を問題と思っているのか」という問い。
グループに分かれてのワークショップでの初めての問い。あくまで自分ごと。
自分は本当は何を問題と思っているのか。いつも言っていることではなく、それ以上の本質があるのではないか。この問いを常に自分に対して持ち続ける重要性を感じた。そして、以下のチェックリストの誰が困っていて、誰のために動いているのかってあまり言っている人が少ないし、社会のためってまとめられがちなだけに重要だと感じた。

◎「組織として掲げる理念は何ですか」という問い。
創業者はまずストーリーを語ることの重要性。TEDでも公開されているサイモン・シネック氏の「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」のプレゼンを思い出すものであった。サイモン・シネック氏が言うゴールデンサイクル理論、「WhatじゃなくてWhyが大事」。何をやってる団体かでなく、どういう世の中を作っていきたいのかから始まる団体は強い。

◎「その組織が掲げるアプローチは何か」という問い。
「他でもやってるじゃん」じゃない、その組織・団体らしさって重要だと思う。きっと同じ理念で同じアプローチを取るのであれば、一緒にやっちゃったほうがよいかなと。「ここが違うんだ!」って全員が納得して説明できなきゃ。

◎「原体験はなんですか」という問い。
創業者であれば、一番語りやすい。その人にしか語れない、その人にしか聞けない原体験を。
ストーリーとして、そして語っている人の頭に映像として出てくるように。

◎ミッションや理念は変わったっていい
遣って行く上で、課題は明確になっていく。大切だからこそブラッシュアップすること。
だからあまり考えすぎない。

◎TRAPROを使って
いかに周りに共有するか。同じ問題意識の人はいる。
理念に共感してくれる人を増やしていける。人が増えるとよりパワフルに!
理解している段階で満足せず、仲間が共感しているかを確認していきたい。
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國本さん、感想ありがとうございました!

また、こちらは参加者の皆さんの気づきの共有です。
ぜひこちらもご覧ください。




以上ですが、講師の安部さん、長谷川さん、ご参加のみなさま、本当にありがとうございました。

日本財団CANPAN
山田泰久
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