【報告その3】第1部 (3)CANPANプロジェクトから見た情報発信・資金調達 [2011年11月15日(Tue)]
第1部の報告その3です。
CANPAN・NPOフォーラム「情報開示と発信で資源を循環させる」 テーマ:復興支援〜「何をしたか」ではなく、あえて「何を発信したか」〜 開催日時: 2011年11月12日(土)13:00〜17:00(交流会 17:15〜18:30) 開催場所: 日本財団ビル2階大会議室 主 催: 日本財団 協 力: IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所] 第1部 緊急支援時の情報発信と資源循環を考える UST中継→ http://www.ustream.tv/recorded/18464421 (3)CANPANプロジェクトから見た情報発信・資金調達(CANPAN事務局) ※UST中継は、1時間43分40秒から 【CANPANブログから見えてくること(NPOの情報発信)】 CANPAN 山田 2011年3月は月間359万人の訪問者、1500万PVを記録。相当数の閲覧があった。 2011年4月のCANPANブログの新規開設数も通常の3割増 CANPANデータから 被災地救援活動NPOのブログ92 被災地に所在していたブログ80 被災地の団体のブログがよく読まれる。継続して閲覧されている様子。NPOが発信する情報はある意味こなれていて、的確な情報発信がなされている。 よく読まれていた記事は、震災から1ヶ月までは「ボランティアに行くべきかどうか」などといった提案や意見などを伝える記事。それ以降はボランティア活動や物品募集などの記事に変化していった。 【CANPANペイメントから見えてくること(NPOの寄付集め)】 CANPAN 高島 CANPAN支援金募集、震災から17日で1億円を超える寄付 3月13日・14日の2日間で3500万円の支援金 震災直後に何かしたい、という意識の表れか 団体が集めたいときに集められる仕組みの提供 とちぎボランティアネットワークが当日18時過ぎにCANPANで寄付ができるようになる旨をツイート レスキューストックヤード、ロシナンテスなど様々な団体が国内で募金を集めるように 日本財団などが各言語に対応した寄付サイトをスタート 現在は団体だけではなく、プロジェクトへの寄付を集めるようになっている 【助成機関による震災復興支援ドナー会議の報告(助成機関の動き)】 CANPAN 赤澤 震災復興支援ドナー会議 助成に関する意見交換会 助成機関、企業CSR担当など30団体の参加 先行事例より・・・申請・審査を迅速にしたい ←→ 団体の信頼性の判断の天秤 現地の駐在スタッフの判断、法人に限定、CANPANでの情報開示を必須化、などの工夫 IIHOE川北さんからの問題提起 足りないのは実はお金ではない。 地域特性から、イノベーションは生まれにくい。助成プログラムでは数年単位のスパンで復興を任せられるリーダーを支えるべき 意見交換より 助成団体同士の情報共有 助成金の使途の情報発信 助成期間を数年にすることはすぐには難しい。助成機関同士の連携でクリアできないか CANPANで助成実績共有シート(ホワイトリスト)を作成。9機関から900件、15億円程度の実績をとりまとめ。信頼性の判断の一助になれば canpan View more presentations from Yasuhisa Yamada ※各セッションの報告の文章は、わかやまNPOセンター志場さんに作成していただきました。 わかやまNPOセンターが手掛ける復興支援イベント 12月3・4日 東京・虎ノ門 「【チャリテ・ド・ママン】ママとプレママのチャリティ市場in虎ノ門」 |