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【開催報告】NPO法人実態調査・社会的インパクト評価・地域運営組織等の報告書を読んで、NPOについて考える勉強会(日本財団CANPAN・NPOフォーラム)2016年5月9日(月)夜・東京 [2016年05月10日(Tue)]

国が出した報告書を読む自主勉強会の第2弾。今回は、これからのNPOのあり方を考えるために参考になる報告書が対象に、報告書や資料を参加者のみなさんが読み込んできていただき、それぞれの気づきや学びをシェアする勉強会を開催しました。

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2016年3月末に内閣府と総務省から、NPOにとって気になる報告書が出されました。内閣府からは、現在のNPOの組織状況やNPOを取り巻く市民の意識に関する全国調査の報告書と、これからのNPOのあり方を考える際に重要な動きである社会的インパクト評価に関する提案書です。総務省からは、地域の課題を取り組むNPOとして押さえておきたい地域運営組織の今後の状況に関する調査報告書です。

これらの3つの書類は、NPOの現状を学ぶ、NPOの事業の進化を考える、NPOの役割の浸透を把握するということでかなり重要なものだと思います。省庁の調査報告書はこれからの国の施策に反映される可能性が大きいので、ぜひ押さえておきたい情報です。また、社会的インパクト評価と地域運営組織の報告書については、国が自分たちだけでは行政サービスを維持できず、NPOを含む民間に任せて行かなければならないという大きな流れの中で出てきたものです。つまり、NPOの役割が大きく変わってきていることを証明するものだと思います。

これらの報告書を単体で読むのもいいのですが、実は3つの報告書を同時に読むことでこれからのNPOについて複層的、重層的に考えることが出来ると思います。NPOの実態調査報告書を始点に、社会的インパクト評価が縦糸、地域運営組織が横糸にして考えると、これまでとは違ったNPOの景色が見えてきます。これらの報告書の内容をもとに国の動きを押さえつつ、NPO組織として、活動としての方向を考えていく会となりました。

【内閣府】
平成27年 特定非営利活動法人に関する実態調査(NPO法人実態調査27年度版)
https://www.npo-homepage.go.jp/toukei/npojittai-chousa/2015npojittai-chousa

社会的インパクト評価の推進に向けて−社会的課題解決に向けた社会的インパクト評価の基本的概念と今後の対応策について
https://www.npo-homepage.go.jp/kaigi/kyoujo-shakai/kyoujo-shakaitoha#2803

【総務省】
暮らしを支える地域運営組織に関する調査研究事業報告書
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei09_02000043.html

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日本財団CANPAN・NPOフォーラム
NPO法人実態調査・社会的インパクト評価・地域運営組織等の報告書を読んで、NPOについて考える勉強会


日 時:2016年5月9日(月)19:00〜21:00(開場18:45)
場 所:日本財団ビル8階セミナールーム
対 象:セクターを限らず、NPOやこれからの国のあり方に興味がある方ならどなたでも
参加者:20名
主 催:日本財団CANAPNプロジェクト


<内容>
19:00 オープニング
◎今回の趣旨
 →NPOの視点で資料を読む(活動領域の拡大、役割の変化、これからの取り組みへ反映)。
 →NPOの実態調査報告書を始点に、社会的インパクト評価が縦糸、地域運営組織が横糸にして考える。

◎対象資料の確認

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【内閣府】平成27年 特定非営利活動法人に関する実態調査(NPO法人実態調査27年度版)
本調査は、NPO法人の受入寄附額及び雇用等の状況を調査し、その活動実態を明らかにするとともに、市民の寄附・ボランティア活動の実態を明らかにし、共助社会づくり及び社会貢献に関する施策のための基礎資料を得ることを目的に実施された。

【社会的インパクト評価検討ワーキング・グループ】社会的インパクト評価の推進に向けて−社会的課題解決に向けた社会的インパクト評価の基本的概念と今後の対応策について
人口減少・財政制約で公的資源の制約が進む中、社会的課題解決のために民間資源の流入を促し、社会的インパクト創出を目的に実施する主体(規模の大小に関係なく)のさらなる成長につなげることを狙いとしている。外部から資源を調達するに当たっての前提となる利害関係者への説明責任の観点を中心に必要となる評価を念頭に議論を進め、社会的インパクト評価の基本的な概念や普及に向けた課題と対応策を整理されたもの。

【総務省】暮らしを支える地域運営組織に関する調査研究事業報告書
総務省では、平成25年度から地域運営組織に関する先行事例を体系的に整理・提供するとともに、外部人材の有効活用や組織・人材・拠点の一体的な取組に向けた環境整備など、地域運営組織の健全かつ持続的な活動を確保するための方策について調査研究するため、「暮らしを支える地域運営組織に関する研究会」を設置した。本報告書は、平成27年度研究会において、これまで5回にわたり議論を行った成果及びこれまでの3年間にわたる調査研究の成果を取りまとめたもの。


19:10 グループディスカッション
@自己紹介(一人2分、全体で10分)
 名前、所属組織、普段何をしているか、今日の勉強会への期待
Aテーマ・ディスカッション(10分)
 3つの資料を読んでの感想など

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※新潟からskypeでもご参加いただきました。ありがとうございます。

B個人ワーク「ここが気になった!」(15分)
 ワークシートに資料別に、次の視点で記入
・参考になった点
・意味がわからなかった点
・内容として疑問に感じた点



C書いたワークシートの内容を共有(20分)

・事業収益の財源構造をみると、認定・仮認定の寄付金額の差は大きい
・収益構造については、認定・仮認定を受けているところと受けていないところでは、あまり差がない
・各資料で用語の違いが目立った。NPO業界の共通言語ができると良い
・日本は横ぐしをさす組織(協力体制)を作るのに時間がかかる
・社会的インパクト評価の推進について踏み込んだ提案が記載されていた
・ステークホルダーを巻き込んでの評価が必要  etc....

Dグループ替え(5分)
 それぞれの資料別に分かれて、じっくりディスカッション

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E自己紹介&フリーディスカッション(30分)

20:40 グループ内の全体共有

<地域(自治体の方より)>
(とある)地域は、人の入れ替わりが激しく、自治会への参加が薄くなってきていることや高齢者は人と関わりたくない方もいるとのことでした。意識の違いがあるからこそ、どう変化してもらうか..イベントなどを開催して、目的を持った人とのつながりをつくる場を作っているとのことでした。

<地域コーディネーターの方より>
本当に来てほしい人に届けるために何を求めているのかを分析が必要という意見をいただきました。また、自治会・商店街の取り組み、町を良くしていきたいという気持ちは同じなのに、うまくいっていなかったところから本音を話して力を合わせて取り組めるようになったお話しをお聞きしました。
<参加者の方からの提案>
ブレストから入る答えを出そうとしない”決めない会議”行ってみてはいかがでしょうか。

20:55 気づきの共有シートに記入



skypeで参加してくださった方からも感想をいただきました。
・評価の対象になる団体はどう選んでいくのかということは考えないといけない点であると思った。(成果志向を求める団体と活動志向でもよい団体がある)
・評価を設計することは、その団体のミッションや事業事自体を見直すことができる。
・地域運営組織の調査研究報告書は、地域の現場では非常に使いにくい。(ソシオマネジメント3号がいまのところ一番いいかなー)
・補助人というコンセプトは地域でぜひ検討してほしい。お金ではなく、どういう力を持った人が地域に必要かを地域の人たちで考えることで、協力隊のミスマッチも減るはず。

21:00 終了

今回もご参加いただいた方に熊本地震への寄附にご協力いただきました。
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お足元の悪い中、ご参加いただいたみなさまありがとうございました!
Posted by 藤川 幸子 at 14:59 | NPO支援 | この記事のURL | コメント(0)
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