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【報告】CANPAN・NPOフォーラム「白書とブログ」(6/16日本財団ビル) #canpan0616 [2012年06月17日(Sun)]

昨日の6月16日に、日本財団ビル(東京・赤坂)で、日本財団CANPAN・NPOフォーラム「本気の情報発信!白書とブログ」を開催いたしました。
北は北海道、南は沖縄と全国各地からご参加いただきました。
ボランティアスタッフも含めて、総勢約90名で、NPOの情報発信としての白書とブログについて学ぶ、丸一日のセミナーとなりました。

ご登壇いただいたIIHOE川北さん、マドレボニータ吉岡さん、NEWVERY山本さん、本当にありがとうございました。
また、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

以下、フォーラムの内容をまとめました。

CANPAN・NPOフォーラム「本気の情報発信!白書とブログ」
日 時:2012年6月16日(土)10:30〜16:30
場 所:日本財団ビル2階会議室
参加者:NPO、社会起業家、中間支援組織、ボランティア、プロボノ、行政関係者等
主 催:日本財団CANPANプロジェクト
特別協力:IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]

当日のツイッター中継をこちらにまとめています。
http://togetter.com/li/321633


<スケジュール>
10:30 オープニングセッション
基調講演:『薄書』でいいから白書を出そう!(IIHOE 川北秀人さん)
調査報告:『CANPANブログ白書』から見えてきたこと(CANPAN 山田泰久)

13:10 パネルディスカッション 「白書を作るということ」
〜産後白書と中退白書から のプロセスから知る 〜
コーディネーター:IIHOE川北秀人さん
パネリスト:NPO法人マドレボニータ 吉岡マコさん
      NPO法人NEWVERY 山本繁さん

15:00 分科会セッション
分科会1「あなたの団体が取り組む課題の白書づくり勉強会」(IIHOE 川北秀人さん)
団体が取り組む課題を具体的・視覚的に明らかにし、課題解決の重要性とその支援の必要性を伝えるための白書づくりの手法について学びます。

分科会2「ブログユーザー会議」(CANPAN 山田泰久)
今回のセミナーのために作成した「CANPANブログ白書」を題材に、自団体のブログの内容と運用を振り返り、参加者同士でよりよいブログについて、共有し、学びあいます。


<開催報告>
ボランティアスタッフとして参加してくれた、武蔵大学の谷口友介さんと高橋真穂さんが、自分たちの感想も含めて報告をまとめてくれました。
写真はCANPANセンタースタッフの藤川さんの撮影です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 6月16日、日本財団ビルにてCANPAN・NPOフォーラム「本気の情報発信!白書とブログ」が開催されました。本フォーラムのテーマは2つの情報発信手段、すなわち、調査分析に基づいた「白書」と、社会を変えていく過程をリアルタイムで伝える「ブログ」です。

オープニングセッションの前半は、NPOと企業CSR部門のマネジメント及びNPOと行政との協働基盤づくりに取り組むIIHOE代表の川北さんによる基調報告「『薄書』でいいから白書を出そう!」。

DSC08325.JPG

人を動かし、社会を変えるためには、どのような情報発信を行えばよいか。川北さんはそれを、スピーチとプレゼンの違いから鮮やかに説明しました。
スピーチは単に相手のこころを動かすためのものなのに対して、プレゼンは相手のお金・時間・知恵を動かすことを目的とするという違いがあり、プレゼンでは、相手に思いを伝え、感動させるだけでは不十分で、相手に当事者意識を抱かせ、本気になって動いてもらう必要があります。そのためには、自分たちの活動だけを伝えるのではなく、その背景にある課題や、今後どのような課題が発生するのかをも説明し、それらの解決に取り組むために、何がどれだけ足りないのか、どのような形で協力してもらいたいのかを明確に示さなければなりません。
「てこの原理で社会を動かすのなら、『薄書』でいいから、課題を調査・分析した白書を出そう!」というのが、川北さんの提言です。

【川北さんのプレゼン資料】




後半はCANPAN事務局の山田さんによる「『CANPANブログ白書から見えてきたこと』」。「CANPAN」が提供する無料で広告のつかないブログサービス「CANPANブログ」の実態調査から、(1)団体ブログ2,360のうち、2割を超える533のブログが開設の翌日以降は更新を休止していること、(2)20件ほど記事を書いたあたりから、寄付や支援者の増加といった効果が出て、ブログによる情報発信を継続できるようになることなどが明らかになりました。

DSC08344.JPG

山田さんは、ブログを短時間で効率よく情報発信を行うプラットフォームとして位置づけ、twitterや団体のホームページと連携させることを薦めています。

【CANPANブログ白書】




【おススメ団体ブログ一覧】
こちらの記事にまとめて掲載していますのでご覧ください。
http://blog.canpan.info/cpforum/archive/31



昼食をはさんで、午後からはパネルディスカッション「白書をつくるということ」。川北さんがコーディネーターを、『産後白書』を出したNPO法人マドレボニータの吉岡マコさん、『中退白書』を出したNPO法人NEWBERYの山本繁さんがパネリストを務めました。

DSC08361.JPG

NEWVERYの『中退白書』は、(1)高等教育機関(大学と専門学校)中退者の数は11.6万人で、高校中退者7.2万人の1.6倍に及ぶこと、(2)高等教育機関中退直後の若者は60%がフリーター、17%が無職となっており、高等教育機関中退は高校中退と同等のリスクがあること、(3)高等教育機関中退者のうち、経済的理由や精神疾患、発達障害を抱えるのは15%で、残りの85%は「どこにでもいる若者」であることから変容可能性が高いことなどを、高等教育機関の関係者に知ってもらうためのものです。山本さんによると、顧客を知るために調査を行い、後からその結果を白書にまとめたため、はじめから白書を出そうとしていたのではないそうです。

DSC08362.JPG


マドレボニータの『産後白書』は、(1)産後うつになる母親は年間10万人で、10人に1人が産後うつになること、(2)産後「診断されないけどうつっぽかった」とする母親は80%に及ぶこと、(3)幼児虐待の6割は0歳児であることなどから、産後母への支援の必要性を母親だけではなく父親にも広く知ってもらうためのものです。『産後白書』の最大の特長は、現場感のある設問にあります。たとえば、「夫との会話の満足度は?」という設問の選択肢は「量・質ともに満足」(8%)「まあ、こんなもんだろう」(43%)「足りない!もっと話したい!」(48%)。ほんとうは不満を感じている母親も、現状を認めたくないから「不満足」という選択肢は選べない。だから、「不満足」という客観的な選択肢に代わって、「まあ、こんなもんだろう」「足りない!もっと話したい!」という現場感のある選択肢を設けることで本音を引き出しているそうです。

DSC08366.JPG


ディスカッションの最後に、お二人からこれから白書づくりに取り組む人へ一言。
山本さん「白書づくりを通じて自分たちの取り組みに向き合うためには勇気がいるが、見返りもとても大きい」
吉岡さん「数字やグラフでいろいろなものが見えてくるとワクワクする、そのワクワクがメンバーのモチベーション向上につながる」。

日本中退予防研究所(NEWVERY)
→ http://www.stoptheneet.jp/
中退白書
→ http://www.stoptheneet.jp/hakusyo

産後白書プロジェクト(マドレボニータ)
→ http://plaza.rakuten.co.jp/sangohakusho/
産後白書
→ http://madrebonita.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=640365&csid=0



パネルディスカッションの後は、川北さんによる白書編と、山田さんによるブログ編に分かれての分科会セッションを行いました。

分科会1「あなたの団体が取り組む課題の白書づくり勉強会」
(IIHOE 川北秀人さん)

川北さんによる分科会1「あなたの団体が取り組む課題の白書づくり勉強会」では、実際に参加者が自分の団体が取り組む課題の白書案をデザインし、他の人が作った白書案を評価することを通じて、白書の作り方を実践的に学びました。
白書案の作り方は、A3用紙を四つに折り、左上に「最も読んでほしい対象者」、右上に「最重要読者に伝えたい項目」、左下に「状況の概観(第1章)、特集(第2章)」、右下に「主な問題、原因・背景(第3章)、事例(第4章)、見通しと対策案(第5章)」を書き入れるといった具合です。
拙い出来ですが、私(谷口)のつくったものがこちらです。

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白書案を作った後はそれを机に置いて、他の人が作ったものを見て回りました。その際、ただ見るだけではなく、白書の読者になったつもりで、付箋に「質問」または「助言・提案・ヒント」を書いて貼っていきました。
私の白書案には「居場所の成長段階ごとの課題と工夫がわかればいいですね」「対象の中に当事者とその親を含め、理解を促せたらいいのかなあと思います」「すでに取り組んでいる人たち(NPO・市民団体)の調査もぜひ!」といった鋭い指摘が寄せられていて、なるほど、と思いました。
私は「最も読んでほしい対象者」を設定し、白書の内容を組み立てるという作業を通じて、情報の受け手を意識することの大切さを実感しました。川北さんも仰っていた通り、「みんなに知ってもらいたい」とするのではなく、誰に知ってもらいたいのかを明確にし、優先順位をつけることで、はじめて意味のある情報発信ができるのだと思います。
川北さんは今後、facebookページを開き、参加者が白書づくりの進捗状況について情報交換できるようにするそうです(「川北 白書」で検索!)。今後の「白書」の広がりが楽しみですね。


分科会2「ブログユーザー会議」(CANPAN 山田泰久)

分科会2では「ブログユーザー会議」が行われました。この会議では、「CANPANブログ白書のための調査報告書(暫定版)」を作成したCANPANの山田泰久さんを中心に、調査報告書を題材として、各団体の広報担当やブログ記事の更新を行っているユーザー同士の意見交換がなされました。

主な議題として、
・ブログ記事の作成の際に各団体で規制を設けているか?
・CANPANブログに対する意見、活用法
・他メディア(TwitterやFacebook)との連立について
などがありました。

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(NPO法人おやこ劇場松江センターの竹田さんからお借りしました)

一口にブログといっても、誰にあてたものなのか、誰がどの立場で書くのか、どのような目的で情報発信を行っているのか、によって更新内容も大きく変化します。
各団体の方々それぞれが、独自のルールとこだわりを持った上でブログの運営を行っていて、そんな使い方があるのか、と驚きの場面がいくつもありました。

個人ブログすら行っていない私(高橋)ですが、更新なさっている方々のブログにかける熱い思いに触れることにより、
ブログの見方も変わりましたし、自分でも始めてみたい、そんな気分になりました。

たった一度の偶然の出会いだったとしても、それを偶然で終わらせず距離の超えた繋がりを可能にするのがネットであり、ブログというメディアの利点でもあります。

活動内容を知ってもらう機会がない、何かのイベントに参加しても次に繋がりにくい、などの思いを抱えてらっしゃる団体にはぜひ活用していただきたいと感じました。

11月には2日間に渡りブログユーザーズ会議が予定されているようなので、そちらも楽しみですね!

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マドレボニータのスタッフの方もブログでフォーラムの感想を掲載していただいています!
日刊シマン「白書とブログ本気の情報発信セミナー*父親白書を出すなら*虐待の防波堤」
http://plaza.rakuten.co.jp/totolecafe/diary/201206160000/
(ありがとうございます!)


【関連サイトやtwitterアカウント】
IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]
http://blog.canpan.info/iihoe/
ブログ「川北秀人on人・組織・地球」
http://blog.canpan.info/dede/
川北さんのツイッター
https://twitter.com/#!/HDKiihoe

☆NPO法人マドレボニータ
http://www.madrebonita.com/
https://twitter.com/#!/madrebonita
産後白書のツイッター
https://twitter.com/#!/35hakusho
代表の吉岡さんのツイッター
https://twitter.com/#!/maco1227

☆NPO法人NEWVERY
http://www.newvery.jp/
日本中退予防研究所のツイッター
https://twitter.com/#!/labo_newvery
代表の山本さんのツイッター
https://twitter.com/#!/yamamotoshigeru
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