Vol.471【ファンドレイジングスーパースター列伝】Gaviワクチンアライアンス(世界) [2019年09月24日(Tue)]
Gaviワクチンアライアンス
GAVIアライアンス(GAVI、ワクチンと予防接種のための世界同盟/The Global Alliance for Vaccines and Immunizationより改称)は、子どもの予防接種プログラムの拡大を通じて、世界の子どもの命を救い、人々の健康を守ることをミッションとしたアライアンス(同盟)であり、民間セクター、公共セクターがともに参加する革新的なメカニズムである。事務局はスイスのジュネーブにあり、アメリカの ワシントンD.C.にも革新的資金調達を主業務とする事務所がある。現事務局長(CEO)はアメリカ人のセス・バークレー医学博士。重要な意思決定は、毎年2回の理事会で行われる。 ーーーーーーーーー (Wikipediaより) Wikipediaによれば「GAVIアライアンスは、毎年ダボスで開催されている世界経済フォーラムの2000年の年次総会で設立された。開発途上国・ドナー国政府、世界保健機関、UNICEF、世界銀行、先進国及び開発途上国のワクチン業界、研究機関、技術協力機関、国際NGO、ビル&メリンダ・ゲイツ財団がそのパートナーとなった。2011年より日本政府もGAVIを支援するドナーに加わった。」ということだそうです。 最近、こちらのプレスリリースを読みました。 「誰ひとり置き去りにしない」GAVIは2025年までに3億人の予防接種実施を目指す意欲的な目標を掲げます https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000043397.html ・ Gaviワクチンアライアンスは74億米ドルの資金調達キャンペーンをスタートします。この投資により、2021〜25年の5年間に18種の病気から包括的に人々を守り、最大800万人の命を救うことを実現します Gaviの資金調達で革新的な方法がこちらになります。 「2021〜25年戦略期間のGaviの予算は推計で94億米ドルに到達する見込みです。次期戦略期間に向けては、すでに20億米ドルの財源が確保されていますが、これは主にドナーがすでに誓約している予防接種のための国際金融ファシリティ(IFFIm)への寄付からの収益によるものです。IFFImは革新的な資金調達メカニズムで、ドナー国から長期にわたって約束された寄付金を担保に資本市場で「ワクチン債」を発行し、多額の資金を集めてすみやかにGaviのプログラムに活用する仕組みです。事前の誓約延長や投資収益、Gaviのキャッシュリザーブや投資準備金からのさらなる支援も可能です。」 こちらも参考情報に。 Gavi, The Vaccine Allianceの活動について https://www.niid.go.jp/niid/ja/vaccine-j/1685-idsc/iasr-out/7146-445f01.html Wikipedia:GAVIアライアンス |