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Vol.363【ファンドレイジングスーパースター列伝】アメリカ市民(アメリカ) [2018年12月29日(Sat)]

アメリカ市民

12月の寄付月間にあわせて、アメリカ在住のファンドレイザー関係者の方が、アメリカの一般的な寄付事情や生活の中での寄付体験をシェアするためのFacebookグループを立ち上げました。
このFacebookグループで、アメリカ在住の日本人の方が貴重な寄付体験を投稿されています。

これらの投稿を読むと、普段の生活から寄付が身近にあるということをよくわかりました。

山田の個人的な感想ですが、アメリカのファンドレイジング事情について、今までのイメージと違っていたと思うことをまとめてみました。

・アメリカでは、寄付税制の制度が充実し、その制度を活用できるNPOが多いので、寄付が多いというイメージだったが、実は、その恩恵にあわない寄付も多い。知り合いの個人の生活を支えるための寄付もある。

・普段の生活から寄付をする機会が多い。子どもたちにとっては、小さいころから寄付が一般的なので、寄付が当たり前、習慣のような感覚になっていく。

・寄付をするだけではなく、寄付を集める機会も多い。寄付をする人の気持ち、寄付を集める人の気持ち、その両方を実感できるのがさらに寄付体験をより豊かなものにしていく。

・大きな災害があった時には、地域や所属するコミュニティで、誰かが発案者になって、すぐに寄付を集めることがある。

・身近な人で大変なことがあると、その知り合いたちで寄付を集めて、応援する。
例:小学校で、その学校に通っている子どもの家が火事になった時にお見舞金として
  職場で、同僚が不幸にも亡くなった時に、その子どもの奨学金として
  知り合いが大きな病気になり、長期入院が必要になり、休職をするため収入がなくなった時の治療費のサポートとして
  災害で被災した時のお見舞金として
  災害で被災して、転居を余儀なくされた時に家具や生活用品のサポートとして
(Facebookグループでは、災害などで実際に支援を受けられた方の投稿もありました)

・楽しみながら寄付に参加する機会も多い。
 パーティーやラッフルくじ、手作りクッキーの販売など

・小学校などで寄付を集める機会が多い(その小学校のためからNPOを応援するためのものなど)。

・お金以外に、食べ物やコートなどの衣類などを寄付することもある。

・アメリカでは、それぞれが寄付できる金額を寄付するという感覚が身についている。一律で同じ金額を寄付するという感覚がない。

・クリスマスシーズンには、プレゼントをもらえない子どもたちにおもちゃを贈る取り組みを地域の様々な機関(地域のNPOから教会、消防署なども)が関わっていることもある。
(子どもの希望を聞いて、そのおもちゃを支援者に購入してもらい、送ってもらうなど)

・ある教会では、教会の運営のための寄付と、地域の困っている人を支援したり、そういった方を支援するNPOを応援するための寄付と、2種類にわけて寄付を集めているケースもある。
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アメリカの寄付事情を詳しく知りたいと思っていたところでしたので、Facebookグループの投稿はリアルなアメリカ生活と寄付事情を知ることが出来、本当に勉強になりました。

NPOなどの活動団体や、博物館や芸術団体などの支援ばかりだと思っていましたが、実は個人を対象にした寄付も多いのがアメリカの寄付の特徴だと思いました。
直接、個人対個人の寄付ではなく、ファンドレイザーという仲介者がいることによって、誰がどれだけ寄付をしたのかが、もしかするとわからない仕組みになっているのかもしれません。
日本では、結婚式や入学の時などのご祝儀や、お葬式の時のお香典など、個人対個人の寄付の一形式ですね。でも、アメリカと違うところは、相場があること、誰がいくらお金を出したかがわかることなど、寄付というものとはちょっと違ったものになっています。

本当に勉強になりました。


この辺のアメリカの寄付事情を知ると、最近、よく目にする、アメリカのクラウドファンディングサイト「GoFundMe」の位置づけも理解することが出来ました。

https://www.gofundme.com/
2010年に発売されたGoFundMeは、これまでに50億ドル以上を調達した、世界最大のソーシャル募金プラットフォームです。5000万人以上の寄付者のコミュニティで、GoFundMeは世界が与える方法を変えています。

私は何のためにお金を集めることができますか?
私たちは、GoFundMeを使って、自分自身、友人、家族、さらには完全に見知らぬ人のために、無作為に親切に募金活動をしています。人々は、医療費、教育費、ボランティアプログラム、ユーススポーツ、記念メモリアル、動物やペットなどの目的で使用できます。
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あらためて、この取り組みを企画していただいた方、そしてFacebookグループに投稿していただいたみなさまにお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
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