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No.261【ファンドレイジングスーパースター列伝】明治20年の慈善活人画(日本) [2018年09月18日(Tue)]

明治20年の慈善活人画

先日から参考にさせてもらっているブログ「見世物興行年表」。
http://blog.livedoor.jp/misemono/

とても勉強になります。

こちらのブログに掲載されていた明治20年の慈善活人画の様子をご紹介します。
日本で少しずつ流行り始めた「チャリティイベント」の作法が掲載されているので、面白いです。

まずは、活人画について、Wikipediaを参考にすると、
ーーーーーーーーーーーーー
活人画(仏: Tableau vivant)とは、適切な衣装を身につけた役者や芸術家の集団が、注意深くポーズをとって絵画のような情景を作ること。しばしば、演劇的な照明を伴う。展示している間は、演者はしゃべったり動いたりしない。したがって、この手法は絵画や写真といった芸術手法と結合し、現代の写真家を惹きつけた。タブロー・ヴィヴァンとも。活人画が最も人気を呼んだのは、19世紀のヌードの活人画であった。
ーーーーーーーーーーーー
(Wikipediaより)



それでは、ブログ「見世物興行年表」からの引用です。

明治20年(1887年)三
○三月十二日、東京虎ノ門内工科大学にて、活人画が催される。
(読売新聞2・22、3・12/郵便報知新聞3・11、3・12、3・22、3・26/毎日新聞3・15)
http://blog.livedoor.jp/misemono/archives/51854557.html

「目下我国に在留する普国砲兵中佐にしてクルップ社の代理人イルクネル氏は、予て赤十字社の事に熱心勉励の人なるが、今度同氏の周旋にて、来月十三日ごろ虎の門内の工科大学にて活人画と云へる事を催して衆人の縦覧に供し、其入場料を博愛社内赤十字社の資本中へ寄付する筈なりと。
〜〜省略〜〜
然して其入場料は一名につき金二円づゝにて、該場に出る人は何れも外国の紳士貴女なれば、此場に入る人は燕尾服又は羽織袴を着し、成たけ行儀正く見物すべしとの事なり」(読売2・22)


「活人画参観の心得 予て記載したるが如く、今十二日午後七時半より虎の門内工科大学にて欧州活人画を催されるに付ては、当日参観者の心得書を左の如く定められたり。
❍来観人は正七時迄に参らるべし。
❍着服はフロックコート又たは羽織袴。
❍婦人は之に準ずる服。
❍履物は靴又は上草履にて然るべし。
❍場内にては静粛にして高談を禁ず。並に烟草を禁ず。
❍西洋にては此会又は慈善の音楽会等には、一人にて数枚の観券を購求する人あり。皆な慈善の為めなり。此の度の会は其の趣向誠に高尚にして面白く美しき故に必らず往て観るべし。然れども場所狭くして人数多き故に、上下の別なく其の混雑の不便をこらへて見らるべし。芝居に行き一桟敷一人の様な心得にては、慈善の為めに催され、数日苦心せらるゝ会主の人々にすまぬなり。
〜〜省略〜〜
(読売3・12)


「来観人は有栖川両宮御夫婦、北白川の宮御夫婦、諸大臣、各国公使以下千三四百人の多きに登りたれど、場内は最(い)とも静粛なりし」(郵便報知3・16)


○三月二十六日、東京虎ノ門内工科大学にて、皇后臨席のもと、活人画再び催される。
(東京日日新聞3・24/毎日新聞3・25、3・29/読売新聞3・24、3・29)
「活人画の行啓 過日、虎の門工科大学にて活人画を興行し、其収入金を赤十字社資本中へ寄付せし事を畏くも 皇后宮陛下の聞し召され、殊の外御感ありて、明後二十六日、再興行の節は行啓あらせたるべき旨、御内沙汰あらせたるよし。催主イルクネル氏は勿論、右活人画を演ぜらるゝ貴紳貴女の面目、此の上なかるべし。
〜〜省略〜〜」
(東京日日)

『〈編者註〉五月十一日付「郵便報知新聞」に以下のような広告が掲載されているので、最後に掲げておく。
 「活人画ニ付広告 今般活人画興行ノ収入金千六百五十一円四十四銭二厘ト該興行ニ属スル器什一式トヲ本社ヘ寄付セラレタリ。本社ニ於テハ其金員ヲ資本金ノ内ニ加ヘ発起諸君演技奏楽ニ従事セラレシ仁士慈婦各位ニ恭謝シ其厚意ヲ永遠ニ伝フ可シ 博愛(日本赤十字)社』


明治初期のチャリティ公演を垣間見ることができますね。


Wikipedia:活人画

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