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【ファンドレイジングスーパースター列伝】Vol.60 共同募金運動(日本) [2018年03月01日(Thu)]

共同募金運動

みなさんも、ご存じの赤い羽根の共同募金。
その歴史を調べてみました。

共同募金の実施主体は、社会福祉法人中央共同募金会で、各都道府県に社会福祉法人として共同募金会が設置されています。
http://www.akaihane.or.jp/


この共同募金は、アメリカ発祥の運動です。

『共同募金運動は、1913(大正2)年にアメリカのオハイオ州クリーブランド市で、商工会議所による運動として始まりました。
それまでは、施設や機関など寄付金の配分を受ける側が募金を組織化していましたが、寄付をする市民の側が、募金から配分までをまとめて組織化したという点で画期的であり、各地に広まっていきました。』
共同募金会川越市支会の案内より
http://www.kawagoeshi-syakyo-or.jp/image/rekishi.pdf

恥ずかしながら、全く知りませんでした。
このアメリカ発祥の共同募金は、どのように日本で始まったのでしょうか?
戦後、GHQが大きく関わっていたそうです。

愛媛県共同募金会のHPに詳しく紹介されていましたので、引用させていただきます。
http://www.akaihane-ehime.or.jp/site/kyodobokin/qa2.html

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3.全国的に共同募金運動は、どのようにして始まったのですか。
 終戦直後の昭和20年(1945年)12月現在における全国の要保護者数は300万人余りに及んでいます。そこで、政府は統一的な援護策を策定し、この事業のため、2億円の予算を計上しましたが、実際の処遇にあたっては、昭和21年(1946年)に同胞援護会が設立されるなど、民間の経験と機能に負うところが大きかったのです。

 一方、戦災などで、戦前6700余りあった民間の社会福祉施設が3000余に減少し、しかもその運営は、物価の高騰などにより多難なものでした。

 政府は、この援護策に続いて生活保護法を中心に公的扶助政策を推進していきますが、これに対して連合軍総司令部(GHQ)は、昭和21年(1946年)2月、政府の責任において行う施策を民間の事業体に行わせてはならない、と同時に民間が行う事業に対して公金を支出してはならないとする覚書を政府に発しました。

 当時「公私分離の原則」と呼ばれたものです。この原則は、当時の民間社会福祉事業運営の根本を変えるものでした。

 そこで厚生省、関係者などが協議し、昭和22年(1947年)に至り、「共同募金」によって、民間社会福祉事業の資金づくりをする方法が最も適切であるとの結論に達したのです。
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ちなみに、同じページに、実際の日本初の共同募金の事実も掲載されていました。
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2.わが国で初めて共同募金を実施したのは、いつ、どこでですか。
 大正10年(1921年)に、長崎県で、日本で初めての共同募金運動が行われましたが、惜しくも1回限りで終わりました。実施主体は、長崎県社会事業協会で、当時としては相当の好成績をあげました。ちなみに全国的に展開した共同募金運動の第1回目は、昭和22年(1947年)でした。運動期間は11月25日から12月25日までの1か月間です。
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なるほどの歴史です。

日本における共同募金の仕組みについては、少し古いですが、2007年に厚生労働省が作成した、この資料がとても参考になります。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/12/dl/s1214-11e.pdf

戦前から戦後、社会福祉事業の変遷などの歴史も垣間見ることができ、勉強になります。

最後に、コトバンクのサイトから、海外の歴史も含む、共同募金の参考情報を引用します。
https://kotobank.jp/word/%E5%85%B1%E5%90%8C%E5%8B%9F%E9%87%91-52959


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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
共同募金
きょうどうぼきん
民間社会福祉事業を推進するための財源を国民ひとりひとりの自発的な助け合いの精神で集めようとする全国民的募金運動。コミュニティ・チェストcommunity chestの訳語。赤い羽根をシンボルとしている。モデルは、1913年アメリカ合衆国オハイオ州クリーブランド市での取組みである。募金者の胸につける赤い羽根は、1928年ルイジアナ州ニュー・オーリンズ市、テキサス州ダラス市で用いられ始め、1945年から全国に普及したが、現在アメリカではほとんど使用されていない。日本では、1921年(大正10)長崎県社会事業協会が行ったのが初め。1946年(昭和21)10月、連合国最高司令官総司令部(GHQ)公衆衛生福祉局は「政府の私設社会事業団体に対する補助に関する件」覚書で政府の民間社会事業に対する補助を禁止した。そこで、民間社会事業に対する援助のため、公衆衛生福祉局課長ネフNelson B. Neffの助言と、孤児や非行少年のための「少年の町」の開設者として知られるアメリカ人神父フラナガンEdward Joseph Flanagan(1886―1948)の勧めで、1947年に第1回共同募金運動が実施され、5億9000万円が集められた。このときはブリキのバッジを用いたが、1948年から赤い羽根となった。社会福祉事業法(昭和26年法律第45号、2000年に改正して社会福祉法と名称変更)で法制化された。なお、中央共同募金会によると、現在赤い羽根を使っているのは日本と南アフリカだけで、他の国々では手と虹を表すマークを使用している。
[横山和彦・岩永理恵]
『中央共同募金会編・刊『みんな一緒に生きていく――共同募金運動50年史』(1997)』
[参照項目] | 助け合い運動
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について


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デジタル大辞泉の解説
きょうどう‐ぼきん【共同募金】
《community chest》社会福祉事業の費用を一般から公募する運動。日本では、昭和22年(1947)から共同募金会により「赤い羽根運動」として毎年10月に行われている。→赤い羽根
[補説]スイスの一牧師が路傍に「与えよ、取れよ」と記した木の箱を置き、金を持つ者はこれに金を入れ、貧しい者は金を取り出したことが起源という。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例


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世界大百科事典 第2版の解説
きょうどうぼきん【共同募金】
民間社会福祉事業や更生保護事業の資金に充てるため,(個々の事業団体とは別の)一定の民間機関によって,一括してひろく国民各層から寄付金を募ること,またその運動。都道府県の区域を単位として行われ,その区域内で民間の社会福祉事業または更生保護事業を経営する者の過半数に寄付金を配分することが原則となっている。 共同募金はイギリスのリバプールで1873年,日本では1921年に長崎市で初めて行われたが,いずれもひろく波及するに至らず,アメリカで1910年代から発展し,全国的に普及した。
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について

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