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肉食系女子の勢いに未来を感じる・・・の巻 [2010年11月27日(Sat)]

先日、下記のブログでご紹介させていただいた「肉食系女子とソーシャル系男子」による社会課題解決のためのソーシャル合コン、「Social Cafe」は、数名のドタキャンはあったものの、参加された皆さんにもよろこんでいただけて、好評の内に終わることができた。

■しあわせライフを目指す「肉食系女子」のための合コン企画がついに実現!■
http://blog.canpan.info/cosmo/archive/251

■Social Cafe in 東京1126のご報告 #sc1126■
http://blog.canpan.info/s-blog/archive/43

とはいえ、女子のほうが多くなってしまったのは、主催者側としては、なんとも残念な思い・・・困った
どうかソーシャル系男子にはもっとがんばってほしいところであるバニー

主催者として、裏方に回っていたため、それぞれのテーブルでどんな話し合いがされていたのか、日本の少子化を止めるためにどんなイノベーティブにつながるアイディアが出ていたのかが、残念ながら知ることができなかったので、次回はもうちょっと中に入って聞いてみたいと思っている。

とはいえ、場を見ていた限りでは、やっぱり女子の勢いに頼もしさを感じざるを得なかったというのが自分の正直な感想である。

メンズが草食系に移行するのであれば、女子にはぜひ刈り取りに行ってもらうしかない(笑)
当日、「日本肉食系女子協会」なるものも発足したとのこと。

どちらかというと、誤解が多いと思われる「肉食系女子」という言葉に対して、「しあわせをより積極的に求めていく女子」というような本来の姿を社会に理解してもらうことも目的の一つであるようだ。

こちらの動きも今後は注目していきたい。

開催報告の詳細については、日本ソーシャルブログ協会からの報告をぜひご覧いただきたいと思うが、今回は、日本ロマンチスト協会女子部OLIVIAさんには、

カップルの愛の形

についてキースピーチをしていただいた。
こちらのスピーチはすばらしくて、本当はそういう点について話し合いたいけど、ちょっとタブーだよね・・・というところにズバッと切りこんでくれていた。さすがOLIVIAさん・・・ハート

そして、何と言ってもGreen Valley SalonをされているYMK Corporationさんがセレクトしてくださったワインが秀逸であった。

■Green Valley Salon■
http://www.gvsjapan.com/YMK/Top.html


私の所属する日本財団の会長である笹川陽平ブログでも、ワインがいかに人と人のコミュニケーションをつなぐ触媒として重要かについて言及しているが、このある意味風変わりな合コンでも、その役割を十二分に果たしてくれた。

ワイン学校を展開するYMKさんは、存在自体もかなりソーシャル色の強い会社で、こういう会社が日本に増えれば、きっと自然に日本は良くなっていくだろうという気にさせてくれる会社の一つでもある。

こういう方々にサポートされながら、このような場を作れたことに、あらためて厚く御礼を申し上げたい。

この気になるSocial Cafeの第二回目は、どうやら来年二月くらいにやるようなので、ぜひ皆さんチェック&次回は参加!をお願いしますすいません

ちなみに、何気に次のステップに進んだ方々がいる模様・・・まるまるまる
合コンと名の付く以上、成功率は最も重要な要素の一つである(笑)


■笹川陽平ブログ 「外交とワインと庶民感覚」その1■
http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/2680
リールを改造す [2010年11月13日(Sat)]

性格はかなりおおざっぱな性格にも関わらず、こと趣味に関しては、やたらとこだわってしまう(笑)
なので、たとえば道具は、自分に合わなければ改造する笑顔

今回のターゲットは、釣りに使っているリール。
もう5〜6年以上前にDAIWAから発売された「TD-ito 2506」というリールである。

このリールは、バス釣り用のリールだが、かなり奇抜な色で、なんとあのマジョーラカラーなのである。
リールでマジョーラカラーが使われているのは、おそらく世界でこれだけだろう。

とても使い勝手が良いリールで、とても気に入ってずっと使っているが、唯一我慢ならないのがアーム部分。


【この銀色の部分】

折りたたんでコンパクトにすることができないのだ・・・悲しい


そこで、これを外し、折りたためる別のリールのアーム(サイズが合うもの)を取り付けるということにした。

そして、このリールの特徴であるマジョーラカラーに塗ってみる。

マジョーラは、非常に変わった塗料で、塗装の仕方も方法が決められている。

このカラー、「マゼラン」とか言う銀河系の名前が付いているのだが、この色の場合、最初に黒を下地処理しなければならない。


写真だと左のアームが下地処理したもので、右のアームが下地の後に塗料を吹いたものになる。(塗装はすべてエアブラシで行う。)

まず、下地がうまく定着するようにアームの表面を細かいサンドペーパー(1000番台くらい)で丁寧にこする。

その後、下地を吹いて乾かす。完全に乾いてから塗り重ねしないと後からはがれやすくなるので、塗装の度に最低二日は乾燥させたほうがいい。

その後、全体に色を吹き付けるのだが、これも一度だけではだめで、二回以上塗り重ねするほうがいい。

そして最後にトップコート剤を塗って完成・・・となる。

おそらく世界で二台(自分が持っている台数)のTD-ito 2506の完成まる

ここまで手をかける必要があるか・・・と聞かれると「ない!」と答えざるを得ないのだが、趣味ってこういうもんだよね・・・困った

手をかけたこだわりの道具で釣った時のよろこびもまたひとしおなのである。
合コンでのワールドカフェの相性を社会実験する [2010年11月01日(Mon)]

最近、ソーシャルな業界では、ワールドカフェというものが流行っている。

ソーシャルな業界というのは、NPOなど社会課題に取り組んで、それを解決しようとする人たちが活躍している分野のこと。

このワールドカフェというのは、一つの課題について、多くの人と語りながら議論を深めていく上でとても良い手法であり、CANPANプロジェクトが行うワークショップでもワールドカフェを積極的に取り入れている。

■CANPANプロジェクトの詳細■
http://grandtop.canpan.info/about_canpan.html

これに参加してみて、ふと気付いた。

これ、合コンに向いてるよな???

合コン」。さみしいことに久しくやってないし、予定もないけど、この言葉には、人生の未知なる可能性に満ちたフロンティアを感じざるを得ない・・・というか、感じたい。

能書きはさておき、合コンの目的は一つしかない。

素敵なパートナー候補と出会えるか?

だ。

そのために、合コン時、男女はまるで関ヶ原の東軍と西軍のように机をはさんで対峙し、限られた時間の中で相手を見極めるべく、全力を尽くす。

盛り上がらない合コンはさておいて、時折、そこでは切腹ものの仁義なき戦いが繰り広げられる時すらある。

幹事にとっては、よろこんでいいのか、悲しんでいいのか、盛り上がった合コンは、まさに戦国時代だ。

下剋上あり、裏切りありで、人類が生存競争の中で生きる生き物であることを認識させられる瞬間だ。

でも、ちょっと待て。

これだけ文明が進化してきているのに、そこだけはなんでそんなにプリミティブなのか?

もっとスマートに、たとえ心はプリミティブな欲求に満ちていても、表面上はスマートに相手を見極めることはできないものか? そんな手法はないものか?

ある。

それがワールドカフェだ。

ワールドカフェは、だいたい30人以上が集まり、一つのテーマについて5〜6人のテーブルで30分ほどガッツリ議論して、テーブルに一人を残し、他の全員が入れ替わるシステム。

この強制入れ替え制は、貞淑を重んじなかなか同じ席から積極的に動けず色んな人と話せないヤマトナデシコにはうってつけだし、表面上草食系を装うロールキャベツな日本男児でもそれは同じことが言える。

そして、テーマを通じたガッツリ議論の中で、他のメンバーの思考や性格が見えてくる。
しかもその数は、少数合コンどころではない、数十人規模。

まさに、たくさんの人と短い時間に語り合い、お互いを知るのにピッタリじゃないか!
やるなぁ、ワールドカフェ。

そうなると、あとは、何をテーマにするか。

やっぱ「少子化」でしょ。

合コン開始早々、いきなり少子化の話をはじめたら、それはただの変態だ。

だが、そこで語られるであろう会話は、パートナー見極めのためのファクターに満ちている。

忙しい現代人がわざわざ合コンに時間を割くとするならば、最も効率よく、しかも根源的な相手の考え方を見極めるために、必要なテーブルをセッティングすべきだろう。

だから、テーマは「少子化」。

そして、ワールドカフェスタイルのすごいところは、そこでの出会いが自己満足で終わらず、それがそのまま社会課題の解決につながるかもしれないという可能性の沃野を提供することだ。

つまり、参加者が自分の欲求を満たそうとアクションすること自体が、自然に日本を救う道につながっているということ。

そんなことを具現化したのが、この企画である。

■しあわせライフを目指す「肉食系女子」のための合コン企画がついに実現!■
http://blog.canpan.info/cosmo/archive/251

賛否両論もあろうかと思いますが、とりあえず、参加してみてくださいすいません
しあわせライフを目指す「肉食系女子」のための合コン企画がついに実現! [2010年11月01日(Mon)]

【しあわせライフを目指す「肉食系女子」のための合コン企画がついに実現!】
〜合コンを超えた合コン、それが新しい合コンの形「Social Cafe」〜





■自称(他称も可)肉食系女子のみなさま■


みなさんが求めている白馬の王子はどこにいるのでしょうか???

クラブ? ミクシィ? ツイッター? 出会い系サイト?

私たちが考える、今一番光っているメンズこそ、「ソーシャル系男子」と呼ばれる人たち。

誰かのために何かをしたい」、「社会のために何かをしたい」、「世界のために何かをしたい

そんなことを考え、行動するメンズ、それがソーシャル系男子と呼ばれる人たちです。

誰もが自分のことしか考えていないような時代に、他人のことを考えられるメンズこそ、今最もイケているのでは??? と私たちは考えています。

そして、そんなメンズは、最も身近な他人である恋人や奥さんに対しても深い愛情を注ぐであろうことは間違いなさそうです。

そこで、そんなメンズは本当にイケているのか???

それを皆さんに感じていただくために、そんなメンズを集めた「Social Cafe」という名前の合コンを開催することにいたしました。

白馬の王子はここにいる?!・・・それを確認したい「肉食系女子」のみなさまのご参加をお待ちしています!

【ここが違うよ、Social Cafe合コン】
1) 自動ローテーション方式で色々なメンズと自然に知り合える
2) 普段の合コンでは話せない話題もズバリ話して、本音もわかる
3) あなたも逃げられない「社会の課題」を気の合う人としあわせ解決?!

【こんなことを皆で最初にきっかけトーク】
日本の人口、100年後には1/2に。
そしてわずか20年後、1.8人で1人の老人を支えなければならない超無理な社会が来る!
今、少子化を防がなければ、日本は人の住めない国に・・・しあわせなんて夢のまた夢?!

そ・こ・で!

1) どうしたら子どもを産んで育てたい社会になる?!
2) どうしたらメンズは「イクメン」になれる?! イクメンてどんな男???
3) どうしたら「明るい家族計画」が促進される?!

これをテーマにまずはみんなでトーク!!!
ここから生まれる出会いがあなたも、日本も、しあわせにします!

※当日、雑誌の取材などがある場合がありますが、匿名になりますので安心してご参加ください。
------------------------------------------------------------
日時:2010年11月26日(金) 19時〜22時

【第一部】19時〜20時30分 Social Cafeでみんなでトーク
【第二部】20時30分〜22時 気の合った人たちで自由にトーク
【第三部】あとは各々ご自由にどうぞ(解散)

場所:東京都 港区 虎ノ門1-15-16 海洋船舶ビル8階 CANPANセンター
参加費: 社会人 3,000円 学生 2,000円(20歳以上限定)
※アルコール・ソフトドリンク・軽食・おつまみ付

主催:”新しい合コン”円卓会議
共催:日本ソーシャルブログ協会

特別協力:YMK株式会社
      
協力:日本財団CANPANプロジェクト
    日本ロマンチスト協会 女子部
    日本スイーツ協会
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【お問い合わせおよび参加ご希望の方はこちらから】

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【男子参加者向けご案内はこちら】http://blog.canpan.info/s-blog/archive/39
D-Lab 世界の最先端は夢に満ちていた [2010年10月25日(Mon)]

以前、マサチューセッツ工科大学で教鞭をとられている宮川繁先生の記事を書いたが、それ以来、ボストンに行く機会もなかった自分が、ボストンキャリアフォーラムでの日本財団の海外採用面接官ということで、急遽ボストンに行くことに飛行機

■言語が失われる■
http://blog.canpan.info/cosmo/archive/37

そして、世界を変えるデザイン展でお世話になった遠藤謙さんも同じくMITのD-Labで研究をされている。

しかもお二人は旧知の間柄とのことで、三人で会えたらうれしいなぁと思い、さっそく宮川先生と遠藤さんにメールをしたところ、歓迎しますよとのご返事。

狂喜してみたものの、宮川先生は残念ながらスケジュールの都合がつかず、ボストンでの再会は果たすことができず・・・悲しい

遠藤さんはD-Labにいらっしゃるとのことで、一緒に出張する日本財団の若手職員2名も同席させていただいて、D-Labを見せていただくことになった。


【研究テーマである義足の説明をしてくださる遠藤さん】

ボストンキャリアフォーラムも自分にとってはとても刺激的だったものの、最終日のこのD-Labは、やはり今回の出張中、一番の「萌え〜ハート」であった(笑)

社会の課題をエンジニアリングで解決しようとすること、それの持つパワーに圧倒された。


【3Dプリンターによって作られた壁掛け時計 写真ではわからないと思うけど、ホントにスゴイ】

また、SFCでも教鞭をとられている田中先生もご同席くださり、「FabLab」という活動をご紹介いただいた。


【渋谷のギャルファッションに革命を起こしそうな研究を説明してくださる田中先生(右)。左は陸さん】

これも書きだしたらきりがないくらい素晴らしいの一言に尽きるので、おいおい紹介していきたいと思うのだが、日本の持つ技術を使って世界の課題を解決する、その明るい未来を感じることこの上なかった。

心に残ったのは、「もの作りの民主化」という言葉。


【近未来的な研究施設に何気にこんなものが・・・こういうところがいい感じ】

一通り研究施設を拝見した後、遠藤さんがお声掛けしてくれた皆さんとミーティング。。。短い時間だったのにとんでもなく高密度で刺激を受けまくってしまった。

とにかく、こんなすごいメンツが何気なく一つの空間にいるということに驚きながら、さらに自分がここに参加させていただいていることに感謝の時間であった。

そのミーティングで上がった提案(企画)は、自分としてはぜひ形にしたいと思っていて、そのためにアイディアを含めて色々と動き出すことになるだろう。

世の中を変える力は、こうして一つずつ生み出されていくということを、また感じた出張となった。

ご多忙中にも関わらず、お付き合いいただいた遠藤さん、田中先生、鹿野さん、土屋さん、試験勉強そっちのけでお付き合いいただいたコペルニクの陸さん、急なお誘いにも関わらず参加してくれた藤崎さん、本当にありがとうございました!まる

夜はたまたまMITだけでなくハーバードやケンブリッジなどで学んでいる日本人の皆さんの飲み会があるということで、そこにもお邪魔させていただいて、また色々な出会いがあり、楽しい時間を過ごすことができた。

また、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています笑顔

鹿野さんが、ブログにアップしてくれています。ありがとうございます電球

■地球規模の社会問題に向けたソリューション UTB JAPAN■
http://utbjp.blogspot.com/


【これ、何気にすごい3Dプリンターの作品(中にらせん階段がある)】

今、日本の学生は日本を出たがらないという。
MITの学費は高額だけど、円高を思うと、昔とさほどインパクトは変わらない。
さらに言えば、これだけ情報が得やすくなっていて、留学も容易になっている今、これだけのキャンパスで学ぶチャンスがあること自体、素晴らしいことだ。

経済は不況かもしれないが、学ぶ機会はバブルとも言える。
どんどん海外に出て行って、自分の人生の可能性を広げてほしい笑顔
イノベーションを起こすために [2010年10月01日(Fri)]

最近、あちこちで「イノベーションを起こさなければならない」とか、「イノベーションが世界の課題解決のために必要だ」という意見をよく聞く。

全くその通りだと思う。

今、世界の課題と言われるものは、人類がかつて経験したことのない大変に困難なものばかりだ。

もちろん、昔の課題が楽だったわけじゃない。

ペスト(天然痘)が流行した中世のヨーロッパは、文明存亡の危機にすら見舞われた。
(病原菌に対しては、必ず抗体を持っている人たちが存在するそうで、人類そのものがそれで死滅するということはないようだ。)

それを思えば、今の課題はそこまで深刻ではないとすら言える気もする。

だが、真綿を締めるように襲いくる気候変動はどうだろう?
人類そのものが地球に住めなくなるとしたら、その危機はペストどころの話ではない。

ウォーターフットプリントを考えれば、このままだと人類は数十億人の単位で飢えて死ぬことになりそうだし、世界中で高齢化が進むと経済だって破綻してしまう。

つまり、人類がDNAや文明の存亡を賭けた危機的状況にあり、それを打開していく術を見つけ出していかなければならないのは自明すぎるくらい自明だ。

とすると、次にすべきは、その「「イノベーション」というものをどうやって起こすのか?

ということになる。

これは言い切っていいと思うが、イノベーションなんてそんな簡単に起こせるものじゃない。
課題にもレベルがあるので、一概には言えないが、それを生み出すために必要なエネルギーは途方もないことのほうが多い。

でも、やらなきゃいけない。

ということで、社会課題の解決に向けたイノベーションを起こす一つの手法の案として、最近、気づいたのは、

異業種や異質な人たちをソーシャル領域に巻き込む

ということ。

そんなの当たり前だし、もうやってるよ、という人も多いと思う。

たしかに最近は、社会課題の解決のために汗するNPO業界においても、プロボノをはじめとする様々な変革の動きがあるのはたしかで、素晴らしいことなのだが、私が言いたいのは、

社会課題になど全く興味の無い人をポジティブに巻き込む

ということ。


ある社会課題のテーマに関心のある人たち、プロボノの方々も含め、が集まってワークショップが頻繁に行われている。

そこで感じるのは、参加者がいくら別々の多様な背景を持った人たちであったとしても、やはり積極的にそれに参加している時点で、思考の指向性が似ているので、共感は呼べても革命的な発想が生まれにくいようなのだ。

革命的なアイディアやソリューションの発芽は、もっと異質な存在、かき回してくれるものの存在が必要なのだが、それが無いのである。

そうなると、打ち手としては、全く共感を呼ぶベースの無い人たちと、その課題について話すという困難なことをしないとダメそうだと思うようになった。

考えてもみてほしい。

これだけ、世界が大変なことになっているというのに、社会の関心は相変わらずAKB48だし、同じ中南米のコロンビアやグァテマラで何十人もが亡くなる災害が起こっているのに、TVは連日チリの落盤事故のヒューマンドラマばかりを放送している。

これが現実だし、そもそも人類とは、たぶんこういう性格なのだ。
だからといって、それを憂う時間もないし、その必要もない。

要は、そういう社会に対して関心領域を創り出せばいい。
それ自体もイノベーティブと言えるのかもしれないが、それは自分の中でまだ回答がない。
ただ、アイディア勝負で何かが起こせる気がする。

そこで、一つの社会実験として、こんな夢のような企画をやってみることにした。

【しあわせライフを目指す「肉食系女子」のための合コン企画がついに実現!】
http://blog.canpan.info/cosmo/archive/251

なんで「合コン」なんだ?

なんで「肉食系女子」なんだ?

それは長くなるのでおいおい書いていこうと思う。

いずれにしても、イノベーションを起こすということは、やりようによっては楽しく、しかもポジティブに、多くの無関心層にも関心領域を創り出しながら、一緒にできる、そんな気がしている。

それで社会を、世界を、前向きに変えられるとしたら、それは明るい未来へとつながっているのではないだろうか。
Tシャツ・アート展 2010 [2010年06月19日(Sat)]

毎年、この季節になると日本財団ビルの一階に明るい青地に白い文字で「Tシャツ・アート展」ののぼりが立つ太陽

(社)日本メディアアート協会様が主催され、CANPANプロジェクトもお手伝いをさせていただいている「Tシャツ・アート展」である。

Tシャツというアイテムを使って、アーティスト(クリエイター)の皆さんが「社会貢献する」ということをテーマに開催されている企画展であるが、私達もお手伝いをさせていただくようになって早4回目となる帽子

今年のCANPANプロジェクトは、「世界を変えるデザイン展」でデザイナーという「人に伝える技術」を持っているデザイナーがBOPビジネスに関するプロダクトを社会に響くように見せるとどうなるかを試すことができた。これは、自分達が想定していた以上のシナジーや影響を社会に対して与えられることを実証し、デザイナーが持つ社会を良くする取り組みに対してできることがたくさんあることを示すことができた。

そして、こちらはアーティストが社会貢献するとどうなるか、という取り組みであり、似ているようであるが、「アート」と「デザイン」は実は全く向かっている方向が違っている。

それはいずれ詳しく書きたいと思うが、全国を巡回していく今回のTシャツ・アート展2010のキックオフを日本財団ビルで行っていただいた。

会期一週間があっという間に過ぎ、最終日となる今日、今回の参加作品を表彰するアワードが行われた。


■受賞者のみなさん■

今年も本当に素晴らしい作品が多く寄せられ、選考する側はかなり大変であったが、CANPAN賞はこちらの作品にさせていただいた。

http://jmaa.shop-pro.jp/?pid=20824865

空から落ちてくる滴をイメージした中に空が広がっているデザインは、社会との鍵穴でもあり、心の窓でもあり・・・色々な想いが詰まったデザインであり、「地球の未来」を考えるきっかけを与えてくれる作品となっている。

そしてアワードでは、久米繊維工業株式会社の社長であり、私が尊敬してやまない久米さんからのコメントは、日本を元気にするような素晴らしいものであった。


■久米さんコメント■

そして、このアート展のだいご味の一つが、実際にTシャツをデザインしたアーティストさんと直にお会いできるということであるまる

私も購入したTシャツをデザインしたアーティストさんと写真を・・・カメラ


■アーティストの「誠」さん■

こちらのTシャツ男の子
http://jmaa.shop-pro.jp/?pid=20861614

デザインされた方から直接デザインについてお話しを伺えるというのは、とても勉強になる。
そんなTシャツ・アート展は今、渋谷の「地球環境パートナーシッププラザGEOC」さんで絶賛開催中。

ぜひ、足を運んでみてくださいびっくり

Tシャツ・アート展は、年々ご協賛いただける企業様も増え、大きくなってきている。
日本メディアアート協会のスタッフの皆さんの素晴らしい熱意と行動力にあらためて敬意を表したい笑顔

久米さんが教鞭をとられている明治大学の公開講座のTシャツ・アート展での模様は、こちらでご覧いただけます!

■CANPAN × JMAA 2010 Tシャツアート展と明治大学公開講座【動画】■
http://kume.keikai.topblog.jp/blog/100/10020710.html
クワガタ、大地に立つ [2010年06月05日(Sat)]

昨年の下記の記事で我が家の新しいメンバーとなった方々のご紹介をさせていただいたが、その皆さんがついに「成虫」となったびっくり 拍手 拍手 拍手

■新しい方々■
http://blog.canpan.info/cosmo/archive/100



デカい!困った

明らかに日本のクワガタではないが、動きは成虫のくせに最初はよちよちだというのがなかなか愛らしい笑顔

とりあえず、一匹は里子にもらわれていったが、まだ二匹残っている。
田坂広志さんとお会いする [2010年05月20日(Thu)]

多摩大学大学院で社会起業家論の教鞭を取っておられる知る人ぞ知る田坂広志氏とお会いして、お話しをうかがった。

静かな話し口調にはじまり、私や同僚の木田がなぜ日本財団に入ったのかなどを静かにお聞きになっていた。

私も木田も、かなり風変りな就職をしてしまったのを「何事も計画通りに、みたいな話があるけど、そんな人生おもしろくない。」と言って肯定してくださった。

そして、CANPANについてのコメントをお話しになられてから、とても熱く日本の未来について語ってくださった。

本当に熱い方で、私も熱にやられ、感銘を受けてしまった笑顔

CANPANが進んでいる方向や軸などについて貴重なご意見を頂戴でき、それがまっすぐな道に続いていることを確認できたことは本当にうれしかった。

特に氏が、ETIC.さんに言われているとおっしゃっていた言葉、「関わる方々を元気にさせる組織でなければならない」というのは、まさにCANPANも「CANPANと関わると元気になれる」と言われるのが一番の褒め言葉と常々言っているので、しみじみ共感してしまった。

同じ領域でご活躍される大先輩だけに、これからもお会いする機会が多々あると思いながら、後ろ髪を引かれる思いで、氏の事務所を後にした。

田坂先生、ありがとうございました!またお会いするのを楽しみにしております笑い
世界を変えるデザイン展の裏側 〜その1〜 [2010年05月15日(Sat)]

昨年の10月、私はBOPビジネスという言葉を知らなかった。

そんな自分が、「世界を変えるデザイン展」の主催者の一人として関わってきた。不思議なことだ。

10月にグランマの本村くんが「町井さん、こんな企画展やりたいんです。CANPANで主催してもらえませんか?」と言って、拙い企画書を見せてくれた。(本村くん、ごめんね)

それを見て、自分の頭の中に「リスクを取ってでもこれはCANPANがやらないといけない」と思った。

BOPビジネスが語られる時、必ず冒頭に「五兆ドルの市場がそこにある」という文句から入る。
そんなもの、冗談じゃない。

40億もの人間がいて、市場規模が5兆ドルしかない現実。これこそがBOPの持つ本当の課題なのだ。

40億人がかりでも、日本の1億人に勝てないのだ。その現実をどう考えているのか?
5兆ドルの市場に日本企業が群がるなら、それは単なる新しい植民地支配と変わらない。ただの搾取でしかないのだ。

そこに巨大な市場があるのではない、そこには巨大な社会課題があるのみだ。

それを解決するために、日本人の一億人が果たすべき責任を果たすこと、これがBOPビジネスというものの本質でなければならない。

日本は「CSR」という言葉をご丁寧に輸入して、誤って理解してしまった。

日本に昔から存在した「企業かくあるべし」という概念とは違う言葉として理解してしまった。
それが誤っていたからこそ、企業は自らを偽る術を身につけてしまった。

「営利企業なので、CSRはゆとりのある時でないと。。。」

なんのためにその会社は存在しているのか?

そんな企業で働く社員に夢などあるのか?  働きがいは金だけか?
ニューヨーク型資本主義こそが人をしあわせにするなんてことが幻想だとまだ気づかないのか?

それと同じような危険が、BOPビジネスという流行りから感じられたのだ。

「手を打つなら今しかないね。」と本村くんに言うと、彼は目を輝かせてくれた。

「やりたいようにやっていい。責任は自分がすべて取る。」

と言って、背中を押した。

しかも、「この展覧会に日本財団のお金は一切使わない。すべて協賛などでやりきろう。」というハードな課題を課した。本当にひどい話だ。

この半年、本当に色々なことで胃が痛くなることが多かった。一時はどうなることかと思って、自分で借金してでも赤字を埋めようと覚悟を決めていたこともあった。

そして、そんな課題を抱えながらも、彼らは本当に素晴らしい企画展を、まさに手作りで作り上げてしまった。

社会の関心の高さがその素晴らしさを物語っている。
実行委員会のみんなのやる気と能力を信じた結果が、この展覧会に結集している。

最近、ムーブメント、ムーブメントという言葉を良く聞く。
だけど、この言葉はあまりに軽く使われ過ぎている。

そして、ムーブメントとやらを創り出せそうな匂いのする人は、残念ながらほとんどいない。

グランマの三人は、その匂いのするメンバーだ。
だからこそ、CANPANは彼らと一緒にこの展覧会を創ってきた。

社会起業家の価値も厳しさも彼らはよくわかっている。

今、日本の中で感度の良い人達(特に若者の感度の良さにはあきれるほどだ。)が、この展覧会を通じてBOPビジネスに対して、色々なことを考えてくれている。

これが、これからの日本に何かを生む土壌になるだろう。

ようやくスタートラインに立つことができた。