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コンドルは見ている・・・

コンドルは、何を見ているだろうか。それは生きていくための獲物でしかない。自分の獲物は何だろうと考える。人として自分に何が後世に残せるかを考える。 
その答えは、まだぼんやりして、焦点が合っていない。とにかく、40歳を過ぎて、これから仕事にかける時間は人生の3分の2を締め、仕事を通してそのことをカタチにして行くわけだから、人生の結果=仕事の結果。
仕事は人生の獲物であり、生きる総べだ。つまりどんな獲物を探し捕獲するか。だから、食べたくない獲物は探す必要がない、見つけた獲物のためなら我慢強く、集中力を最大限発揮できる。そこには、迷いや恐怖感なく、熱中と昂揚感、そしてそれを食べた時の恍惚・・・それが本来の仕事をしている姿だと私は思う。
我が子が一心不乱に遊んでいる姿を見るたび、「この姿が理想なんだ!」と励まされる。紛争地域や飢餓に苦しむ人は別にして、毎日は人それぞれ平等に訪れ、空気も等しく配分される。地球は一つだが、どこにでも行こうと思えばいける世の中になり、今日たったいま何をしたいかを選べる世界の中で生きている。何を見て何を行うかは、自分の判断にほとんど全て委ねられている。
その判断の積み重ねが人生最後の夜に自分自身で人生の判決をくだすのだ。
空高くから小さな獲物を見つけるコンドルのごとく、私も生きていきたい。


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