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11月11日コンサート出演者メッセージ [2009年10月28日(Wed)]
【大 城 梨 花 / おおしろ りか
【大 城 杏 化 / おおしろ きょうか

はじめまして。
11月11日に演奏に伺います、フルートの大城梨花、ピアノの大城杏花です。
名前からもうおわかりかと思いますが、私達は姉妹のデュオです。
クラシックの他、梨花作曲のオリジナル曲や、色々なジャンルの曲をオリジナルアレンジで
演奏しています。
思い切り方向音痴の梨花と、思い切り天然の杏花ですが、
いい音楽を心からお届けすることに全力をかけて、各地におじゃましています。

大城 梨花

今回は、秋も深まり、街が色づいた木々で華やかに装われる頃、
「Autumn in Wonderland」をテーマに、お昼のひとときをお届けします。

モンティ作曲の「チャルダッシュ」は、
普通、バイオリンで演奏される、急速で情熱的な曲です。
フィギュアスケートの浅田真央さんが数シーズン前に使っていましたから、
お聴きになると、「ああ、これね。」と思われると思います。
フルートでは吹きにくく、滅多に演奏されませんが、
私は大好きな曲です。

次に、秋らしい曲を3曲つづけて。
「小さな木の実」〜「月の光」(ドビュッシー作曲)〜「リベルタンゴ」(ピアソラ作曲)

梨花作曲のオリジナル曲から
「鳥に生まれて」
この曲はCD「Nowhere,Anywhere」(NRP)にも納められていますが、たぶん私達の代表作のひとつだと思います。
初めて演奏に伺うときは必ずと言っていいくらい、演奏します。
・・
数年前、イラクに対して空爆が行われた時、「誤爆」によって多くの普通の人が
犠牲になりましたが、ある日、夜遅く何気なくつけたテレビから、幼い3人の子供が亡くなったというニュースが流れてきました。
若い父親は娘を抱えて「なんとかしてくれ!助けてくれ!」と叫んでいましたが、
誰の目にも、手の施しようが無いことは明らかでした。
そして、残念ながら亡くなってしまった3人の名前を木の板に書いてお墓に立て、
墓標にしたそうです。
毎日のようにお墓の前で泣く父親を誰かが見ていてかわいそうに思ったのでしょう、
ある日いつものようにお墓に行くと、木の板の裏側にこう書いてあったそうです。
「お父さん、泣かないでください。私達は空を飛ぶ鳥になりました。」
大空を飛ぶ、あの鳥がもし、誰かの生まれ変わりだったら、
つかの間人間の姿に戻れるとしたら、かつての大事な人の所へ行ってなんと言うだろう、
と、思って書いた曲です。

最後は、音楽で綴る「不思議の国のアリス」です。
「不思議の国のアリス」の話には有名なシーンがいくつかありますね。
チョッキを着て、懐中時計を見ながら大慌てで駆けてゆくウサギや、
「Drink me」と書いてあるビンの中身を飲むと、大きくなったり小さくなったりするアリス、大きいときの自分の涙でできた池で溺れる小さいアリス、へんてこなお茶会などなど。
中でも、トランプの女王は強烈です。
気に食わないことがあると、
「首をはねておしまい!」と、ヒステリックに叫びます。
このセリフと、
ベルリオーズ作曲の「幻想交響曲」第4楽章「断頭台への行進」
が、私の中で「ぴったり!」と思われて、この曲を軸に音楽物語を作りました。
その他、それぞれのシーンに合う曲を、いろんなジャンルから選んでつなげています。
「小さな世界」を速度を変えて、伸び縮みするアリスを表現したり、
ショパンの「雨だれ」を途中から変えて洪水になるようにしてアリスを溺れさせたり。
また、おかしなお茶会では「Tea for tow」を、途中急にへんてこにアレンジしたりして。
「Wonderland」な世界を、音楽で楽しんでいただけたらうれしいです。

このブログをお読みになって、
「この人たちってどんなひと?」と、
思われた方はぜひ私達のサイト(http://www.o-rika-kyoka.jp/)にぜひお越し下さい。
オリジナル曲をイメージ画像とともにお聴きいただけます。

コンサートの様子や、作曲裏話、日々想うことなどのブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/o_rika_kyoka)も、ご覧いただけたら、私達のことを、ちょっとおわかりいただけるかと思います。

では、当日を楽しみにしています。
会場で、お会いしましょう。


大 城 梨 花 
大 城 杏 花

大城 杏花