「オレンジリボン運動」11月は児童虐待防止への推進月間2018年の「オレンジリボン運動」に伴う活動として11月1日、富士宮市のイオンモール
にて啓発チラシなどを市民に配布して児童虐待防止への理解を呼びかけた。という新聞記事より
オレンジリボンをシンボルとするこの運動の起源など知らないことがありましたので
スタッフ目線で調べてみました。
オレンジリボンとは、人種差別の防止や児童虐待防止運動等のシンボル。 ... 虐待で死亡する子供は1週間に1人といわれ、この不幸を根絶しようという運動は年を増すごとに拡大している。 厚生労働省は毎年11月を児童虐待防止推進月間に定め、各都市・各地域をリボンのオレンジの色で埋め尽くそうという計画を推進している。
オレンジリボンの起源2004年、栃木県小山市で3歳と4歳になる二人の可愛らしい兄弟が何度も何度も父親の友人から暴行を受けていました。その顔を見たコンビニの店長さんが警察に通報したのですが、いったんは保護されながら、周囲の諸機関が適切な措置を取らなかったために、9月11日ガソリンスタンドで再び暴行を受け、車の中でもさんざん暴行を受け、息も絶え絶えの状態で、橋の上から川に投げ込まれて幼い命を奪われるという痛ましい事件が起こりました。
2005年、栃木県小山市の「カンガルーOYAMA」という団体が、二度とこのような事件が起こらないようにという願いを込めて、子ども虐待防止を目指してオレンジリボン運動が始まりました。そして、NPO法人「里親子支援のアン基金プロジェクト」が協力し、大きく育てました。
こういった、子どもが虐待を受け、近年、命を失ってしまうという事件が年間60件近く起きています。それだけではありません。虐待を受け、苦しんでいる子どもたちたちがどんどん増え続けています。そして、その苦しさの余り自らの命を絶ってしまう子すらいます
手探りで始まったこのオレンジリボン運動は、たくさんの方々のご共感をいただき、子ども虐待の現状に直面する児童福祉の関係者をはじめ、各種団体・企業・個人の皆様へと全国に拡がりつつあります。
※(認定特定非営利団体 児童虐待防止全国ネットワークのホームページより引用)
虐待かなと思ったら、全国児童相談所共通3桁ダイヤル
「189イチハヤク」に連絡をと呼びかけています