11月12日に開催した「コミュニティカフェ全国連絡会設立シンポジウム」の模様が、環境新聞社が発行する「シルバー新報」11月20日付に掲載されました。下記アイコンをクリックして、記事をご覧ください。
2009年11月25日
2009年11月18日
第12回研究会(11月16日開催)報告
テーマ:地域の居場所づくり〜人と人をつなぐ
講師:眞板 久美子 氏・中村 由美子 氏(NPO 法人福祉亭 理事)
東京都多摩市高齢福祉課の呼びかけで集まった市民が高齢者の居場所づくりを構想し、多摩ニュータウンの第1次入居地区・永山団地の空き店舗に開設された「福祉亭」。そこでは、季節感が感じられる野菜中心の日替定食、喫茶の提供、友人づくりが進むよう健康麻雀、囲碁、将棋、健康体操、頭の体操、唱歌、季節ごとに誕生会、クリスマス会、新年会など、多彩な活動を行っています。それらは市民ボランティアの手で支えられています。
今回は、研究会初のダブルキャストで、眞板さんには子育てや高齢者・障がい者を支援する「生活サポート隊」の活動、中村さんには福祉亭のあゆみや健康麻雀、お楽しみ飲み会、算数サロンといった日常の行事などについてお話しいただきました。
中村さんは「福祉亭は『まちづくりの実験の場』。寄りあえる場があれば、つながる楽しさ、支え合う喜び・心強さで、人と人はつながっていきます」と話していました。
講師:眞板 久美子 氏・中村 由美子 氏(NPO 法人福祉亭 理事)
東京都多摩市高齢福祉課の呼びかけで集まった市民が高齢者の居場所づくりを構想し、多摩ニュータウンの第1次入居地区・永山団地の空き店舗に開設された「福祉亭」。そこでは、季節感が感じられる野菜中心の日替定食、喫茶の提供、友人づくりが進むよう健康麻雀、囲碁、将棋、健康体操、頭の体操、唱歌、季節ごとに誕生会、クリスマス会、新年会など、多彩な活動を行っています。それらは市民ボランティアの手で支えられています。
今回は、研究会初のダブルキャストで、眞板さんには子育てや高齢者・障がい者を支援する「生活サポート隊」の活動、中村さんには福祉亭のあゆみや健康麻雀、お楽しみ飲み会、算数サロンといった日常の行事などについてお話しいただきました。
左が眞板さん、右が中村さん
中村さんは「福祉亭は『まちづくりの実験の場』。寄りあえる場があれば、つながる楽しさ、支え合う喜び・心強さで、人と人はつながっていきます」と話していました。
2009年11月17日
第13回コミュニティカフェ研究会案内
第13回コミュニティカフェ研究会案内 が公開されました。
テーマ:7つの「元気」から介護予防のお手伝い
講師:元気スタンド ぷリズム 店長 小泉 圭司 氏
日時:12月22日(火)15時〜
場所:ニッセイ・ライフプラザ品川
成果物詳細ページへ(ファイルダウンロード)
テーマ:7つの「元気」から介護予防のお手伝い
講師:元気スタンド ぷリズム 店長 小泉 圭司 氏
日時:12月22日(火)15時〜
場所:ニッセイ・ライフプラザ品川
成果物詳細ページへ(ファイルダウンロード)
2009年11月16日
コミュニティカフェ全国連絡会設立総会記念シンポジウム開催報告
全国各地から180人超が参加
落合恵子さんの心のこもった講演に大感動!!
11月12日(木)、東京・赤坂の日本財団大会議室において、社団法人長寿社会文化協会(WAC)の主催、呼びかけで「コミュニティカフェ全国連絡会」の設立総会、設立記念シンポジウム、作家の落合恵子さんの記念講演が開催されました。コミュニティカフェの主宰者、研究者、行政関係者、地域のNPO等、地域のふれあいと交流の拠点としてのコミュニティカフェに関心をもつ多くの参加者で会場は熱気に包まれました。
午後3時から、コミュニティカフェの活動に取り組んでいる全国の方々から選出された「コミュニティカフェ全国委員」の会議が日本財団小会議室で開かれ、全国委員の選出と事業計画、予算案の審議・承認を経て、各地からの活動報告、コミュニティカフェを取り巻く課題、全国連絡会のネットワークに何を期待するかについて議論され、「このような情報交換の場が本当に欲しかった」という声が委員から出ました。
午後5時から、180人を超える参加者で「コミュニティカフェ全国連絡会設立総会」が開催され、呼びかけ人代表である田中尚輝常務理事から「全国的規模のゆるやかな交流ネットワークづくりとコミュニティカフェの活動支援に取り組もう」との提案の後、光岡明子氏(NPO法人せたがや福祉サポートセンター代表)を議長に選出し、議案書に基づいて議案事項を報告、審議しました。
役員は、坂倉杏介氏(芝の家主宰、慶應義塾大学教養研究センター特別研究講師)と河田珪子氏(常設型地域の茶の間「うちの実家」代表)の両氏を共同代表に、桑原三郎氏(NPO法人よろずや余之助会長)を副代表に選出しました。
事業計画は@年1回のコミュニティカフェ全国連絡会の開催、Aコミュニティカフェ研究会・研修会の随時開催、Bインターネット等によるコミュニティカフェ情報の発信等、運営は個人1,000円、法人10,000円を年会費とする会員制度、コミュニティカフェを活性化する事業計画の推進による事業収入、年4回の運営委員会の開催を内容とする議案事項の報告・質疑・承認がなされました。
このあと、田中常務理事の司会で全国委員各氏によるリレートークが行われ、全国的にも著名なコミュニティカフェの主宰者たちが一堂に会した画期的なイベントとなりました。
午後6時からは、落合恵子さんに「いのちをつなげる〜地域をつなげる」をテーマに講演していただきました。落合さんはアメリカの女流作家メイサートンの言葉、詩人石垣りんの詩を引きながら、「コミュニティカフェにかかわる参加者が、持続する意思の力を自分の中でいかに持ち続けることができるか。コミュニティカフェという言葉もないころに作った、コミュニティカフェのさきがけ『クレヨンハウス』が今年34回目の誕生日を迎え、『疲れたらおいでよ、飽きたら出ていっていいよ、いつまた来てもいいよ、私たちは両手を広げて待ってるからね』をルールに続けてきた」と話しました。お母さんを在宅介護した体験から、お母さんの部屋を「コミュニティカフェ」にして、多くの人たちの寄り添いによって支えられたこと、コミュニティカフェの活動家たちへのエールとして、「がんばりすぎないこと、自分を大切に、自分の中の声に耳を傾けて、疲れたら休むのもOKの気持でやり続けてほしい」という熱いメッセージを語っていただきました。
午後7時から、100名を超える参加者で、懇親交流会と名刺交換会が開催されました。次々と参加者にマイクが回され、発言と交流が活発に行われました。参加者から、「コミュニティカフェの実践者の活動をインターネットで見ていたが、著名な主宰者の肉声を聞き、実際に質問して親しく話ができたことに、大きな意義がある。感動した」などとの声が寄せられました。インターネットの情報発信が整備されても、やはり全国からの人たちが一堂に会する出会いと交流の必要性と大切さを再確認することができました。
●関連記事
日本財団ブログ・マガジン「人と人のつながりを大事に コミュニティカフェの全国連絡会発足」
https://blog.canpan.info/koho/archive/917
当日、参加者全員に「コミュニティカフェネットワーク・サポートマニュアル」(WAC編、A4判16頁、1部200円)が配布されました。コミュニティカフェの作り方、見つけ方、つながり方の情報が掲載され、全国200カ所のコミュニティカフェの連絡先も全国マップで一覧できます。
入手希望者は、WAC事務局(FAX:03-5405-1502、com-cafe@wac.or.jp)まで、@名前、A所属(所属団体がある場合)、B郵便番号、C住所、D電話番号、E部数をお知らせください(@〜Eの英数字は半角打ちでお願いします)。送料80円(5部以上でサービス)、代金後払い(郵便為替・銀行振込、手数料お客様負担)です。(WACコミュニティカフェ事業 事務局 星野)
落合恵子さんの心のこもった講演に大感動!!
11月12日(木)、東京・赤坂の日本財団大会議室において、社団法人長寿社会文化協会(WAC)の主催、呼びかけで「コミュニティカフェ全国連絡会」の設立総会、設立記念シンポジウム、作家の落合恵子さんの記念講演が開催されました。コミュニティカフェの主宰者、研究者、行政関係者、地域のNPO等、地域のふれあいと交流の拠点としてのコミュニティカフェに関心をもつ多くの参加者で会場は熱気に包まれました。
午後3時から、コミュニティカフェの活動に取り組んでいる全国の方々から選出された「コミュニティカフェ全国委員」の会議が日本財団小会議室で開かれ、全国委員の選出と事業計画、予算案の審議・承認を経て、各地からの活動報告、コミュニティカフェを取り巻く課題、全国連絡会のネットワークに何を期待するかについて議論され、「このような情報交換の場が本当に欲しかった」という声が委員から出ました。
午後5時から、180人を超える参加者で「コミュニティカフェ全国連絡会設立総会」が開催され、呼びかけ人代表である田中尚輝常務理事から「全国的規模のゆるやかな交流ネットワークづくりとコミュニティカフェの活動支援に取り組もう」との提案の後、光岡明子氏(NPO法人せたがや福祉サポートセンター代表)を議長に選出し、議案書に基づいて議案事項を報告、審議しました。
役員は、坂倉杏介氏(芝の家主宰、慶應義塾大学教養研究センター特別研究講師)と河田珪子氏(常設型地域の茶の間「うちの実家」代表)の両氏を共同代表に、桑原三郎氏(NPO法人よろずや余之助会長)を副代表に選出しました。
事業計画は@年1回のコミュニティカフェ全国連絡会の開催、Aコミュニティカフェ研究会・研修会の随時開催、Bインターネット等によるコミュニティカフェ情報の発信等、運営は個人1,000円、法人10,000円を年会費とする会員制度、コミュニティカフェを活性化する事業計画の推進による事業収入、年4回の運営委員会の開催を内容とする議案事項の報告・質疑・承認がなされました。
このあと、田中常務理事の司会で全国委員各氏によるリレートークが行われ、全国的にも著名なコミュニティカフェの主宰者たちが一堂に会した画期的なイベントとなりました。
午後6時からは、落合恵子さんに「いのちをつなげる〜地域をつなげる」をテーマに講演していただきました。落合さんはアメリカの女流作家メイサートンの言葉、詩人石垣りんの詩を引きながら、「コミュニティカフェにかかわる参加者が、持続する意思の力を自分の中でいかに持ち続けることができるか。コミュニティカフェという言葉もないころに作った、コミュニティカフェのさきがけ『クレヨンハウス』が今年34回目の誕生日を迎え、『疲れたらおいでよ、飽きたら出ていっていいよ、いつまた来てもいいよ、私たちは両手を広げて待ってるからね』をルールに続けてきた」と話しました。お母さんを在宅介護した体験から、お母さんの部屋を「コミュニティカフェ」にして、多くの人たちの寄り添いによって支えられたこと、コミュニティカフェの活動家たちへのエールとして、「がんばりすぎないこと、自分を大切に、自分の中の声に耳を傾けて、疲れたら休むのもOKの気持でやり続けてほしい」という熱いメッセージを語っていただきました。
午後7時から、100名を超える参加者で、懇親交流会と名刺交換会が開催されました。次々と参加者にマイクが回され、発言と交流が活発に行われました。参加者から、「コミュニティカフェの実践者の活動をインターネットで見ていたが、著名な主宰者の肉声を聞き、実際に質問して親しく話ができたことに、大きな意義がある。感動した」などとの声が寄せられました。インターネットの情報発信が整備されても、やはり全国からの人たちが一堂に会する出会いと交流の必要性と大切さを再確認することができました。
●関連記事
日本財団ブログ・マガジン「人と人のつながりを大事に コミュニティカフェの全国連絡会発足」
https://blog.canpan.info/koho/archive/917
当日、参加者全員に「コミュニティカフェネットワーク・サポートマニュアル」(WAC編、A4判16頁、1部200円)が配布されました。コミュニティカフェの作り方、見つけ方、つながり方の情報が掲載され、全国200カ所のコミュニティカフェの連絡先も全国マップで一覧できます。
入手希望者は、WAC事務局(FAX:03-5405-1502、com-cafe@wac.or.jp)まで、@名前、A所属(所属団体がある場合)、B郵便番号、C住所、D電話番号、E部数をお知らせください(@〜Eの英数字は半角打ちでお願いします)。送料80円(5部以上でサービス)、代金後払い(郵便為替・銀行振込、手数料お客様負担)です。(WACコミュニティカフェ事業 事務局 星野)