テーマ:地域の茶の間について
講師:河田珪子 氏(地域の茶の間「うちの実家」代表)
夫の両親の介護のため、大阪から故郷・新潟に戻ってきた河田さんが、有償による助け合い活動「まごころヘルプ」を経て、うちの実家を開くまでのことを話してくださいました。敬老会に呼ばれた際、「うちにお茶を飲みにきませんか」と呼び掛けたところ、自治会長さんが家に入りきらないだろうと心配して自治会館を貸してくれ、地元紙が「地域の茶の間」と書いてくれたそうです。
河田さんが始めた活動は、JAや社会福祉協議会にも導入され、新潟県内では500〜600カ所の「居場所」、「いきいきサロン」、コミュニティカフェがあると言われています。河田さんは「地域の茶の間はその気があれば、誰でもどこでも簡単に始められますが、始めるのは一人から」と話しています。