CSRについての基本的な知識と、企業やNPO、自治体による取り組みの最新情報を知るためのコラムを掲載します。

 CSRプラスのデータ分析や、市民へのアンケート調査を掲載する「傾向と対策」をはじめ、 CSRの取り組みに熱心な企業にヒントを学ぶ「ケーススタディ」、社会的課題に直面するNPOのマネジャーが取り組みのポイントを提案する「ホットイシュー」、CSRに関心を持つ大学生によるレポート「CSR探検隊」。シリーズでお届けします。

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企業と市民コミュニケーション活動はどうなっている?〜デンソー・ステークホルダーダイアログに参加して〜前編(1)[2008年04月16日(水)]
「CSR探検隊」 隊員

岡本久嗣(立命館大学)
角光裕美(大阪大学)
虎尾博(大阪経済大学)


お待たせいたしました!
CSR探検隊の第4回レポートをお届けします。

CSR探検隊とは・・・
 CSRに熱心に取り組んでいる企業に、
 探検隊員から投げかけられた疑問へ答えていただき、
 その中で感じたことや発見したことを
 CANPANユーザーの方にご紹介することを目的に、
 大学生で構成された取材班です。



 第4回のテーマは、
「企業と市民のコミュニケーション活動はどうなっている?
          〜デンソー・ステークホルダーダイアログに参加して〜」 
です。


◆ 株式会社デンソー(以下「デンソー」)のステークホルダーダイアログとは?

私(角光)は、CSR情報開示調査を通じてCSR報告書を何冊も読む機会があったのですが、そのような対話の場を開く企業が増えていることに、興味を抱いていました。「対面して意見を交換する」場がせっかく増えてきたのだから、それを体感してみたい!と奮起し、昨年12月にデンソーが一般公募で開催しているステークホルダーダイアログへ参加しました。

本コラムではダイアログの概要や魅力をお伝えするために、デンソーのステークホルダーダイアログをご紹介します。さらに、後日、デンソーのCSR推進室の方へのインタビューの様子をご報告します。



ステークホルダーダイアログとは?


ステークホルダー(stakeholder)とは、企業を取り巻く利害関係者のことを指します。企業はもちろん自社だけで企業活動を行っているのではなく、社員、顧客から株主、取引先、地域社会、市民、政府に至るまで様々な組織や人と日々関わりをもっています。

ステークホルダーと企業とのコミュニケーションは、90年代以降環境報告書やCSR報告書発行を通じた「情報開示」と、それに対する反応・意見が全てでしたが、より直接的に意見をもらう相互にコミュニケーションのある「ダイアログ(対話)」という考えがここ数年企業に広がっています。


企業はCSR活動に外からの意見を反映させることを目的としてステークホルダーダイアログを開催しますが、その形態は大きく分けて、

1) 企業が有識者を招いて専門的な意見交換をする場合
2) 一般公募により広く参加者を募り、専門家からNPO関係者、学生に至るまで「誰でも」
   参加できる場合の2つがあります。

当初は1)のような企業が有識者を招く場であることがほとんどでしたが、現在ではいくつかの企業が後者の一般公募の形で参加者を募っています。


2008年 デンソー・ステークホルダーダイアログの様子(デンソー提供)




Posted by CANPAN運営事務局 at 10:00 | CSRな事例 | この記事のURL

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