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ナナとキリコ [2009年07月05日(日)]
釧路市動物園の永遠のアイドル

7月5日(日) 久しぶりに朝から快晴で、内陸部では気温も25℃近くとなり(天気予報の「釧路」は19℃でした。)、暑いけれどさわやかな1日でした。
全国ニュースで放送される「釧路」の天気、気温は、釧路港から数百メートルしか離れていない気象台での観測数値であることから、この季節は霧がかかる日も多く、相対的にお天気があまり良くなく、気温も低めとなります。
しかし、海から7〜8キロメートル離れた湿原近くでは、お天気も良く、気温も天気予報の気温より2〜3℃高いことが良くあります。
さらに、20〜30キロメートル内陸の鶴居村や阿寒町、さらに内陸の弟子屈町などでは、気温が30℃近くあることもあります。
ただし、朝晩は冷え込みますので、夏・冬両バージョンの服装をご用意願います。


【永遠のアイドル「ナナ」】
昨年11月、推定年齢32歳でこの世を去ったアフリカゾウの「ナナ」の獣舎前です。
主がいなくなった獣舎はどこか寂しげで、心に穴が空いたような不思議な気持ちになります。
ナナが残した臭いだけは、今もかすかに残っているように思います。




アフリカゾウの「ナナ」は推定2歳の時、釧路市動物園のオープン(昭和50年10月)に合わせ、遠くアフリカのタンザニアから釧路にやってきました。
4トンあった体重も、当時は400kgしかなく、人間で言えばまだ幼稚園児位だったと思われます。
それ以降、極寒の北海道で初めてアフリカゾウの飼育が始まりました。
釧路市動物園の栄枯盛衰を共に生きたナナは、文化教養施設が少ない地方都市にあって、常に子供たちに「夢と希望」を与え続け、昨年11月に老衰で大往生するまでトップアイドルの座を守り続けました。
そして、まるで昨年5月に生まれたタイガとココアの奇跡的な成長を確信したかのように、安らかに息を引き取りました


【7/5 キリンの「キリコ」】
ケープキリンの「キリコ」は、昭和63年4月釧路市動物園で生まれました。
現在は満21歳で、人間で言うと70歳を超える「おばあちゃん」です。
ケープキリンはアフリカ最南端に生息するキリンの亜種で、国内の動物園でもたくさん飼育されていましたが、様々な理由で徐々にその数が減り、現在国内で飼育されているケープキリンはキリコ1頭のみとなってしまいました。




この日、遠くから時々手を振りながら近づいていくと、キリコはしっぽを振りながら私の姿をずっと目で追っていました。
キリコの足下に写っているのはチャップマンシマウマで、いつもはお隣の獣舎に暮らしていますが、同じ南アフリカを故郷とする者同士で気が合うのか、この日は柵を越えて(隙間から行き来できる構造)遊びに来ていました。
そう言えば私の姪っ子も小さい頃キリンが大好きでした。
今は高校2年生に成りましたが、ついこの間のように思い出します。




【7/5 湿原の動物園】
動物園の中には、家族でくつろげる休憩スポットがたくさんあります。
なにせ動物園としては国内で2番目(1番は多摩動物園)の敷地面積ですので、ご家族連れや恋人同士でゆっくりと動物を見て、自然に親しむことが出来ます。
写真奥に見える森は湿原につながる「北海道ゾーン」で、タンチョウヅルや白鳥、エゾリスなどが暮らしています。
さらにその奥が「山花オートキャンプ場」になっており、充実した施設でファミリーキャンプが楽しめます。




【9/5 動物園で森林浴】
ここ釧路市動物園は、釧路湿原に隣接する里山地域にあることから、園内を移動するだけで「森林浴」が体験できます。
かわいい動物達に癒され、森林や湿原のマイナスイオンでリフレッシュされ、身も心も蘇ります。
動物園駐車場に隣接して「山花温泉リフレ」もありますので、「ナトリウム温泉」で汗を流し、休息して疲れを抜くのもお勧めコースです。
何とこの日、動物園駐車場には北見、帯広、札幌ナンバーは元より、新潟、石川、三重、滋賀、山口ナンバーほか、道外ナンバーの車が散見されました。
皆さん、遠くからありがとうございました。