地域コミュニティを水害前の場所まで曳家です。
ジャッキアップの技はDRT訓練で行っている倒壊家屋からの救出活動の応用。油圧ジャッキとキャンバーを使って少しずつ少しずつ上げてゆきます。
ハウスを40センチ上げて今日は終了。
明日は木馬に載せ、ひたすらチルホールを使って以前の場所まで引っ張り移動します。
対岸では社協のゆりちゃんが道路に出された最後の床下泥の搬出作業。若いだけあって見ていて気持ちがいいほどパワフルでした。
以前気になっていた雪害木の枝打ち作業をちょっとだけ。
重量のあるプレハブの移動について仲間といろいろ考えた。
コロで転がす。丸太のレール。デカい木馬(きうま)。つまりどれもが太い丸太が必要になるわけです。そこで地元の製材所を訪ねました。
事務所にお邪魔し、すみませんが丸太の原木を売って頂けませんか?と。あいにく社長さんは留守で、その使用趣旨を説明し、多分奥さんと思われる方が直ぐに電話で確認を取っていただきました。
あの〜、おいくらですか?
社長はただで持って行っていいよ!ってと言ってたので、どうぞ!
もう泣きそうなくらいに嬉しくなりました。
夕方、ダンプで丸太を頂きにお伺いした時、社長さんは「あんなに世話になっているボランティアさんから、金なんて取らんねべ〜よ〜!」とニコニコ送り出してくれました。
これまで関わらせて頂いた多くの被災地で、数えくれない方々の笑顔に支えられ活動させて頂いております。本当にありがとうございます。