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DRT2014狛江東京(第二日目) [2014年06月08日(Sun)]
DRT2014狛江東京、第二日目も無事終了しました。

二日間に亘って開催させていただきました
DRT2014東京狛江

DRT活動を実施してきた拘りの大きな目的に、被災現場(活動現場)でのコーディネーターの必要性を強く感じてきたことも大きな要因のひとつでもあります。
以下、現場コーディネーターについて(※この名称は災害ボランティア関連の全てのマニュアルには存在しません)

被災地において、例えば応急危険度判定の赤紙や黄紙の被災家屋への関わりなど、スキルの高いボランティア活動するには、災害に関するそれなりの総合的な知識が必要ではないかと考えます。なぜならば被災現場での活動は常に危険が伴い、また被災者に対しても自信を持った的確なアドバイスが必要とされます。
通常には上下関係のない平面組織のボランティアの世界ですが、被災地での支援活動による事故など極力防ぐためには、暗黙のうちに何らかの指示系統のようなものが必要になってきます。その場面でイニシアチブを取れるのが災害に対する経験と活動上での知恵や知識を持った人の存在。例えばその知識とは、

【技術的な知識】
◇ボランティアセンターのすべての機能の把握
◇災害にて使用する全ての資機材の使い方とその指導が可能
◇重機・車両・資機材の手配先・調達先やその費用の知識
◇重機類の種別とその操作知識(アタッチメントやその用途など)
◇避難所の運営についての知識(被災者に対する助言者として)
◇仮設住宅についての知識(被災者に対する助言者として)
◇無線機(電波)の使用に関する知識と資格(アマチュア無線)
◇ケガや疾病などの応急処置の知識と資格(蘇生法やAEDの扱い方)
◇水害規模から見積もれる必要ボランティア延べ人数(床上戸数や泥の種類、決壊か増水か土石流かなどを加味して割り出せること)
◇気象に関する基礎知識(豪雨予測)
◇建築に関する基礎知識(主に木造)
◇電気に関する基礎知識(電圧・電流・配線など)◇ボランティア活動における安全管理
◇ボランティアの健康管理に関する知識
◇ボランティア保険についての知識
◇インターネット・PCに関する知識
◇小型船舶に関する知識と資格
◇自動車やエンジンに対する知識と資格
◇燃料等に関する知識
◇アウトドアに関する知識(テントの張り方やロープワークなど)

【法的な知識など】(大まかな基本的な知識として)
◇災害救助法
◇激甚災害制度
◇被災者生活再建支援法
◇特定非営利活動促進法
◇ボランティア保険に関する知識
◇緊急医療に関する基礎知識
◇義援金に関する知識
◇社会福祉施設に関する知識(施設名称と利用者の違いなど)◇緊急医療の基礎知識

【人・物・資金的なこと】
◇共同募金における助成制度の知識
◇資金集めに関する効果的な助言◇人的協力を呼びかけられるネットワーク
◇物的協力を呼びかけられるネットワーク
◇他所との協働
などです。
と挙げたらキリがありませんのでこのくらいで・・・・・

次期大規模災害への備えには「攻めの災害ボランティア」の存在が必要となってくるように思うのです。

そんな思いで企画し開催されたのがDRT2014東京狛江でした。

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DRT2014狛江東京(第一日目) [2014年06月07日(Sat)]
DRT2014狛江、第一日目無事終了!
受講者の皆様、お疲れ様でした。
狛江市社協の皆様、ありがとうございました。
DRTスタッフの皆様、ご苦労さまでした。

https://blog.canpan.info/coco/archive/3379

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DRT2014狛江・東京 [2014年05月12日(Mon)]
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大規模災害に備えるための災害ボランティア講習会
【DRT2014東京狛江】
-Disaster Relief Training 2014 in KOMAE-

地震・水害・竜巻・雪害など日本を取り巻く自然災害は、環境破壊なども影響し年々深刻さを増し、その度に多くのボランティアが被災地に入り救援活動を行ってきました。
1995年の阪神淡路大震災に災害ボランティアが誕生し、それからほぼ毎年のように水害や地震が列島を襲い、とりわけ2011年3月に発生した東日本大震災では、M9という日本における観測史上最大の地震は大きく長い揺れと巨大津波によって東北沿岸地域を中心に壊滅的な被害をもたらしました。その救援活動にも多くのボランティアの活躍がありました。阪神淡路大震災から19年が経過し、日本に災害ボランティア文化が漸く根付いたと誰もが確信するところです。
しかし課題も多くあります。三年前の大震災では一部においては重機や動力機械の操作資格をもった専門性の高いボランティアによる救援活動が展開された地域もありますが、ボランティアによる活動の基本は未だに「人海戦術と人力作業」のみによって行われているのが現状です。活動の効率性・安全性を考えた場合、動力機械による作業の必要性も強く感じるところです。
自然災害が多発した2004年頃から、災害ボランティアセンターとしての機能充実のためのコーディネーターの養成は社会福祉協議会を中心に、多くの市民団体よっても数多く行われてきましたが、ボランティアが、実際に活動するいわゆる被災現場にて活動のアドバイスを行う「現場コーディネーター」の養成は全くといってよいほど行われていないのが現状です。
この講習会はそのような背景を受け、災害ボランティアのレベルアップを目的として、様々な観点から災害ボランティアとしての役割を考え、その精鋭化・機械化・高度化など、スキルアップを目的に実施し、加えて、次期大規模災害に対する備えとして自助・共助の時間帯による救援活動の一助となれば幸いです。

◆会 期:
第1日目:6月7日(土曜日):10:00〜15:50頃
(終了後講習会場にて懇親会あり16:00〜17:00頃)
第2日目:6月8日(日曜日):10:00〜15:30頃
◆開催場所:
東京都狛江市 あいとぴあセンター
東京都狛江市元和泉2丁目35-1
◆主 催:
DRT2014狛江実行委員会
社会福祉法人狛江市社会福祉協議会
◆協 力:
日本財団
ヤマヤ物産有限会社
合資会社 東京パイオニア
有限会社 大坂屋農機

◆参加条件:
(下記のいずれかで)
・過去に被災地で活動経験のある方
・自主防災組織のリーダー
◆募集定員:30名
◆講習会参加費:1日間あたり1500円
(1日目の懇親会参加の方は500円加算)
◆参加申込み(全てメールにて)
DRT2014狛江実行委員会宛て
kazemusashi@gmail.com

・氏 名
・所 属(個人の方は不要)
・住 所
・連絡先(当日連絡のつく電話番号)
・参加日 1日目のみ参加
     2日目のみ参加
     両日参加
・過去の災害での活動場所、内容等
・懇親会参加の有無
◆講 師:
DRT2014狛江実行委員会構成団体等
・DRT-JAPAN(全国)
・SVTS風組(新潟・関東)
・NPO国際ボランティア学生協会(IVUSA)(東京・大阪)
・NPO国境なき奉仕団チーム風(栃木)
・NPO日本森林ボランティア協会(大阪)
・山形防災教育センター(山形)
・るるるJAPAN(東京)
・日本財団 ほか

◆講習内容:
※講習内容は2日間で前後します。内容も変更の可能性があります。

★技術系災害ボランティア育成について
・災害ボランティアの技術向上の意義
・近年の自然災害の特徴と災害ボランティアの役割
・災害ボランティアセンターと独立型災害系団体の連携
・応急危険度判定に準じた対応についての考え方
・技術系ボランティアが一般ボランティアへ及ぼす影響と効果

★後方支援と他所との連携
・必要な資機材の調達
・発災直後から救援活動期における情報共有
・団体間の連携と協力
・動力機材の活用とボランティア保険の適用範囲
・行政や企業、社協とNPOとの関わり
・活動資金の調達方法

★現場コーディネーターについて
・現場コーディネーターとは?その役割と責任
・支援活動のおける作業判断と合意形成
・災害現場で必要な免許や資格について
・被害状況から判断する必要とされるボランティア数
・被害状況から判断する資機材等の内容と数量
・活動における危険回避と安全衛生

★活動技術
・支援活動における技術とは
・資機材の種類と基礎知識
・機材、車両など用途別燃料とオイルについて
・災害救援活動で役に立つ車両
・重機等特殊車両の活用
・ハンドツールとパワーツール
・森林系ボランティアと災害救援活動

★災害ボランティアとして必要な知識
・木造建築に関する基礎知識(在来工法と2×4)
・災害種別に考える支援活動例
・災害医療とトリアージについて
・クラッシュシンドロームについて
・これだけは覚えたい災害に関する法律

★実技講習
・チェーンソーのメンテナンス
・その他の動力機械のメンテナンス
・ジャッキの種類と特性と活用例
・牽引機材の種類と活用例
・揃えて便利な個人装備(機材・工具類)
・これだけは覚えておきたい活動時に役に立つロープワーク

◆その他:
・当日、災害現場で使用する資機材及び、活動風景のパネル展示を行います(予定)
・今回は室内での座学と機材整備などが中心となります。
特にヘルメット・安全靴等は必要ありませんが、資機材・油脂の取扱い等があるため、汚れてもよい服装(半ズボンは不可)と、手袋を持参してください。
・講習会は原則2日間参加になりますが、1日でも参加可能です。各日の講習内容は当日変更の可能性があり。
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DRT2014内容検討中 [2014年05月04日(Sun)]
DRT2014狛江東京の内容の検討などなど
内容てんこ盛りをどうにか調整しないと・・・

★技術系災害ボランティア育成について
・災害ボランティアの技術向上の意義
・近年の自然災害の特徴と災害ボランティアの役割
・災害VCと独立型災害系団体の連携
・応急危険度判定に準じた対応についての疑問
・ボランティアによる支援活動内容と領域の拡大
・技術系ボランティアが一般ボランティアへ及ぼす影響と効果
★後方支援と他所との連携
・必要な資機材の調達
・発災直後から救援活動期における情報共有
・団体間の連携と協力
・警察が発行する緊急通行証について
・災害ボランティアの高速道路無料化について
・動力機材の活用とボランティア保険の適用範囲
・行政や企業、社協とNPOとの関わり
・活動資金の調達方法
★現場コーディネーターについて
・現場コーディネーターとは?その役割と責任
・災害現場で必要な免許や資格について
・被害状況から判断する必要とされるボランティア数
・被害状況から判断する資機材等の内容と数量
・活動における危険回避と安全衛生
・支援活動のおける作業判断と合意形成
★活動技術
・支援活動における技術とは
・資機材の種類と基礎知識
・機材、車両など用途別燃料とオイルについて
・災害救援活動で役に立つ車両
・重機等特殊車両の活用
・ハンドツールとパワーツール
・森林系ボランティアと災害救援活動
・足湯効能とその活動からのニーズ情報
★災害ボランティアとして必要な知識
・木造建築に関する基礎知識(在来工法と2×4)
・避難所と仮設住宅問題を考える
・災害種別に考える支援活動例
・災害医療とトリアージについて
・クラッシュシンドロームについて
・これだけは覚えたい災害に関する法律
★実技講習
・チェーンソーのメンテナンス
・その他の動力機械のメンテナンス
・ジャッキの種類と特性と活用例
・牽引機材の種類と活用例
・揃えて便利な個人装備(道具)
・これだけは覚えておきたい活動時に役に立つロープワーク