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見義不為無勇也

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森林での事故 [2012年11月20日(Tue)]
11日、森林体験で事故が起きた。その内容は以下の通りです。

(2012年11月19日00時40分 読売新聞)
【小1女児の頭にスギの枝が落下…意識不明に】.
18日午前11時頃、岐阜県大垣市上石津町の市かみいしづ緑の村公園で、家族らと森林体験講座に参加していた同市神田町、会社員村上泰基さん(39)の長女、市立興文小学校1年の絢俐さん(6)の頭に、近くのスギの木(高さ推定15〜20メートル)の上から落ちてきた枝が当たった。
絢俐さんは市内の病院に運ばれたが、意識不明の重体。
養老署の発表によると、落ちてきた枝は長さ約3メートル、直径約5センチ、重さ約5キロ。絢俐さんはこの日、両親と小学1年の双子の弟(6)の4人で、午前10時から開かれていた森林体験講座に参加。ほかの家族ら30人とともに、公園管理事務所近くの山で職員から間伐作業の説明を聞いていたという。
枝が落下した高さは不明だが、公園を管理する社団法人かみいしづ緑の村公社によると、事前に落ちそうな枝がないか確認はしていたという。参加者はヘルメットはかぶっていなかった。
同署は、公園の関係者から詳しく事情を聞き、原因を調べている。

(以上)

スギの人工林(植林した森)では普段から枝が上から落ちれくるのは当たり前のこと。事故のあった森林体験講座で、参加者がヘルメットを着用していなかったことが不思議でならない。多分森のことをあまり知らないひとが講師だったのだろう。そうとしか考えられない。
スギの枝は、風や雨や雪でも簡単に折れる。なので上から枝が落ちてくるのは通常のこと。
落ちてくる枝があるかないかなど下から眺めて確認などできるわけがない。

被災地におけるボランティア活動でも、動力機材を使っていながら、ヘルメットを着用しない団体は実に数多い。活動中の事故はどこにでも潜んでいる。
先日、本当にあったこと。伐採しようとチェーンソーの刃を入れたスギが、幹のど真ん中から急に折れ落下してきた。幸い事故には至らなかったが真っ直ぐに普通に立っていたスギが中間から折れるとは予想もしていなかった。

改めてボランティア活動の安全管理に気付かされた岐阜の森林事故です。

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2011労災統計から [2012年05月29日(Tue)]
厚労省より、平成23年の労働災害による死傷者の統計が発表になりました。

厚生労働省 労働基準局 安全衛生部安全課
「平成23年の死亡災害・重大災害発生状況等について」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002bbbw.html  

労災ですが、ボランティア活動にも参考になる面があると思われます。

■労災死亡者 : 2238人・東日本震災を直因とする死者は1314人。これはそれ以外の労災死の1.3倍。 つまりは東日本震災により、労災死全数は倍増。・東日本震災死全体15858人に対する割合は8.3%(行方不明者を入れると7%)
・内訳は、
宮城県821人、
岩手県401人、
福島県72人でこの3県で98%以上。
・東日本震災を直因としない労災死は前年比14%と大幅減【プラス評価】

■労災死傷者 : 114,176人・東日本震災を直因とする労災死傷者は2827人で、これはそれ以外の労災死傷者(114,176人)の1/40 ・東日本震災を直因としない労災死傷者は、33年ぶりに2年連続で増加【マイナス評価】 (業態別)
@小売業 : 転倒3割、墜落転落等1割、交通事故1割
A建設業 : 墜落落下が多い。異業種からの転職故か。
B医療保健業 : 2/3が社会福祉施設。 また、転倒3割、動作の反復無理な動作が3割。 滑り止めの未設置や腰痛予防などの対策の遅れ
→対策 厚労省としては、労災の増えつつある業種として「建築工事業」「陸運業」「小売業」「社会福祉施設」を重点指導。

■東日本震災の復旧復興作業では、 労災死27人、休業4日以上の労災負傷が455人。 
(全労災死の1.2%、全労災負傷の0.4%)
(様態別) 
「墜落転落」    43% 
「飛来落下」    12% 
「挟まれ巻込れ」  11% 
「転倒」       6% 
「激突され」     6% 
「切れ・こすれ」   6%  
→半数以上が高低差によって生じる事故
→対策
1)工事の進捗に応じた対策
2)安全衛生パトロール
3)安全衛生に関する諸課題に対応するため、専門家を置く拠点を被災3県に設置
4)建設業界に「震災復旧復興工事安全推進本部」を設置
以上。
居安思危 [2011年09月12日(Mon)]
防災などであまりにも一般的で、よく使われる言葉「備え有ればうれい無し」

実はこの言葉、孔子が編集した史書「春秋の左傳」にある。三つの句の最後の節。日本ではこの最後の句のみが語られるようになりました。

その全句は、
「居安思危 思則有備 有備無患」

「居安思危」(安きに居りて危うきを思う)
※平安の時にも、危難のことを思う。

「思則有備」(思えば則ち備えあり)
※そのことを思えば、備え有ることが大切。
   
「有備無患」(備え有れば患い無し)
※その備えを怠らなければ心配ごとは無くなる。

我々日本人が一番知っておかなければならない言葉は、「居安思危」かもしれません。

ヒッチハイカーが・・・・ [2011年03月04日(Fri)]

今夕、東京に住む旧知の仲のH先輩から私の携帯に電話がありました。お仕事は健康器具関連の仕事をされており、全国を車で回っておられる。

電話の内容は、九州のあるサービスエリアにて、眠気防止にもなるだろうし、寒そうにしていてお気の毒と、あるヒッチハイカーを自分の車に乗せたとのこと。そのヒッチハイカーは、霧島・新燃岳の噴火による被災地からの帰りの災害ボランティアで、私のことも良く知っている人だったことに驚いて、わざわざお電話をくださりました。

そのヒッチハイカーのMさんは、阪神大震災以前から災害被災地を回り、ボランティア活動をされている方で、多くの被災地でよくお会いする方でした。

災害OUT・SIDE
http://dosv.shiga-saku.net/

H先輩、災害ボランティアへのサポート、ありがとうござしました。Mさん、相変わらずの行動力。お疲れ様です。


人のために汗を流す人たちがいる。偶然にも前職での関係先の先輩が、知人の災害ボランティアをサポートしてくれる。身近に起きた偶然の助け合いで、心豊かに感じている矢先に、またも幼い子が犠牲になった、残虐極まりない、忌まわしく、悲しいニュースが・・・・。こんな事件が起きることが信じられなく、悔しい!クソー!
情と理 [2011年03月01日(Tue)]
過去、様々な災害被災地に立ち、どの地においても考えさせられる「情と理」の場面。
発災直後の被災地及び被災者に対して行われる国そして自治体の対処

・人命救助に関するトリアージ から始まり、
・法に基づく行政からの支援策
・法に基づかない行政からの支援
・消防・警察・自衛隊などからの支援の在り方
・救援物資の配布
・災害ボランティアの活動の内容と制限
・避難所での設置と生活支援
・仮設住宅の建設と生活支援
・復興住宅の建設と生活援助 などなど

情と理、どちらに重きを置くか?人としてこれに対する正しい答えは容易に見出せないが、その判断を、それぞれの「長」は時間がない中で求められる。

災害時に限らず非常時に求められる、

集団の利益を重視する有事の掟
極めて辛い選択を、しなければならない場面が次から次と求められる。

最近の出来事では、口蹄疫での家畜の処分。鳥インフリエンザによりニワトリの処分。集団の利益のもとに行われた行為。

NZ地震での日本から駆けつけた家族へのNZ当局の対応。「情と理」の国の文化の違いに怒りを感じているだろう。

◇暴走しているトロッコ。あなたは「集団の利益を重視する有事の掟」を決断できますか?


これが、災害時に「長」とつく人全てに求められる極めて大切なこと!

災害時のボランティアセンターにおいて、常で議論になるのも、この部分の考え方の違いからくるものが多い。
永遠に答えが見つけられない「情と理」のバランス。
軽トラ用クレーン [2011年03月01日(Tue)]
地震災害で狭い路地などで活躍するのは軽トラック。そんな軽トラ用電動油圧クレーン。12ボルトで可動し、なんと軽トラから軽トラへは容易に人力で移動可能な優れもの。
過去の被災地でも大活躍してくれました。


パンタグラフ型ジャッキ [2011年02月23日(Wed)]
地震によって瓦礫の下敷きになった場合に、活躍する機材がジャッキ。車に搭載されているパンタグラフ型のジャッキも災害時の救出には十分役に立ちます。

この「二重式パンタグラフ型」ジャッキは狭いところにも入りやすい優れものです。現在は製造されているかどうか不明ですが、トヨタの小型車両に搭載されていたジャッキで、収納部の関係からコンパクトさを目的に作られたようです。

今最も多く使われている普通のパンタグラフ型ジャッキ(上)と比較してもコンパクト。挟む隙間の高さは普通タイプのほうが低いので、様々なジャッキを地域で準備することが肝要です。


車両を廃車しスクラップにする場合には、ジャッキやシートベルトは災害用に役に立つので取り外してから廃車に!
福祉避難所のこと [2011年02月21日(Mon)]
2007年7月に起きた、中越沖地震では柏崎市の福祉避難所への熱心な取り組みがありました。その真っ只中で奮闘された方のお話を伺い、過去の地震被災地と比較しての成功例として評価された陰に多くの苦労や課題も見えました。

仙台での19日土曜日のセミナーにて被災地責任として柏崎市のWさん話され、教訓としてメモしたことなどをランダムに。

◇柏崎市に6ヶ所設置。総定員数90名。
◇6ヶ所での延べ利用者(延べ避難者)数1368名。実避難者数105名。
◇開設日数最長は柏崎小、定員30名で44日間。
◇一般避難所への併設型が望ましい。その理由として本人も介護する家族も住まいに近いほうが良い。
◇運営には外部からの応援体制がないと被災地だけでは支援する側の絶対数が足りなすぎる。
◇車いす対応車両は必要不可欠。
◇一般避難所に比べ手厚い支援が受けられるため、人に入れ替えが出来なくなる。要するに居座ってしまう人が多い。
◇なので数日経過してから設置するほうが望ましいかもしれない。そして利用者のトリアージが必要。だが、その基準は難しい。
◇福祉避難所も余震などが落ち着いた時点で、帰宅し在宅ケアが基本。それを念頭に対応することが原則。自立の妨げにならないケアに心がける。
◇タイムスケジュール(柏崎小学校福祉避難所)
07:30 朝食
08:00 日動開始
08:30 介護申し送り、掃除、ゴミ捨て、トイレ掃除
09:30 身体清拭(希望者)、体操、お茶出し
11:45 昼食
13:00 入浴時間(希望者)、お茶出し
16:00 トイレ掃除
16:30 介護申し送り
16:45 夕食
18:00 終了

(以上がメモランダム)

震災直後、私が柏崎市にて福祉避難所を視察して回った感想では、福祉避難所は概ね高齢者対応であって、障がい者についての対応はそれほどなされていなかったように思う。

障がい者の対応については、むしろ障がい者支援を行っているNPOのネットワークなどにより、止むに止まれぬ思いで、ゲリラ的に民設民営にて対応していた。

障がい者支援に活躍されたNPO法人トライネットさん。そして我ら技術系ボランティア連合チームの拠点設置にもご協力を頂きました。

トライネットさん

活動拠点としてお貸しいただいた倉庫や駐車場

そして、仲間もこんな活動ができました。

小千谷風組

ヒューマンシールド神戸

与一隊長&IVUSA
重機が足りない [2011年02月17日(Thu)]
今日のNHK「クローズアップ現代」、テーマは「災害対応空白地帯」。災害時に救援活動や復旧作業にあたる重機の絶対数が足りないという問題について。
公共事業などが減り、重機を所有する事業者の数がここ数年で相当数減少とのこと。この冬の除雪作業も滞っている自治体も多く、大規模災害時に対処した仕組みづくりを早急に検討する必要があると、関西大学河田教授のご指摘。

ここ数年の異常気象による災害は常に想定外。

「居安思危」(安きに居りて危うきを思う)
「思則有備」(思えば則ち備えあり)
「有備無患」(備え有れば患い無し)
この言葉を常に心に!災害に立ち向かう知恵と勇気と・・・・

災害ボランティアの仲間達と行ってきた、過去の災害における重機等を活用した活動及び訓練等

























中越の豪雪 [2011年02月16日(Wed)]
先日、新潟県小千谷市塩谷の仲間たちから、新作”限定版”の「絆ジャンパー」をお送りいただきました。
ありがとうございます。大切に使わせていただきます(^^)/

その塩谷の古民家「芒種庵」です。この冬の豪雪により雪で完全に埋まってます。雪掘り、ご苦労様です。
http://bousyuan.at.webry.info/201102/article_1.html



雪のない季節の芒種庵です。半端じゃない、小千谷の雪の量がお分かりになると思います。

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塩谷への道

一人の人が仲間を求め
やがて人と人とが絆となって
多くの人たちが塩谷をめざした
ただ復興を願い
村人ともに汗と涙を流した
先人が成し遂げた偉業を
また一歩から

Road to “SHIODANI”
One person went in search of likeminded men and women
An emotional bond gradually formed between these volunteers
And they all set off together to SHIODANI
In the common hope of bringing the village back to life
They worked and cried with the villagers
And now they set off again
In the footsteps of those that went before
Starting again from the very first step

訳:Mr.D.Karashima/TNF

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