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災害ボランティアとその文化とは [2010年01月08日(Fri)]
震つなブックレットKOBEの検証シリーズ
−災害ボランティア文化〜阪神・淡路大震災15年と震つな−


阪神・淡路大震災の大惨事から間もなく15年を迎えようとしています。この15年間、日本はほぼ毎年のように地震・水害などさまざまな災害にみまわれ、そして多くの名もなきボランティアたちがその救援活動にあたってきました。さらには海外での自然災害或いは戦地にも日本の多くのボランティアが入っていきました。

この現象は災害時におけるボランタリーな救援活動が、日本における文化として根付いた証なのだろうか?

全国の災害ボランティアのネットワークとしてこの15年間活動してきた団体「震災がつなぐ全国ネットワーク(略称:震つな)」から、この度、災害ボランティアと文化をテーマにした冊子が出版されました。



《参考》

◇序章「発刊の願い」より

震つなは「何か大切なもの」を捜し求めてきた。それは「丁寧さ」、「一人ひとり」、「創造しあう」、「関わり続ける」…。あぁ、いろいろな過去の現場が浮かぶ…。そしてさらに探求し深めていくために、震災から15年という節目の年にあたる今、もう一度原点に返り、何のための災害ボランティアなのか、本当に「文化」だと胸を張って後世に残すべきものは何なのかを確かめたいのである。
この意味で本書は、震つなの軌跡の記録のみならず、自身の懺悔であり、遺言でもある。これまで災害現場でともに汗を流したすべての仲間に、そして、今後発生が危惧される災害の現場に駆けつけるであろうまだ見ぬ未来の若者らすべての人に本書を捧げたいと思う。 

◇目次と主な執筆者

《第1章》 
災害ボランティアは何をしてきたのか(村井雅清/矢野正広/栗田暢之/村野淳子 他)

《第2章》 
災害ボランティアの文化とは何か(吉椿雅道/浦野愛/鈴木隆太/白鳥孝太 他)

《第3章》 
震つなへの遺言(室崎益輝/渋谷篤男/渥美公秀/田中淳/黒田裕子/黒澤司)

《第4章》 
震つな座談会「つながりの中で解決する」

■詳細について:
https://blog.canpan.info/shintsuna/archive/604
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