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第三回東京都知的障がい者移動支援従業者養成研修二日目 [2010年02月14日(Sun)]
今日は、ガイヘル研修の講義二日目。
朝、会場に行って、
会場整理をしている最中、
受講生の方に「ブログみましたよ」と一言。

な、な、なんですってぇぇ!!ロケット飛行機汗

こんなブログ見てる人いるんですねぇ。
いやぁ、これからはヘタなこと書けませんね。
(今日、アクセス数2倍になってますね。誰が見てるんだ???)

さて、今日はガイヘル研修二日目。
つまり、講義の最終回。



な、な、なんと、昨日の部屋の倍以上のデカさっ!!
100名以上入る会場にぽつんと前にいる受講生。
なんとも贅沢な講義でした。

前回と今回のガイヘル研修は、
われわれのお庭である豊島区から離れ、
品川区という全く未知の領域での研修で、
かつ、品川区の親の会が共催ということで、
ボランティアのノリを大事にしているわれわれには
それだけでアウェー感がありますね。
なにせ、受講生のほとんどが
知的障がい児者の親や、福祉の業界人。

私なんぞは、そんな人の前で、
つまり私より年上の方や先達の前で、
「心理」や「倫理」などというコマを語りました。
こんなの、
10年早いわ!!
って言われてもおかしくないぐらいですよ。困った

一方で、
自分自身、前回と今回の二回の研修は
大変貴重な体験でもありました。

われわれは福祉の大きな転換を受け、
8年前に仲間たちでNPOを立ち上げ、
それまでいっしょに遊んできた知的障がい者と
支援費制度の金を使って、すき放題遊びました。
しかし、制度自体が崩壊したので、
ひーひー言いながらも
さまざまな事業に手を出してかろうじて維持してますが、
障がい者とされる彼らと同じ目線でいっしょに遊んでいるというノリは
かつても今もかわらないと思っています。

このような私たちのあり方は
自分たちだけでできたものではないです。
おそらく、今の親御さんたち
特に1970年代から80年代という時代を
さまざまな運動や団体をつくっては乗り越えてきた
親の会や先達がいたからこそなのだろうと思うのです。
私たちのやってることは、
親や諸先達の努力のおこぼれみたいなものです。
そんな思いが、ここ数年の私にはあります。

ですから、そんな親御さんや先達の前で話すことは
自分たちの成果を発表する絶好の機会だったと思います。

ですので、
当然ながらこの研修では、
障がい者についての「正しい」知識を教えることよりも、
私たちの経験を踏まえた私たちなりのオリジナルの語りを
心がけたつもりです。

3人の講師は全員うちのスタッフですが、
性格も語りも講義のスタイルも、ほんとばらばら。
でも、このばらばらさ。
うちらしいです。
正しい知識を説く講師というより、
一支援者としての見方・考え方・感じ方を
それぞれが語れたのではないかと思っています。

もちろん講義の仕方については、
もっともっと勉強していく余地がたくさんあると思いますが、
それを踏まえても、この二回の研修は、
大変意義深いものでした。

このような機会を与えてくださった
品川区
ならびに
品川区知的障がい者親の会
に心から感謝したいと思います。すいません

ありがとう、品川!!Good Luck品川!!花火

追伸
えーっと、講義中に訂正かなんかしようと思って
忘れてたことを思い出しました。
まぁ、講義に出ていた人で、
ここ見ている人にしか伝わらないでしょうが。

知的障がいの原因として、環境的影響として

「アヴェロンの野生児のように発達期に適切な教育や栄養を受けないため発達しない場合」

とテキストにもありますし、
講義でも担当者がそう説明してましたが、
かなり誤解を呼びそうな表現ですね。
アヴェロンの野生児に関しては、
実際に狼が育てたというのは眉唾で、
今でいう自閉症で親が捨てたのではないかという説などもふくめ、
はっきりしたことはわからないのです。
これで、環境要因を説明するのも
養育環境説を是認しているようでちょっと危ういですね。

まぁ、「なんのこっちゃ」と思った人は適当に流してください。
Posted by わたる at 22:34
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