マニュエル・キンティン・ラメのビデオ制作は、いよいよ、中盤〜最終ステージに入りました。
山岳地帯での撮影は終わり、残るは、ポパヤン市内のシーンです。
1. キンティン・ラメが、警察につかまり、馬に引っ張られて街を歩くシーン
2. 拘留中のキンティン
3. 新聞記者がキンティンにインタビューするシーン(実際のインタビュー記事に基づく)
4. 女性の権利についても重要視していたキンティンが、先住民族の女性達の前でスピーチするシーン
11月の撮影が終了してすぐ、私達は編集に取りかかりました。
ポパヤン市内で、もろもろ込みの1DK・月25,000円ぐらいの部屋を見つけ、オフィス&編集ルームにする事にしました。(日本やアメリカの感覚だと安い!ですが、ここでは、安くも高くもない、まぁ普通という感じです。)
これから毎月の家賃をなんとかする為に、収入源を見つけなければいけません。今年の目標=オフィスをキープする事!仕事に張り合いができて、良い事です。働かざるもの食うべからず。
自炊をしながら、みんなで川の字になって眠り、合宿状態ですが、快適です。
中には、仕事や居留区での用事がある人も居るので、全員がオフィスに居るわけではありませんが
平均3−4人で、仕事をしています。
最初の作業は、コンピュータへ撮影素材を取り込み、ログノート(各テープのタイムコードと撮影した内容を記録するもの)を作る事、次は、主要なシーンのナサ語をスペイン語に翻訳する事でした。
結構な作業量で、これだけで12月の殆どを費やしました。
この数日、私はヘオディエルと一緒に編集をしています。
ヘオディエルは、タフヌでシネミンガがメディアセンターを開いたときからのメンバーで、
編集は初心者ですが、意欲は満々です。私の方が頻繁に休憩しています・・・。
カルロスは今、助成金申請の締め切りがあって、編集を見る状態ではなく、
挨拶程度しかスペイン語のできない私が担当する事になりました。
スペイン語の辞書を片手にコミュニケーションに悪戦苦闘、普段の3倍ほど疲れました。
繋ぐのは、ヘオディエルの役目。私はあくまでも困ったときの技術指導に徹し、繋ぎに関しての口出しは、極力押さえなければならない立場です。
しかも、撮影中しゃべってるのはナサ語。内容はヘオディエルにしか理解出来ません。
「どの言葉が良い?」「ここは要らない?」「ここは映像はダメだけど音声はいいから残そう」
次は、「順番に並べ替えよう」などなど、殆ど単語だけで伝えました。
コミュニケーションに困ったら、絵を書いたり、得意のボディーランゲージ。
なんとかなるものです。
想いが伝わった時、お互い気があった時は、2人共盛り上がりました。
ちなみに、8割がた使っていた単語は、「cortar(コルタル)=切る」と「borrar(ボラル)=削除する」でした。
なんとか、3分強のシーンを、5時間ほどかけて繋ぐ事ができました。
今後は1月中に残りの撮影を終え、1月末には、形にする予定(コロンビアタイム)で作業を進めています。