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2014年08月11日

タイの通称エイズ寺 プラバートナムプー寺院について

今日は、僕が支援している、バンデック・タマラックの母体である、プラバートナムプー寺院とアロンゴット住職を紹介します。

まずアロンゴット住職は、大学で工学部を専攻し、更に海外の学位を取ったエリートから、20代後半に出家して僧侶となりました。その後、地方病院で孤独なまま亡くなっていくエイズ患者に出会い、エイズ寺を作ることを決意したそうです。下の写真がプラバートナムプー寺院です。
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当初、プラバートナムプー寺院では、大人の患者のみでしたが、その中に妊婦も多数いました。その後、出産時に母子感染し赤ちゃんもHIV感染しているケースが多かったそうです。お母さんが存命中は、寺院で母子を預かるそうですが、母親が亡くなると彼らは孤児になるそうです。下の写真はプラバートナムプー寺院に一時出家をした少年たちです。この日訪れた時は、ちょうど彼らへの儀式が行われていました。

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アランゴット住職は、HIV感染症という偏見のためタイ国内の孤児院で引き取ってもらえない子供たちを不憫に思い、子供用保護施設バンデック・タマラックの創設を決めたそうです。下は、お会いした時の写真です。なかなか会えない方ですので、とても緊張しました。

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子供たちは、高校を卒業すると高等専門学校や大学に進学することが出来るそうですが、施設は18歳までなので、その後はお寺で生活するそうです。アランゴット住職から聞いたのですが、この施設の母体であるプラバートナムプー寺院がエイズ患者の収容を始めたとき、感染症とエイズに対する偏見から、地域の住民たちによるすさまじい反対運動が起こったそうです。
寄付や寄進もなかったのでアロンゴット住職は、政府や大企業に陳情をしました。その後、この活動が王室の目に留まり、評価されたことで政府の支援や企業からの寄付が相次ぎ、運営が順調に出来るようになったそうです。タイでは功徳を施すことで天国に行けるという信仰があることも関係しているそうです。この施設のおかげで、患者の方が孤独なまま亡くなることは、無くなりました。下は寺院に併設している患者用の施設です。

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