日曜日は渋谷、RISPECTがあるビルの
Shibuya Universal Society(SUS)地下一階ラウンジ“SECO”
で開催された「ハジマリノツキ」というイベントに、Websigエコ&ピースの中野さんと、サービスグラントの嵯峨さんがそれぞれトークをするということで行ってきました。
http://ameblo.jp/earch2008/entry-10078562516.htmlこのイベントは
フェアトレードをはじめとするエシカルコンサンプション(倫理的消費) を通じて、いま世界にある、貧困・戦争/紛争・環境破壊などの問題に、 多くの人が気がつき、よりよい世界への行動の一歩を踏み出すための架け橋(arch となる
ことを目的としている
earch【あーち:earth+arch】という団体が主催しています。
アーティスト・クリエーターによるライヴ・パフォーマンスとソーシャルアクティビスト(社会活動団体)との新しい“つながり”がつくりだすコラボレーションイベント。
という趣旨のイベントのようです。
内容としては、フェアトレード関係のショップやビッグイシュー、UPLINKなどが出展していて、中心のステージでトークとライブを、ステージの横でライブペインティングを、と言った感じのイベントでした。
まだ第一回目のせいか、若干テーマの絞りが弱くゆるさ満載という気がしないでもなかったですが(笑)、逆にこのゆるさを楽しむようなこころもちでゆらゆら踊りにくるとよいかもと思いました。
トークでは、WebSigエコ&ピースの活動を中野宗さんが、サービスグラントの取り組みについて嵯峨生馬さんが、それぞれプレゼンされました。
WebSigエコ&ピースはWebにかかわる制作者が自分の専門技術を活かして社会貢献のあり方を模索し、サービスグラントはWebに関わらず、あらゆる業種の社会人が自分の技術を活かしてNPOやNGOのPRをお手伝いします。
もう少し具体的に書くと、WebSigエコ&ピースはNPOのWebサイトをボランティアで制作したりもしますが、それだと1は1しか生み出さないわけです。ですから インターネットの世界らしく、1を10にも20にも活かすために、Webに従事する人間の専門知識を活かして、皆が使えるツールや、マニュアル、辞書のようなものも作りたいなと試行錯誤しながら活動しています。
サービスグラントの場合は、逆に一つの制作物を半年かけてチームで作り上げることが第一マターです。
上記にも書いたように、あらゆる業種の社会人が参加しています。クリエイターだけが参加しているわけではありません。事務の仕事をしている人、建築家、舞台美術をしている人、コンサルティング業務をしている人、いろんな方が登録されています。デザイナーやコピーライター、HTMLコーディングをする人も、もちろん重要なんですけれど、サービスグラントは制作に入る前のマーケティングや企画の部分を大事にしているので、マーケティングができる人やプロジェクト進行ができる人、企画がたてられる人なんかも重要なわけです。さまざまな業種の人が、いろんな視点で、決められた期間の中で一つの制作物を作ることでNPOを支援する、それがサービスグラントの形であり資産です。
向いている方向性や内容は似ているのですが、目的や活動する人の種類はちょっとずつ違うわけなんですね。
Websigエコ&ピースに興味を持たれたWeb制作者の方はmixiのコミュニティに参加してみてください。月に1度、中野さんの会社ArkWebにてオフライン会議も行っています。
http://c.mixi.jp/wepサービスグラントに興味を持たれた方はこちらへ
http://svgt.jp/随時、説明会も行っています。
関連エントリ
du pope : NAKANO Hajime’s Blog
earchイベント「ハジマリノツキ」:WebSigエコピの今についてトークライブしてきた
http://nakanohajime.wordpress.com/2008/04/11/hajimarinotsuki/