• もっと見る

<< 2017年10月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
診療記録の検索
検索語句
種類別アーカイブ
タグクラウド
最新の診療記録
最新コメント
最新トラックバック
リンク集
※修理技術に関すること以外で、おもちゃ病院に関するご意見・ご感想等がありましたら、ぜひ下のブログからコメント入力してください。
ゆりかご日記
診療月別アーカイブ
171008 こいぬのドンちゃん お目覚め [2017年10月08日(Sun)]

こいぬのドンちゃん、MADE IN JAPAN

171008_ぬいぐるみ_0.JPG動かなくなってから、何年も眠ったまま。

171008_ぬいぐるみ_1.JPG

電池の液漏れで、マイナス電極がサビ腐食。

171008_ぬいぐるみ_2.JPG

年代物の犬のぬいぐるみ、外被覆を脱がして分解点検します。
金属製のギアボックスサビ発生が見られますが、四肢プラスチックの骨折やギア破損などの機械的な不具合は見られず、モーターも問題なく回ります。(せっかくですので、グリスアップを施しておきます。)

次に、故障原因は電気系統にあるはずと、背中部から電池ボックスを確認して、唖然としました。
171008_ぬいぐるみ_3.JPG

電池の液漏れだけでなくプラスチックの老朽化も相まって、電極スプリング部分が両方とも
底が抜けていました。

171008_ぬいぐるみ_4.JPGこれだけプラスチックが脆くなっては、ケースの復元は困難です。

幸い、電池フタ内のスイッチ片は、まだピカピカ!
コチラの電極接点にラグ端子を増設して、スイッチだけ再利用します。

続きを読む...