• もっと見る

<< 2024年04月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
診療記録の検索
検索語句
種類別アーカイブ
タグクラウド
最新の診療記録
最新コメント
最新トラックバック
リンク集
※修理技術に関すること以外で、おもちゃ病院に関するご意見・ご感想等がありましたら、ぜひ下のブログからコメント入力してください。
ゆりかご日記
161221 不用おもちゃの基板で技術研修 [2016年12月21日(Wed)]

不用なおもちゃ、大募集!!
こわれたり、使わなくなったおもちゃは、捨てないで!
「 おもちゃクリニック ゆりかごに寄付してください。
おもちゃドクターが定期巡回で回収して再利用します。


こわれていても、いいんです。

例えば、不用おもちゃ内部の基板は、おもちゃドクターの技術研修の教材となります。
この記事は、先日から挑戦している回路図作製ソフト「Fritzing」の練習報告です。



@祭り太鼓で音頭取り

太鼓で音頭_回路図(クリックで拡大)マックの景品おもちゃからスピーカを部品取りして、残った基板を題材にして、回路図作製の練習教材として再利用する。
基板パターンに表面実装で抵抗とコンデンサが取付けられているが、文字読取りは至難の技! (何もないことも多い)

実物のおもちゃは3Vで動作確認済。プッシュスイッチを押すと、「ドン・ドン・ドン・ガラカッカ・ドドン・ガ・ドン」を、2回繰り返して止まる。
作製した回路図は、DIPタイプのICに入れ替えるイメージで見てください。



ACITY BUS

CITY BUS_回路図(クリックで拡大)こちらは動作未確認。正しい電圧も不明。2004年製でも表面実装が採用されている。ついでに、実際の動作も検証してみよう。

回路図は、COBを適当なピン数のPICマイコンに見立てて、Pin5はVSS、Pin14はVDDとした。
スピーカ直接駆動だが、電源電圧が不明、電池2本から試しながら、徐々に上げていこう。
回路図から、4個のプッシュスイッチは、効果音や曲目選択などの役割かと思われる。



※同時に、ブレッドボード配線図も作れます。
ボード配線1(クリックで拡大) ボード配線2(クリックで拡大)

回路図と同時にブレッドボードの実体配線図も、作製練習。まるで、パズルみたい。
やり出すと面白い。もしもPIC換装するなら、これで動作検証が容易。

壊れたり不要なおもちゃでも重宝する。
おもちゃクリニック ゆりかご が1月〜2月と冬休みの間は、
おもちゃドクターの研修期間です。各自のスキル向上が目標。

できれば、実物の基板も、検証後はケースに組み込みたい! 乞うご期待。
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
コメント
Fritzingは、無料でオープンソースの電子回路設計用ソフト。
本日、ブログTOPページ左下の「リンク集」にも、ダウンロードURLを掲載しました。

http://fritzing.org/home/
上記のURLから「Download」タブをクリック、「No Donation」(無料版)を選択、
自分の使っているOS環境に合わせてファイルをダウンロード、インストールします。
Posted by:おもちゃDr.わたなべ  at 2016年12月20日(Tue) 01:03