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ゆりかご日記
151266 千両箱を持った「まねき猫」 [2016年01月09日(Sat)]
●2015年12月27日、午後1時〜3時
●上越市市民プラザ 1階ホールにて

千両箱を持った「まねき猫」が来院。

まねき猫(クリックで拡大)
じつは貯金箱でした。
大阪弁がピッタリですが…、硬貨を入れても音が出ません。

まず全身をキレイに拭いてから手術開始。



先端部の接点(クリックで拡大)
本体の内部で、カラカラと音が聞こえます。
電極接点が留められたプラスチック部品の欠片が出現。


硬貨を入れると接点が動いて硬貨の種類を感知する仕組み。
試しに金属接点を基板パターンに沿って動かしてみましたが、反応なし。

大阪弁は聞けず、残念です!
反応なし(クリックで拡大)
コメント
おもちゃドクターとして駆け出しの頃、あわてて何でも分解してしまうクセがあり、あとで組み立て直しに苦労した覚えがあります。

そこで、おススメなのが、まず全身をキレイに拭くことです。お客様がどんな思いで来院されたのか、楽しんで遊んでいた様子などに思いを馳せ、よく観察して手術手順をイメージすることから始めます。

残念ながら、この貯金箱は修理不能でしたが、ホコリを落として見違えるようにキレイにして、お渡しすることで、また使ってもらえるようになると嬉しいです。
Posted by:おもちゃDr.わたなべ  at 2016年01月10日(Sun) 01:01