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「はっちゃれキャンプ2015」事業を実施しました  [2015年08月12日(Wed)]
 とても暑かった今年の夏! 野蒜小の元気な子どもたちが2泊3日のキャンプにチャレンジしました。8月7日(金)から9日(日)までの3日間、川崎町のエコキャンプみちのくを会場に、8つのチャレンジプログラムに挑みました。
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 この事業は、一般社団法人宮城県キャンプ協会が取り組んでいる東松島市野蒜地区の野蒜小学校と宮戸小学校の児童を対象とした被災児童支援キャンプで、今回が4回目、通算すると8回目を数えます。残念ながら、宮戸小学校の児童は地域の「宮戸まつり」と日程が重複したため、参加児童はいませんでした。
 今年のはっちゃれキャンプにおける8つのチャレンジは、次のような内容でした。

チャレンジ@ 『キャンプの達人チャレンジ』・・・・・テントの達人、炎の達人、調理の達人、リスクの達人になるべく、4つのグループから1〜2人ずつチャレンジしました。その様子を写真で紹介します。
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チャレンジA『自分たちでつくる野外料理』・・・・・夕食を初めて自分たちでつくりました。メニューは夏野菜カレー、メインの食材をグループ争奪じゃんけん大会で獲得し、P8070059.JPGゴーヤの苦さがなんとも言えない風味を醸し出し、はんごうで炊いたごはんもちょっぴり焦げたけれどおいしかったのです。
チャレンジB『ディナーメニュー相談』作戦会議・・・・・これは2日目の夕食をビュッフェ形式にして、各グループがメインメニューを1品ずつつくり、みんなで楽しいディナーパーティをつくりあげるもので、食材選びに大バトルを演じ、獲得した食材でどんな料理を提供するかを相談しました。ちなみに、食材は、豚肉、鶏肉、魚肉、野菜・フルーツの4種類でした。
チャレンジC『最高の朝ごはんをつくろう』・・・・・和食メニューをグループ全員で協力してつくりました。調理の達人、炎の達人が大活躍しました。P8080001.JPG朝食後には、昼食用の「おにぎらず」を各人各様につくり、ていねいにラッピングしました。
チャレンジD『とことんカヌー体験』・・・・・エコキャンプ場に隣接する釜房湖でのカヌー体験です。ほとんどの子どもたちが初の体験とあって、説明を聞く態度は真剣そのもの!
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パドルを思うように操れず、進む方向が意に反したり、クルーの息が合わず同じ場所をグルグルまわったりしましたが、とても楽しそうに優雅な(?)時を過ごしました。温泉棟でシャワーを浴びて、待望の昼食タイム、おにぎらずはとてもおいしくいただきました。なかにはカヌーでがんばりすぎて食べ終わった後も「はらへったー」を連発し、予備分に舌鼓を打った子もいました。育ち盛りだもんねー! 
昼食後はのんびりタイム。でもほぼ全員がスラックラインやドッチビーなどのアクティブに楽しく参加していました。スラックラインでは上級生が下級生をやさしくサポートする姿も見られ、ほほえましい姿に感動を覚えました。
チャレンジE『最高のディナーをつくろう』・・・・・1日目の夜にグループで相談したメニューにいよいよチャレンジです! 提供したメニューをご覧ください。
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ジュースで乾杯後、またたく間に料理はみんなのおなかに中に・・・!  「もっと食べたいよ」の声も聞かれました。たくましい食べっぷりに スタッフの唖然とする顔、うらやましい顔・・・。
満足した後は、一路 夢の世界に 一直線! 食べながら寝ている子もいました。 明日の最終日に向けて ぐっすり おやすみなさい。
チャレンジF『最後につくる最高の朝ごはん』・・・・・今朝のメニューは洋食(?)パンに卵料理、ハム、野菜サラダ、牛乳で腹ごしらえ。6時ちょっと前から雨が降り出し、いささか気がそがれたものの過ごしやすい気温になり、ホッとしました。なにせ熱中症対策に細心の注意を払っていたスタッフは一安心といった表情に・・・。
降雨のためテント撤収を見合わせ、学習棟での雨天プログラムに変更。ゲームや新聞紙を使ってのお話講座(新聞紙でTシャツができあがるストーリー)に夢中になって取り組むうちに時間も過ぎていきました。
チャレンジG『思い出のアルバムづくり』・・・・・しおりのページに撮りためた写真を選んで貼り付け、世界に一つだけの自分のアルバムをつくりました。アルバムづくりの合間にサインを書き込んでもらう姿もあり、それぞれ仕上げに熱心に取り組みました。
 最後の食事はスタッフ提供の『ぶっかけそうめん』と『すいか』でした。大きなザルに山盛りのそうめんがまたたく間に少なくなっていく光景は、まさに元気盛り、食べ盛りの子どもたちであることを証明しており、そのエネルギーが無尽蔵であることに年老いた私(スタッフ)はうらやましそうに眺めるばかりでした。
 自分たちの荷物をパッキングしているうちにおわかれの時刻となり、エミージョが徹夜でつくったスライドショーで3日間をふりかえりました。(作成者のエミージョの昨夜の行動は、睡魔との闘いであり、眠気覚ましの食べ物のせいで肥満化との闘いでもあり、しまいには自分の顔を叩き、足をつねり、・・・・・。(実際のところはエミージョしかわかりません?)
グループリーダーを務めた5・6年生4人の感想発表も聞き、今回が最後となる6年生からもコメント発表があり、中学生になってもリーダースタッフとして参加したいという申し出もあり、たいへんうれしく思いました。
 この3日間、子どもたちは持てる力を存分にプログラム展開に発揮してくれ、目に見えて分かるほどの成長ぶりを示してくれました。それはまるで好天続きの大地に降った雨がどんどん吸収されるがごとくにも見えるほどで、たくましく感じられました。この体験を地域での生活にも生かせることを願っています。 

 参加した子どもたちは元気にバスに乗り込み、エコキャンプみちのくを後にしました。後刻、バスに添乗したスタッフに聞いた話では、爆睡状態であったとのこと。お疲れさん、がんばったね!

 来年4月には、野蒜・宮戸の2小学校が統合され、宮野森小学校として新たな一歩を歩み出すことになります。力を合わせて新しい伝統と歴史を築いてくれることを確信しています。この子たちならきっとできる!と・・・。

 この事業は独立行政法人国立青少年教育振興機構の「子どもゆめ基金」および一般財団法人公園財団みちのく公園管理センターエコキャンプみちのくからの助成金と協賛金をいただき、実施することができました。
また、公益社団法人日本キャンプ協会と東松島市教育委員会からの後援をいただきました。
 関係機関・各位に心から感謝申し上げます。
          2015.8.12  一般社団法人宮城県キャンプ協会 
                                  ( by タック )







Posted by 浅野 at 09:54
ファミリーキャンプ2015 報告 その3(最終回) [2015年08月05日(Wed)]
今日も朝から気温は30度超え。
いささかうんざりしていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
こんな時こそ、アウトドアで緑濃き森林と青い海や湖沼が恋しくなりますね!
同じ暑さでも、大自然の中に身をまかせると、まったく違った暑さ感覚に誘われ、心身ともにスッキリした気持ちになれるのは、不思議でもあり、ありがたいですね。
さて、「ファミリーキャンプ2015」事業の報告も今回が最終となります。
前回までは、1日目の様子をお伝えしましたので、2日目(最終日)の様子をアップします。

 私が目覚めたのは早朝の4時でした。すでに野外には虫かごを持った子どもとおとうさん、おかあさんの姿が見られました。ねらいは、カブトムシのようです。私の姿をみつけるなり、「カブトムシはどこ?」というかわいい元気な声。すかさずポイントを指さすと、一目散にその方向へ走っていく親子。うまく見つけられるといいなぁと思いながら、テントサイトに目を転じると、なにやら真剣に足元を見つめているおとうさんに遭遇しました。昨夜の落し物を探しているとのこと。いっしょに探していると、ビーズ細工のような物を発見、拾い上げるとお目当ての品物でした。「よかった。これで自宅に帰れる!」の声に安堵しました。
 また、昨夕から熱中症気味で体調を崩していたお子さんもだいぶ回復しているとの報告を受け、これまた一安心。宿泊がコテージ泊だったのが幸いでした。
 参加した家族がそれぞれ朝食をとり、テント撤収に汗だくで取り組んでいる傍らで、小さなからだでご両親のお手伝いにがんばっている子どもたち。声をかけると、「手伝いをたのまなくても、動いてくれているんです。家では考えられないことです。うれしいです!」のおかあさんの声。環境は人間を成長させてくれることを実感したひとときでした。

 10:00、本日のメインイベントのスタートです。野外での実施予定でしたが、暑さ対策のため、エアコンのきいた学習棟に場所変更。最近流行の『グラマラスキャンプ』(手ぶらでキャンプ気分を楽しめる)ではないけれど、小さなお子さんも参加するキャンプでは、無理は禁物! せっかくの楽しいキャンプも、たったひとつの嫌なできごとで台無しになってしまうことはよくあることです。私たちが常に意識していることのひとつに、「参加者にマイナスイメージを持たれないキャンププログラムの提供をすること」があります。このことがキャンプ愛好者イコール仲間をふやしていくことにつながるからなのです。
 話がそれましたが、2日目のイベント『手打ちうどんつくり』に挑戦です!
その奮闘ぶりはことばでの説明よりも写真で想像をふくらませながら感じ取ってください。
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 手打ちうどんを堪能したら閉村式の時刻が迫っていました。
集まってきた参加者の方々の表情は、とてもすがすがしく美しく見えました。(もともと美男美女の集まりでしたが・・・)とてもあの暑い中で大奮闘した皆さんとは思えないくらいでした。心身ともにグッタリかなと思いきや、『疲れも残ったけれど、それよりなにより子どもたちが楽しかったと感じてくれたので・・・。またキャンプに来るぞ!』と目が訴えているように感じました。

 無事に皆さんが帰宅できたであろう時刻まで待機していた私たちでしたが、それぞれ帰途につきました。

 ご参加いただいたご家族の皆さん、おつかれさまでした、そしてありがとうございました。
 残念ながら参加できなかった皆さんには、次回のご参加をお待ちしております。

 ここでPRをひとつ
   8月29日(土)〜30日(日)に1泊2日で、『家族で防災エコキャンプ』を予定してい   ます。対象は小学とその家族です。内容は、東日本大震災の体験を生かし、キャンプスキル   を防災に生かすノウハウを学びます。会場はエコキャンプみちのくです。
   詳細や申込方法については、当協会事務局 090−5186−1217 宛てにお問い合   わせください。

 もう少しで仙台七夕が始まりますね。楽しんでください。
 暑さも和らいでくれると助かりますね。
 体調管理にはくれぐれもご留意を!

 私たちは、今週の7日(金)〜9日(日)の2泊3日でキャンプインします。
 被災児童支援キャンプ『はっちゃれキャンプ2015』をエコキャンプみちのくで実施します。
 ひよっとしたら また会えるかも・・・!

                     2015.8.5   byタック

Posted by 浅野 at 09:18
ファミリーキャンプ2015の報告 その2 [2015年08月03日(Mon)]
『ファミリーキャンプ2015』に参加されたみなさん、こんばんは。とは言ってもすでにお休みの時刻ですね。今日は、お仕事に出られた方が多かったと思います。(当たり前のことですよね。失礼しました。)2日間の暑さにエネルギーを奪われたままの方はいないとは思いますが、まだ楽しさの余韻とともにお疲れが回復されていないのではないかと気になっています。マイナーな話からのスタートでごめんなさい。
 私はというと、昨夜は早目に寝たせいか、目覚めはすっきりでした。早く目覚めるのは年のせいかもしれませんが・・・。
 ファミリーキャンプでスタッフが撮影した写真を整理していたら、参加された皆さんのステキな表情が見てとれ、2日間のプログラムの様子も含めて紹介したい思いにかられました。
 そんなわけで、肖像権に配慮しながら写真を中心に紹介させていただきます。
8月1日(土)11:15 入村式 強い日射しを避け、エアコンのある学習棟にて行いました。ファミリー紹介やゲームでアイスブレイクで一気に皆さんとの距離が縮まりましたね。
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12:00 持参のお弁当を食べて、エネルギー注入
13:00 メインプログラムのひとつ 竹ご飯に挑戦
初めてのこぎりで竹切りをした子どもやお父さんの真剣な表情とケガが心配なお母さんの表情が印象に残りました。 
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苦労してつくった竹はんごうでの炊飯は、炭火でじっくり じっくり 
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焦げることもなくじょうずに炊けたご飯の味は?  至福の表情に見えました。
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バンブークラフト(竹細工)に挑み、お箸づくりをしました。コップやお皿をつくったりもしました。
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その後のフリータイムの過ごし方は、ファミリーでさまざまでした。
温泉棟で汗を流してサッパリ気分になれた方、スラックライン(綱渡りの一種)やドッチビーを使用したストラックアウトを楽しんでいました。
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その後は一斉にファミリーごとの夕食づくりに取り組み、おいしそうな匂いが草原に流れまくりました。バーベキューメニューが多かったように思います。
19:00 お待ちかねのキャンプファイアー
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厳粛な雰囲気と楽しくはっちゃけた時間は、あっというまに過ぎてしまいました。
夜カフェは、焼きマシュマロやジュースなどお子様向けメニューと、ワインやスモークチーズといった大人のティストを味わいました。おつまみはもちろんスタッフの手づくりでした。
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おとなのメニューを好んだ子もいて、飛ぶように?  お皿がからになりました。
オネショを心配して、ドリンクストップをめぐる親子バトルも 見えましたね。
花火も楽しみ満足したのか、子どもたちはすぐに爆睡したようでした。

これで1日目の様子がおわかりいただけたでしょうか?

次回は、2日目の様子を紹介する予定です。 お楽しみに!
 写真提供は マジョマジョ エミージョ と キムニイ でした。
                    by タック
                


Posted by 浅野 at 23:34
28家族に参加いただいたファミリーキャンプ2015が終了しました [2015年08月02日(Sun)]
連日の猛暑続き、どこにいても暑いこの時期ですが、キャンプで楽しく暑さを乗り切ろうと、28家族、109人の皆さんにご参加いただいた『ファミリーキャンプinみちのく公園2015』が本日終了しました。
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 今年で14回目を数えるこの事業ですが、年々参加者が増えており、キャンプを愛好する人々の増加を肌で感じることができ、うれしい限りです。
 さて、今年のファミリーキャンプは、「竹はんごうでごはんを炊く」、「バンブークラフトで箸や食器をつくる」、「手打ちうどんをつくって味わう」ことをメインプログラムとして、皆さんに自然の恵みを感じていただきました。
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 この他に、キャンプファイアーや夜カフェなど例年実施しているプログラムも楽しんでいただけたと感じています。
 かく言う私も、寄る年波には勝てないなあとは感じつつも、楽しそうに活動に参加いただいた皆さんの明るい笑顔、特に子どもたちの笑い声と笑顔に励まされ、2日間を乗り切ることができました。感謝! 感謝!
 あまりにたくさんのエピソードが生まれたために、今回だけではその様子を伝えることがむずかしいので、回数無限大の報告を今後も継続いたします。
(本音は、疲れちゃってとても眠いのです。今夜は早目に休ませていただきたくzzz・・・)
次回の報告もお楽しみに!     by タック
         
 
Posted by 浅野 at 20:50
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