「連携」が流れ出す兆し [2011年11月17日(Thu)]
ビハール州に「出張」中のナショナル・フォーラムのヴェヌゴパール氏から電話が入った。
「(携帯のプリペイドの)チャージがないから、かけ直して!」 といわれて折り返し電話する。 UP州で活動するハンセン病関係NGOが集まるコーディネーション会議が、月末にあるという。 UP州のハンセン病回復者リーダー2人が、そのコーディネーション会議に招待されている。 (旅費はデリーにあるNGOが負担) 当事者である回復者がその会議に参加することが重要。 私と、SILF(ササカワ・インド・ハンセン病財団)にもぜひ参加して欲しいと考えている、と。 UP州の活動のコーディネーション会議をなぜデリーでやるのか?という疑問はさておき (その方が実質的に意思決定権を持つ関係者が集まりやすいからでしょう)、 州レベルで活動するハンセン病回復者が、当事者として支援団体から認知されること。 ナショナル・フォーラム会長のゴパール博士以外の回復者が、会議の場に招待されること。 (SILFを否定的な目で見がちな)当事者団体のナショナル・フォーラムの方から、「SILFも参加しては」と電話がかかってくること。 今までになかったことだ。 これで期待し過ぎてはいけない。 きっとまた期待を裏切られるようなことは待っている。 でも、 飛び上がりたい気持ち。 この図式が大半の州に定着したら、きっと私のインドでの任務は終わる。 |