「傍観者ではない視点」 [2012年09月03日(Mon)]
8/25〜9/1、ダラムサラ、デリー、マディヤ・プラデーシュの会長出張、無事終了。
とりあえず年末までいくつかある山脈のひとつの峠を越えました。 今回の会長訪印は、サンケイエキスプレスでCampus新聞大賞をとった学生記者が全行程を同行するというおまけつき。 皆の期待に反して一度もお腹を壊さなかった、タフガイなユイカワくんが最後に残してくれた感想。 「日本財団という立場も、(卒業後に就職予定の)報道という立場も、当事者にはなれない。 当事者にはなれないけれど、でも傍観者ではない、当事者により近い立場での関わり方があるということを、会長や皆さんがハンセン病回復者と接するのをみて学んだ。 それはこれからの仕事に活かしていきたいと思う」 私の中でベースになっている、学生時代の恩師の言葉を思い出す。 「本当に必要な支援は、現場を現地の人と歩きながら考える。 車でもなく、自転車でもなく、歩きながら。 そうすれば答えがみえてくる」 この環境で、この立場で、この距離で、当事者と関われることは、貴重なことだと改めて思う。 詳細の内容は笹川会長ブログからご覧ください↓ https://blog.canpan.info/sasakawa 今回は努力の甲斐あって、メディアにも多くとりあげていただきました。 http://health.india.com/news/who-ambassador-commends-india-on-its-effort-of-lower-rates-of-leprosy/ http://www.dailypioneer.com/state-editions/bhopal/91312-cm-for-action-plan-to-rehabilitate-leprosy-patients-in-state.html http://www.dailypioneer.com/state-editions/bhopal/91311-why-separate-colonies-for-leprosy-patients.html |