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汲む [2010年12月18日(Sat)]


弱ってるときは、茨木のり子の詩が沁みる。

従姉から餞別にもらった詩集より。

----------------------

汲む


大人になるというのは
すれからしになることだと
思いこんでいた少女の頃
立ち振る舞いの美しい
発音の正確な
素敵な女のひとと会いました
その人は私の背のびを見すかしたように
なにげない話に言いました

初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき
堕落が始まるのね 堕ちていくゆくのを
隠そうとしても 隠せなくなった人を何人も見ました

私はどきんとし
そして深く悟りました

大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子供の悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇  柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと……
わたくしもかつてのあの人と同じくらいの年になりました
たちかえり
今もときどきその意味を
ひっそり汲むことがあるのです


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コメント
自分の感受性くらい」という詩も、有名だけどとてもよいよ。
このままでいいのかなと悶々としていた時期に、よくこの詩に奮立たされました。
よかったら見てみてね。
Posted by: awa→aya@名古屋  at 2011年01月04日(Tue) 17:53

出張、お疲れ様でした。体力よりも精神的に疲れがでたようですね。
好きな曲でも聴きながらゆっくりして癒してください。
Ms.Yamaguchiも相変わらず元気そうでなによりです!

この時期、すぱーくを思い出します。
ハリマオ改めスコット
Posted by: スコット  at 2010年12月18日(Sat) 23:27

じっくりと心にしみる詩だね。
手帳に書き移してみようと思ったよ。
ステキな詩の紹介、ありがとう(*^_^*)
Posted by: あや@名古屋  at 2010年12月18日(Sat) 09:20