菜園出荷も終わりました。
春から、わざわざお買い求めいただいた皆様、ありがとう
ございます。
さて、さて、北朝鮮からミサイルが飛来するとして、学校で
は避難訓練し、防衛力装備の充実を図っている安倍政権ですが
、現実の脅威は地震や台風等の自然災害です。
地球温暖化の影響で、ハリケーンのような大型台風が頻発し
、日本列島を直撃する回数は、増えると、8年前に、京都大学
のK先生の講話を伺った時は、半信半疑でしたが、残念にも、
予測が当たってしまっています。
100年に一度の浸水範囲を予測したハザードマップを、千年
に一度の浸水域に見直したら、覚悟を決めなければならなくな
る居住地域が、どの程度の面積になるのでしょうか。
今回のような災害が、今後、頻発するようなことがあれば、
日本の国力に、ダメージを与え続け、明るい未来を展望しにく
い社会になるでしょう。
紛争や戦争によって、武器の消費ニーズが高まる産業や、犯
罪多発によって、監視機器等の消費ニーズが高まる警備産業等
を除けば、企業は、本来、ユーザーの生活、人生を充実させ、
安定させることが、企業の発展に、繋がることだと思うのです。
したがって、資源や化石エネルギーを大量に消費している企
業は、利益の一部を、地球温暖化や生物多様性の保全に、振り
向けるべきなのです。
もちろん、国家も、各地方自治体も、個人レベルにおいても
、自然環境とのアプローチにおいては、もっと、科学的にセク
シーであるべきだと思うのです。
一部の超富裕階層の思考に任せても、富と権力への執着が強
すぎて、地球環境の保全分野では、理性的ではないことが読み
取れます。
やはり、賢明で、相当な数の中間層を復活しなくては、なら
ないと思うのです。
今回の水害で、電気に依存する近代文明社会の弱点、現行国
土利用計の見直し、陸上自衛隊員の増員の必要性、地方自治体
職員の増員等が、課題として、上げられると思います。
いくらAI化を進め業務の効率化を図り、中央に情報を集積し
国家管理しても、ゲリラ災害には、訓練されたアナログな人的
配置が必要なのです。
世界に類を見ない自然災害多発国日本・・・・美しい日本を
守り、育てて行くためには、欧米先進国の真似をするだけでな
く、独自の、国づくりのシステムが必要な気がします。
近未来を担う、若者には、たいへん重い課題が、課せられて
いるように思います。
日本ラグビーの活躍から、地域づくりにとっても、大きなヒ
ントを得られそうです。
一つは、世界から、自分達の長所、短所を見出し、長所を伸
ばすチームカラーづくりを明確にしてきたこと。
チームカラーづくりのため、適材・適所に人員を配置し、必
要な、力量、スキルを向上させてきたこと。
相手チームを研究し、勝利の戦略をとっていること。
あきらめない、逃げない不屈の精神力の養成。
・・・現状の正しい認識には、覚悟と勇気がいることです。
一度しかない人生・・・後悔しないトライの人生を歩んで欲
しいと思います。
地道な練習を積み重ね、トライしつづけることを願いま
す。
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