少女と夏水仙(金子校長殉職記念)
[2009年07月29日(Wed)]
「少女と夏水仙」(金子校長殉職記念少女像)について報告する。
昭和59年7月29日、金子明校長は富津市大貫海岸で殉職した。海に流された子供たちを救助するためであった。力尽き海に沈んだ。23名の児童は全員助かった。今年は殉職25周年になる。
子どもたちの急を知った海水浴客の皆さんが我が身を挺して救助してくださった。私のメモによると、富津の大野さん・増田さん・森さん・平塚さん、川崎の菅野さん・山崎さん・内田さん、横浜の中村さん・多田さん・内田さん、更に新井さん・山口さんなどであった。感謝は言葉に言い尽くせない。
制作者の彫刻家金子健二先生(東北福祉大学教授)も肺ガンのため、一昨年11月20日召天された。悲しいことであった。当時事故の顛末を一部始終知った金子さんは深く心を動かされ、少女像の制作に全力を尽くされたのであった。
何とも哀しい表情である。「献身と奉仕」を表す夏水仙の花言葉は「あなたのためなら何でもします。」である。
先生は第一回本郷新賞を受賞した著名な作家である。多くの宮沢賢治作品を制作した。NHKでも特集「彫刻家金子健二の世界」を放映した。PTAと地域は少女像設置に全力を尽くした。
「少女と夏水仙」像は、今日も校庭の一角から子どもの成長を見守っている。
昭和59年7月29日、金子明校長は富津市大貫海岸で殉職した。海に流された子供たちを救助するためであった。力尽き海に沈んだ。23名の児童は全員助かった。今年は殉職25周年になる。
子どもたちの急を知った海水浴客の皆さんが我が身を挺して救助してくださった。私のメモによると、富津の大野さん・増田さん・森さん・平塚さん、川崎の菅野さん・山崎さん・内田さん、横浜の中村さん・多田さん・内田さん、更に新井さん・山口さんなどであった。感謝は言葉に言い尽くせない。
制作者の彫刻家金子健二先生(東北福祉大学教授)も肺ガンのため、一昨年11月20日召天された。悲しいことであった。当時事故の顛末を一部始終知った金子さんは深く心を動かされ、少女像の制作に全力を尽くされたのであった。
何とも哀しい表情である。「献身と奉仕」を表す夏水仙の花言葉は「あなたのためなら何でもします。」である。
先生は第一回本郷新賞を受賞した著名な作家である。多くの宮沢賢治作品を制作した。NHKでも特集「彫刻家金子健二の世界」を放映した。PTAと地域は少女像設置に全力を尽くした。
「少女と夏水仙」像は、今日も校庭の一角から子どもの成長を見守っている。