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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


記憶メカニズム [2007年03月29日(木)]
※作成:川口市立東本郷小学校(桑原清四郎校長の許可を得て転載)<なお、平成19年2月より桑原が徐々に追加し内容を膨らませていきます。/色>



脳科学の知見を生かす(3)

1 記憶のメカニズムを教育に生かす

<記憶とは「記銘(覚える)−保持(保存する)−想起(思い出す)」を合わせたもの>

※それぞれの情報は、映像の部屋・音の部屋・言葉の部屋に保存される。
ニューロンとシナプスがつないでいる。これらは、記憶をつなぐひもとなっている。

思い出すとは情報をたぐり出すこと。
記憶のひもが細くなると思い出せなくなる。※認知症

「うっかり物忘れ」

※前頭前野のワーキングメモリー(脳のメモ帳)は使わないと細くなる。

           

記憶のひも(ニューロンとシナプス)を鍛えると太くなる

〜記憶のひもを太くする方法〜

○ニューロンとシナプスを刺激する

@声を出す(前頭前野を活性化)
※音読、口の体操ウォーミングアップ、暗唱

A運動をする(運動すると運動連合野のとなりの前頭前野を刺激)
記憶のメモ帳の容量が大きくなる。
※外遊びの後の授業への集中(学習モードへの切り替え)へ


2 心の成長には脳が大きく影響

「子どもの頃、肉体的な苦痛を味わったことのないような子どもは、成長して必ず不幸な人間になる」…コンラード・ローレンツ(ノーベル医学・生理学賞を受賞した動物行動学者、オーストラリア人)

子どものときの肉体的苦痛とは、折檻を受けたというようなものではなく、暑さ寒さに耐えた、ひもじさに耐えた、苦しい仕事をしたことなど。
このような肉体的体験が、人間の脳の脳幹を刺激する。

              

○子どもは脳幹を鍛えないと脳幹が痩せてしまって、忍耐力がなくなる。

(4)ほめて育てる へつづく
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コメント
論は、記憶力を増強するには
「好奇心」と「努力」と「忍耐力」と、ちょっとした「コツ」
ということなのでしょう。
Posted by:桑原清四郎  at 2006年12月22日(金) 05:56
授業をするに当たって子どもに言っていること。
 @がばっつと喰らいつくこと。
 A脳みそ絞りをすること。頭が痛くなるほど・・・
 Bどんどん書くこと、どんどん発表すること。
ぼやっとしたまま授業を受けても効果があがりません。スパインが膨らみません。ニューロンが伸びません。シナプスが繋がりません。利根川進博士の研究を受けて実践検証中です。(桑原)
Posted by:桑原清四郎  at 2006年11月18日(土) 22:03