第3回「心の教育」自主研究発表会について(2)
[2007年02月26日(月)]
次の文は、第3回「心の教育」自主研究発表会における森昭雄
先生の講演にたいする教頭森一夫「お礼の言葉」です。私たちの願
いや思いを良く表していますので下記に報告します。
森教授による講演「脳科学と教育〜ITと子どもの脳〜」から
「お礼のことば」
川口市立東本郷小学校 教頭 森 一夫
本日、森先生には、「脳科学と教育」という演題で、貴重な資料
に基づきながら、ITと子どもの脳の関係から、人間らしく心豊か
な子の育成に向けたお話しをしていただきました。
特に先生には、これからの21世紀を担う子どもたちの幸せづくり
、幸せの基礎づくりという大きな使命のもとにたくさんのご示唆
をいただいたように思います。先生には、たくさんのことを教えて
いただきましたが、私は、次の点を特に強く感じ、まとめさせてい
ただきました。
1つめは子ども達がたくましく、よく生きていくためには脳幹
リズム・生体リズムを整え、生命の中枢である脳幹をしっかりさせ
ること。それには、日常から子ども達が早寝早起きをすること、睡
眠時間をしっかりとること、朝食をしっかりとること、学習・運動
をしっかり行うことなど生活習慣の確立とともに成長への土台づく
りがいかに大切であるかを知ることができました。
10歳で95%の脳の神経回路が組み上がるという脳科学の知見
に基づき、二度と戻らない大切な時期、取り返しがつかない時期に
、子どもにとってのよい環境づくりやそれを踏まえた教育の推進が
重要であることを改めて感じました。
2つめは前頭前野は人間としての生き方、人格形成にとって大事
であること。前頭前野の機能を活性化することにより、子ども達の
判断力向上や欲望の抑制、自分勝手な行動、無気力、キレルことな
どが減り、人間らしく心豊かになることが分かりました。
そのためには読書や人とのかかわり、そして対話することの大切さ
を再認識いたしました。また、逆にゲームやテレビ・ケイタイなど
のメディア接触の時間が長いと左脳に影響が出、働きが低下するこ
とも分かりました。ワーキングメモリーが働かないと短期記憶がで
きなくなり、結果として、学習能力が下がるということです。家庭
でのテレビ・ゲーム等の時間を見直し、親子や友だち、自然とのふ
れあいを多くするなど、子ども達の五感に触れる体験をこの土
台づくりの時期にやっておくことがとても大切であることを感じま
した。
3つめは子どもたちの気持ちの安定のためには、セロトニン
神経からセロトニンが分泌されるよう運動をする、太陽を浴びる、
よく噛むなどが必要ということです。
また、良い回路をつくるための繰り返し学習をすることによりシ
ナプスの増強を図ることは、子ども達のより良き成長につながるこ
とを学びました。また、そのためのよい教育環境づくり、密度の高
い各教科等の授業・質の高い教育等、先生から叱咤激励されたよう
に思います。
いずれにしても「心」は脳神経の配線回路、ネットワークとと
らえ、人間らしさを司り脳の他領域をコントロールする前頭前野と
これを支え、たくましく生きるための大脳辺縁系や生命中枢の脳幹
まで含めて子ども達の「心の教育」と捉え、今後も知・情・意の発
達成長とともに知・徳・体のバランスのとれた子どもたちのよりよ
い成長を期した環境づくりと教育を推進しなければならないと確信
いたしました。
本日、先生からご講演いただいたことを明日の教育に生かし、人間
らしく心豊かな子どもの育成に努めて参りたいと存じます。森先生
、本日は貴重なご講演いただき本当にありがとうございました。
先生の講演にたいする教頭森一夫「お礼の言葉」です。私たちの願
いや思いを良く表していますので下記に報告します。
森教授による講演「脳科学と教育〜ITと子どもの脳〜」から
「お礼のことば」
川口市立東本郷小学校 教頭 森 一夫
本日、森先生には、「脳科学と教育」という演題で、貴重な資料
に基づきながら、ITと子どもの脳の関係から、人間らしく心豊か
な子の育成に向けたお話しをしていただきました。
特に先生には、これからの21世紀を担う子どもたちの幸せづくり
、幸せの基礎づくりという大きな使命のもとにたくさんのご示唆
をいただいたように思います。先生には、たくさんのことを教えて
いただきましたが、私は、次の点を特に強く感じ、まとめさせてい
ただきました。
1つめは子ども達がたくましく、よく生きていくためには脳幹
リズム・生体リズムを整え、生命の中枢である脳幹をしっかりさせ
ること。それには、日常から子ども達が早寝早起きをすること、睡
眠時間をしっかりとること、朝食をしっかりとること、学習・運動
をしっかり行うことなど生活習慣の確立とともに成長への土台づく
りがいかに大切であるかを知ることができました。
10歳で95%の脳の神経回路が組み上がるという脳科学の知見
に基づき、二度と戻らない大切な時期、取り返しがつかない時期に
、子どもにとってのよい環境づくりやそれを踏まえた教育の推進が
重要であることを改めて感じました。
2つめは前頭前野は人間としての生き方、人格形成にとって大事
であること。前頭前野の機能を活性化することにより、子ども達の
判断力向上や欲望の抑制、自分勝手な行動、無気力、キレルことな
どが減り、人間らしく心豊かになることが分かりました。
そのためには読書や人とのかかわり、そして対話することの大切さ
を再認識いたしました。また、逆にゲームやテレビ・ケイタイなど
のメディア接触の時間が長いと左脳に影響が出、働きが低下するこ
とも分かりました。ワーキングメモリーが働かないと短期記憶がで
きなくなり、結果として、学習能力が下がるということです。家庭
でのテレビ・ゲーム等の時間を見直し、親子や友だち、自然とのふ
れあいを多くするなど、子ども達の五感に触れる体験をこの土
台づくりの時期にやっておくことがとても大切であることを感じま
した。
3つめは子どもたちの気持ちの安定のためには、セロトニン
神経からセロトニンが分泌されるよう運動をする、太陽を浴びる、
よく噛むなどが必要ということです。
また、良い回路をつくるための繰り返し学習をすることによりシ
ナプスの増強を図ることは、子ども達のより良き成長につながるこ
とを学びました。また、そのためのよい教育環境づくり、密度の高
い各教科等の授業・質の高い教育等、先生から叱咤激励されたよう
に思います。
いずれにしても「心」は脳神経の配線回路、ネットワークとと
らえ、人間らしさを司り脳の他領域をコントロールする前頭前野と
これを支え、たくましく生きるための大脳辺縁系や生命中枢の脳幹
まで含めて子ども達の「心の教育」と捉え、今後も知・情・意の発
達成長とともに知・徳・体のバランスのとれた子どもたちのよりよ
い成長を期した環境づくりと教育を推進しなければならないと確信
いたしました。
本日、先生からご講演いただいたことを明日の教育に生かし、人間
らしく心豊かな子どもの育成に努めて参りたいと存じます。森先生
、本日は貴重なご講演いただき本当にありがとうございました。



