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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


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心の3原色・伝達物質の回路M [2010年03月09日(火)]
心の三原色(神経伝達物質)

 心を彩るのが神経伝達物質、この多寡と重なり・バランスによって心の状態が決まります。ドーバミン・ノルアドレナリン・セロトニンの3つが特に重要で「心の3原色」と呼ばれます。ノルアドレナリンは興奮させ、ドーパミンは快感とやる気をださせ、セロトニンが調整しバランスをとらせます。


 ドーバミンは「快感物質」、報償系の中心、脳全体に快感を運びます。喜びが脳全体を満たし、体全体にまで波及します。心も体も全開します。意欲も湧きます。ただし、暴走すると依存症になります。薬物依存・アルコール依存・ギャンブル依存などをおこします。


 ノルアドレナリンは防御・攻撃など「危機対応物質」です。とっさの生命保持です。アクセル・ブレーキでいうとアクセルです。「動物脳」ですから脳幹や視床下部、大脳辺縁系が働きます。活力・エネルギーの源泉です。


 セロトニンは、時により場所によりアクセルになりブレーキになり調整します。前頭前野が司令本部、全体最適を保持しながら目的・目標達成にむけて調整します。うつ病の薬です。


 3者のさじ加減で微妙な心の色合いが決まります。ドーバミンは快楽・動機付け、ノルアドレナリンは覚醒・注意・判断力、セロトニンは安定・落ち着きを生み出します。

一言で言うと
@ドーパミン(快、やる気)
Aセロトニン(快・不快の抑制)
Bノルアドレナリン(興奮)となります。
 ドーバミンだけだと快楽主義になります。ノルアドレナリンだけだと「ピリピリ」か「行け行けどんどん馬車馬型」になります。セロトニンだけだと事が進みません。ここでも三位一体・バランスが重要です。

 伝達物質は極微の世界、ピコグラムの世界です。心はピコグラムの世界で彩られています。ですから容易ではありません。しかし、人間の叡智は解決策を見つけだしています。心をいかすには、「脳にいいこと」だけすることです。たった7つ、その絶対ポイントと順序は次の通りです。

          心を活かす7つの原則

1 ネガテブ思考の「大そうじ」をする。ネガテブ思考消去・・・これが土台
2 プラス志向で脳にポジテブな回路をつくる。・・・プラス志向
3 何事にも「愛情表現」を忘れない。・・・愛と感謝
4 全身の細胞から健康になる。・・・身体のエネルギー
5 瞑想などで脳を「人智を超えた大いなる力」につなげる。・・・「大いなる力」とのつなり
6 目標を持ち、脳に眠る才能を開拓する。・・・目標達成に集中
7 つき合う人を選んで、脳に良い刺激を与える。・・・良い人間関係
 これを順序どおりやるのです。
 
先日のNHKラジオ深夜便で高田弘和先生が非常に単純に言い当てていました。 
 @ 全て良くなる。
 A 悪いことは起こらない。
 B 嫌なことは思い出さない。
                   (高田弘和)
○近況報告
 3月1日 おさなご園訪問 幼児の発達観察
 3月5日 「ターゲットタンパク研究プログラム公開シンポジウム」参加 文科省副大臣挨拶
 3月9日 ジャック幼児教育研究所で講演
 3月11日 「脳情報通信融合研究キックオフシンポジウム」参加 原口総務大臣挨拶
  いずれも本ブログに反映させていきます。最先端の研究成果続出でした。!!

 次回は「愛」で育てる実践」 お楽しみに
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