「我慢・努力回路」F
[2010年01月24日(日)]
脳科学実践シリーズF「我慢・努力回路」を育てる実践
我慢・努力回路は教育活動全体を通してを育まれる。学年に応じ、適時・適量・適切に配分され、我慢回路は鍛えられていく。鍛える最も良い機会は持久走大会、2番手は運動会・組体操である。運動系がやりやすく効果的である。学習・思考系は工夫が必要である。視覚野・運動野は臨界期が早く、前頭野は遅い。特に前頭前野は遅い。一歩一歩である。その一歩をないがしろにすると、後になって取り返しがつかない。待つこと・我慢すること・努力することは幼児からである。
夏休みが終わるとすぐに運動会、運動会は我慢・努力回路を鍛える絶好の場である。練習から本番まで我慢・努力の連続。学校を挙げて練習に入る。入退場の行進・ラジオ体操、開・閉開式、かけっこ・リレー、ダンス・表現、団体種目と多種多様である。1つとして我慢・努力を要しないことはない。全体で個人で、学年で・ブロックで練習を重ねていく。

運動会は地域の祭り、観客が多ければ多いほど、勝って嬉しい・負けて悔しい感情が増幅する。喜怒哀楽は大脳辺縁系、大脳辺縁系を踏まえて前頭前野は発達していく。
運動会が終わり音楽会が終わると次は持久走大会、大会に向けて個人で・学年で・ブロックで走り続けていく。脳幹でリズムを整え、大脳辺縁系・小脳で動物性を鍛え、前頭葉で抑制シナプスを発達させる。体育授業では学年に応じ3分間走、5分間走、7分間走を取り入れる。毎時間毎時間の継続が大事、一発勝負はダメ。脳は継続で発達していく。

持久走大会は大事、練習だけでは効果が薄い。本番があってこそ全てが生きる。本番では黙々と走ることが大事。苦しくても苦しくても走り続けることが大事。途中で音を上げないことが大事。我慢回路は日々の練習と本番で育っていく。にもかかわらず、運動会を簡略化し、音楽会は隔年、持久走大会はやらない、そういう学校がある。いい学校になるはずがない。我慢・努力回路を発達させるには持久走に勝るものはない。持久走でチャランポランの子はチャランポランな大人になるし、しっかり走る子はしっかりした大人になる。40年近い経験ではっきり言える。
音楽の練習も我慢・努力回路を発達させる。1回・2回でトランペットを吹ける子はいない。トロンボーンも同じ、「時間の確保・場の確保・指導の確保」が大事、加えて練習・練習である。憧れていたクラブであっても練習を重ねる以外に上達の道はない。子どもは音楽好き、音感良し、あっという間に吹けるようになる。音が出る、曲になる。音質も変わってくる。

音楽は道徳教育の中核であり、人間教育の最重要ツールといえる。脳幹でリズム、大脳辺縁系でテンポ、大脳新皮質でハーモニーである。リズム・テンポが基本でハーモニーは応用であろう。低学年からハーモニーを強調しすぎてはいけない。必ず失敗する。ダメの証拠は@楽しくない。Aうまくいかない。B音楽嫌いが増える。歌う・踊る・叩く・弾くなど脳幹・大脳辺縁系中心にすべきである。旧約詩篇には例証が山ほど記録されている。3千年も前の話だ。
東本郷サッカークラブ、創立40年、強豪チームである。県内のみならず県外からも試合の申込みがあった。歴代の監督・指導者は長い間ねばり強く指導を重ねてきた。我慢・努力回路を育てる指導であった。 エネルギーの溢れる子どもがサッカーで育った。

放課後 一人黙々と逆上がりの練習をする子ども。得意な子ほど練習が好き、よく練習する。誰がいなくても一人でやる。 「もっと上手に・もっと早く・もっと軽々と回りたい」という。努力が天才をうむ。努力に勝る宝なし。我慢・努力回路、これが人生キーワードであろう。

脳は抑制が中心。抑制の仕組みが、脳・神経系の正常な活動に対して極めて重要な役割をしており、脳・神経系の生理学が「抑制」生理学と呼ばれてきた所以である。バスケット細胞の発見、ニューロンにおける側枝の働きなど研究はどんどん進んでいく。再度言います。我慢・努力回路は大事、とりわけ教育=人間形成にとって大事です。
次回は「人間関係回路を育てる」 来週はじめです。お楽しみに!
我慢・努力回路は教育活動全体を通してを育まれる。学年に応じ、適時・適量・適切に配分され、我慢回路は鍛えられていく。鍛える最も良い機会は持久走大会、2番手は運動会・組体操である。運動系がやりやすく効果的である。学習・思考系は工夫が必要である。視覚野・運動野は臨界期が早く、前頭野は遅い。特に前頭前野は遅い。一歩一歩である。その一歩をないがしろにすると、後になって取り返しがつかない。待つこと・我慢すること・努力することは幼児からである。
夏休みが終わるとすぐに運動会、運動会は我慢・努力回路を鍛える絶好の場である。練習から本番まで我慢・努力の連続。学校を挙げて練習に入る。入退場の行進・ラジオ体操、開・閉開式、かけっこ・リレー、ダンス・表現、団体種目と多種多様である。1つとして我慢・努力を要しないことはない。全体で個人で、学年で・ブロックで練習を重ねていく。

運動会は地域の祭り、観客が多ければ多いほど、勝って嬉しい・負けて悔しい感情が増幅する。喜怒哀楽は大脳辺縁系、大脳辺縁系を踏まえて前頭前野は発達していく。
運動会が終わり音楽会が終わると次は持久走大会、大会に向けて個人で・学年で・ブロックで走り続けていく。脳幹でリズムを整え、大脳辺縁系・小脳で動物性を鍛え、前頭葉で抑制シナプスを発達させる。体育授業では学年に応じ3分間走、5分間走、7分間走を取り入れる。毎時間毎時間の継続が大事、一発勝負はダメ。脳は継続で発達していく。

持久走大会は大事、練習だけでは効果が薄い。本番があってこそ全てが生きる。本番では黙々と走ることが大事。苦しくても苦しくても走り続けることが大事。途中で音を上げないことが大事。我慢回路は日々の練習と本番で育っていく。にもかかわらず、運動会を簡略化し、音楽会は隔年、持久走大会はやらない、そういう学校がある。いい学校になるはずがない。我慢・努力回路を発達させるには持久走に勝るものはない。持久走でチャランポランの子はチャランポランな大人になるし、しっかり走る子はしっかりした大人になる。40年近い経験ではっきり言える。
音楽の練習も我慢・努力回路を発達させる。1回・2回でトランペットを吹ける子はいない。トロンボーンも同じ、「時間の確保・場の確保・指導の確保」が大事、加えて練習・練習である。憧れていたクラブであっても練習を重ねる以外に上達の道はない。子どもは音楽好き、音感良し、あっという間に吹けるようになる。音が出る、曲になる。音質も変わってくる。

音楽は道徳教育の中核であり、人間教育の最重要ツールといえる。脳幹でリズム、大脳辺縁系でテンポ、大脳新皮質でハーモニーである。リズム・テンポが基本でハーモニーは応用であろう。低学年からハーモニーを強調しすぎてはいけない。必ず失敗する。ダメの証拠は@楽しくない。Aうまくいかない。B音楽嫌いが増える。歌う・踊る・叩く・弾くなど脳幹・大脳辺縁系中心にすべきである。旧約詩篇には例証が山ほど記録されている。3千年も前の話だ。
東本郷サッカークラブ、創立40年、強豪チームである。県内のみならず県外からも試合の申込みがあった。歴代の監督・指導者は長い間ねばり強く指導を重ねてきた。我慢・努力回路を育てる指導であった。 エネルギーの溢れる子どもがサッカーで育った。

放課後 一人黙々と逆上がりの練習をする子ども。得意な子ほど練習が好き、よく練習する。誰がいなくても一人でやる。 「もっと上手に・もっと早く・もっと軽々と回りたい」という。努力が天才をうむ。努力に勝る宝なし。我慢・努力回路、これが人生キーワードであろう。

脳は抑制が中心。抑制の仕組みが、脳・神経系の正常な活動に対して極めて重要な役割をしており、脳・神経系の生理学が「抑制」生理学と呼ばれてきた所以である。バスケット細胞の発見、ニューロンにおける側枝の働きなど研究はどんどん進んでいく。再度言います。我慢・努力回路は大事、とりわけ教育=人間形成にとって大事です。
次回は「人間関係回路を育てる」 来週はじめです。お楽しみに!



