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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


脳科学を生かした実践、驚くべき成果 [2019年05月20日(Mon)]
脳科学を生かした実践の驚くべき成果です。学習力の飛躍的向上が見られました。ワーキングメモリーは学習する能力を示します。
私自身これまでくっきり成果が出るとは思ってもいなかったのです。
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入学以来3年間実践した3年生は、3年相当8%・相当以上92%、
2年間実践した4年生は、4年相当21%・相当以上78%
1年間実践した5年生は、5年相当47%・相当以上15%
学年相当以上の割合は実践年数に準じて92%→72%→15%となったのです。
脳は4年生・10歳ぐらいまで急激に伸びていくことがわかりました。
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教育は小学校が大事、小学校でも低学年が大事、土台になるからです。
歴史上でも、優れた教育者はみんな小学校を最重要年代と捉えていました。
成城小学校・成蹊小学校・日本女子大付属小学校、お茶の水女子大付属小学校・・・

 明治維新のリーダーはすごかった。国の仕組みもできなかった明治5年に「学制」を発布しました。初代文部大臣・森有礼は教育の基本精神を「Obedience・Ⅾignity・riendship」の3つに定めました。卓見でした。
 明治維新以来150年経った現在でも、古い伝統のある小学校では「校訓」として残している場合もあります。新設校で取り入れている学校もあるのです。温故知新です。

 時流に流され教育方針を誤ったら、取り戻しができません。
時代は激変しています。パラダイムの転換が求められています。desu.

 明治維新の改革、戦後の改革、そして現在AI時代の改革です。
眼目は脳科学を基盤にした教育です。

聖徳学園が良い仕事をしています。参考にしてください。

 私は校長として2001年から2005年まで、再任用教員として2008年まで実践研究しました。
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