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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


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参院臓器法案審議傍聴 [2009年07月02日(木)]
 参議院に行き、臓器移植法案の審議を傍聴した。

 A案は「脳死を(一律的に)人の死とする」を基調とする。これに対し、川田・岡崎・千葉・森・近藤・小池・・亀井等の議員は対案を提出し、前回川田議員は対案の趣旨を説明し、慎重な審議を求めた。埼玉県選出の古川俊治委員は現行法をいかした修正A案を提出するという。しかも与野党有志とのこと。嬉しい。「古事記」「万葉集」以来の生命観を継承発展させてほしい。

 A案の推進者は、今通らなければ、10年15年遅れる。人身売買まで進むおそれがあると訴えた。確かに現状では危惧はある。しかし、「白銀も黄金も玉もなにせんに、勝れる宝子にしかめやも」の国である。日本人の親心は深い。万物にいのちを感じる心を持っているのだから。

 柳田参考人が話し始めると満場が水を打ったように静かになった。「死者5000人」と捉えてはいけない。「一人が死んだ」その悲劇が、5000回繰り返されたのです。ユダヤ600万人の死ではなく、少女アンネ・フランク一人の死としてとらえて下さい。そこで初めて一人一人の死が見えてきます。

 どこの街にも評判の良い医師がいる。安心感を与え信頼されている先生がいる。我が家の家庭医竹中先生もその一人である。先生は一言「人の死は法律できめるものではないが・・・」といった。

 ドナーを提供する人も受ける人も、その家族も、周囲の人も医師も知恵を出し合って社会的な合意を得てほしい。移植そのものを反対する人は一人もいないのだから・・・。 

 無理をしないでほしい。乱暴な決め方をしないでほしい。「脳死は死」を主張しすぎないでほしい。「ドナーカードはもういらない」などと言わないでほしい。 

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