日本財団公益コミュニティサイト CANPAN CANPANブログ:公益法人,NPO,CSR,社会貢献活動のための無料ブログ

脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


最近の記事
最新コメント
デューランゆかり
埼玉県医師会長吉原忠男先生訪問 (01/02)
田中文雄
授業で再現(4) (12/08)
野本貞義
川口南Hondaの販売作戦 (10/26)
當間喜久雄
いずみ高校の教育 (09/14)
狭山事件とDNA指紋分析 [2009年06月09日(火)]
 第27回感性脳科学教育研究会において永瀬正臣先生(79)が狭山事件について2時間にわたって講演された。1963年5月1日、埼玉県狭山市において、女子高校生Yが誘拐され、5月4日死体で発見された。強盗・強姦・死体遺棄であった。同年5月23日、近隣の被差別部落の青年石川一雄が別件で逮捕された。以来46年間先生は事件に関わってきた。当初から「何かおかしい」と感じていた。講演の最後に先生は、狭山事件にも足利事件と同じく、DNA鑑定によって石川一雄さんの無罪をはっきりさせたいと願いを述べた。

 冊子「狭山事件」が出版された。「世界宗教者平和会議」での発言ををきっかけに、部落問題を解決するための宗教者の団体(同宗連)ができた。本書はそこに属する神道・仏教・キリスト教の64教団約十八万三千寺社の「同和問題」担当者が調査研究・検討し発表した報告書である。その責任者として、先生は「正義と平和と愛に生きる宗教者として、私たちはこの事実を見逃し続けるわけにはいかない」という。

 「事件発生」、「出会い」、「強姦・殺害」、「芋穴」、「教科書発見」、「かばん発見場所」、「ゴムひも発見現場」、「死体発見現場」と自白の動線を辿ってみると、「矛盾や不可能」が続出したという。

 3大物証@カバン A万年筆 B腕時計は、いずれもデザインが異なっていたり、インクの色が違ったり、ダレス製のカバンだったりした。また、「脅迫状」の筆跡は似て非なるものであった。無意識・大急ぎで書いた場合、特に本人の普段の癖がでる。

 手錠をはめたまま取り調べすることなどができるのであろうか。法令・内規ではどうなっているのであろうか。脅し・恫喝・懐柔いずれも「無理が通れば道理が引っ込む」、無罪が有罪になる時、決まって違法・誘導尋問・事実誤認がある。自白優先、物証なし、偽証の横行である。

 狭山事件はその典型のようだ。DNA指紋分析は正義のための強力な道具である。蒸し返されそうな事件を永遠に片づける最良な方法である。米国では2001年までに749人の死刑が執行され、3593人の囚人が死刑執行を待っている。DNA指紋分析によって117人冤罪が晴らされている。DNA指紋分析を早急に導入してほしい。「無実の人から『見えない手錠』をはずさなければならない」と、永瀬先生は強く訴えた。 
トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。

この記事へのトラックバックURL:
http://blog.canpan.info/brains/tb_ping/199
コメントする
名前:
Email:
URL:
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク

 
ご利用前に必ず ご利用規約(別ウィンドウで開きます) をお読みください。
CanpanBlogにコメントした時点で本規約を承諾したものとみなします。
コメント
プロフィール


カテゴリ
http://blog.canpan.info/brains/index1_0.rdf
ブックマーク
月別アーカイブ
最新トラックバック
情報肥満 (07/16)