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脳科学ブログ(教育への架橋)

脳科学の知見を生かし、実践現場との架橋・融合をめざす。仮説・実践・検証により、教育のエビデンスを生みだし、揺るぎなき教育の一端を担いたい。“教育は愛、愛こそ教育” 願いは子どもの幸せである。


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足利事件とDNA [2009年06月08日(月)]
 「殺すなかれ」「偽証を立つるなかれ」、これが人倫と裁判の鉄則である。足利事件、確かな証拠なしに無実の人を犯人にしてはならない。絶対あってはならない。ましてや裁判において!!!

 息子が逮捕された時の父・母のショックはいかばかりであったことであろうか。「殺人者の母」として生きた17年間、息子の無実を知らされぬまま逝く母親の無念はいかばかりであったことだろうか。母なら分かる。直感で分かる。思いめぐらし思いめぐらし、「やっぱり息子ではない」と感じ取ったであろう。

 DNA鑑定の原理は、1985年アレッタ・ジェフリーによって発見され、「ネーチャー」に発表された。しかし、現実への適応はまだまだであった。

 反復される短い塩基配列の散らばり方パターンが同じ家族でも個人によって大きく違うのである。研究は飛躍的に発展し、犯罪捜査の個人識別に生かされるようになった。

 間違う確率は、4兆7000億人に一人という。菅家裁判では800人に一人だったとのこと。裁判の場合、特に最新の研究成果によって検証し続けなければならない。  

 いよいよ、嘘をつけない時代がやってきた。脳の動きは千分の一秒単位で把握できる。今何を考えているか、何を求めているか。個人の識別など髪の毛一本、唾一滴、血液ちょっぴりでOKである。
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