「意欲・感動」を生む授業と脳科学
[2008年09月13日(土)]
「意欲・感動」を生む授業と脳科学」
桑原 清四郎
1 授業の3要素
@ 一番重要なのは課題のイメージ化です。全ての段階で決定的に
重要です。大脳新皮質を中心に扁桃体や側頭葉、海馬が活躍しま
す。
A 次に、アレゴリズムの定着です。掛け算や引き算の手順や方法
です。スッキリ確実に覚えることが肝要です。中途半端やあいまい
は混乱を生みます。扁桃体・海馬・側頭葉を軸に大脳新皮質も使い
ます。
B 最後が、トレニングによる習熟です。習熟によってシナプス増強が
起こり、太い回路となって確実に繋がります。記憶回路ができるので
す。脳幹や大脳基底核から小脳や側頭葉まで活動します。
以上は脳の3つの構造と一致するのです。いずれの活動も情動回路
や記憶回路を回し、上下左右、脳全体のネットワーク・ループ回路と
なってはじめて機能を発揮するのです。
2 「意欲と感動」を生む基礎条件
@「教育は愛」「愛こそ教育」である。愛されなければ、安心が生まれ
ない。安心がなければ意欲はわかない。
A扁桃体は、好き嫌いを支配し、側座核は安心と意欲をうむ。安心の
ない所に教育は生まれない。
B意欲が高まると意欲満々の「やる気」がでる。
C「やる気」は脳幹と基底核・大脳辺縁系・大脳新皮質の3つが連携
して強力に起こる。脳幹が出発、側座核から新皮質全体をめぐる。
D「やる気」の妙薬は成功体験・「ヤッター体験」である。感動は成功
体験から生まれる。
E小さな成功体験を積み重ねることが大事。成功が成功を生む。
F脳幹・大脳辺縁系・大脳新皮質を一体のものとして捉え鍛え、育む
こと。
3 やる気を起こさせる7箇条(「やる気」のもとは即座核です)
・褒める。(即座核・扁桃体を中心に情動回路、記憶回路が作動
する)
・目的意識や目標を強く持つ。(前頭前野が働く)
・対象などを好きになる。(出発は教えてくれる先生です。「先生
大好き」が一番です。)
・快感を味わう。(ドーバミンが出て報酬回路が働く)
・集中力を高める。(アドレナリンが出て緊張する)
・適度な運動を心がける。(運動がからだを育て心を養う)
・十分な休息をとる。(DNAを修復し、細胞を生き返らせる。質の
よい眠りが大事)1単位時間の中でもゆったりしたりほっとした
りする時も大事です。セロトニンがでてバランスをとります。緊
張だけでは脳は持ちません。
桑原 清四郎
1 授業の3要素
@ 一番重要なのは課題のイメージ化です。全ての段階で決定的に
重要です。大脳新皮質を中心に扁桃体や側頭葉、海馬が活躍しま
す。
A 次に、アレゴリズムの定着です。掛け算や引き算の手順や方法
です。スッキリ確実に覚えることが肝要です。中途半端やあいまい
は混乱を生みます。扁桃体・海馬・側頭葉を軸に大脳新皮質も使い
ます。
B 最後が、トレニングによる習熟です。習熟によってシナプス増強が
起こり、太い回路となって確実に繋がります。記憶回路ができるので
す。脳幹や大脳基底核から小脳や側頭葉まで活動します。
以上は脳の3つの構造と一致するのです。いずれの活動も情動回路
や記憶回路を回し、上下左右、脳全体のネットワーク・ループ回路と
なってはじめて機能を発揮するのです。
2 「意欲と感動」を生む基礎条件
@「教育は愛」「愛こそ教育」である。愛されなければ、安心が生まれ
ない。安心がなければ意欲はわかない。
A扁桃体は、好き嫌いを支配し、側座核は安心と意欲をうむ。安心の
ない所に教育は生まれない。
B意欲が高まると意欲満々の「やる気」がでる。
C「やる気」は脳幹と基底核・大脳辺縁系・大脳新皮質の3つが連携
して強力に起こる。脳幹が出発、側座核から新皮質全体をめぐる。
D「やる気」の妙薬は成功体験・「ヤッター体験」である。感動は成功
体験から生まれる。
E小さな成功体験を積み重ねることが大事。成功が成功を生む。
F脳幹・大脳辺縁系・大脳新皮質を一体のものとして捉え鍛え、育む
こと。
3 やる気を起こさせる7箇条(「やる気」のもとは即座核です)
・褒める。(即座核・扁桃体を中心に情動回路、記憶回路が作動
する)
・目的意識や目標を強く持つ。(前頭前野が働く)
・対象などを好きになる。(出発は教えてくれる先生です。「先生
大好き」が一番です。)
・快感を味わう。(ドーバミンが出て報酬回路が働く)
・集中力を高める。(アドレナリンが出て緊張する)
・適度な運動を心がける。(運動がからだを育て心を養う)
・十分な休息をとる。(DNAを修復し、細胞を生き返らせる。質の
よい眠りが大事)1単位時間の中でもゆったりしたりほっとした
りする時も大事です。セロトニンがでてバランスをとります。緊
張だけでは脳は持ちません。



